内田春菊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小3の時に読んで以来、18年ぶりに読みました。あの時の衝撃が生々しく蘇るなあ。
でも、当時わからなかった気持ちとか生理現象とか(笑)、いまならよく分かる。なので、今回はちゃんと味わうことができたと思います。
内田春菊の他の作品は読んだことがないけれど、シンプルな描画と説明のほとんどないストーリーに、その独自性を感じます。小説も書いているみたいだし、多分お話を作るのがもともと上手い人なんじゃないかな。
終わり方は唐突だけれど、遅かれ早かれそういうことになるんだと思うし、設定がそもそも悲劇的なんだから、ディティールの差こそあれ、悲しい結末以外のストーリーは私は思い浮かばない。
終わりがすべてな -
Posted by ブクログ
ネタバレ男っていつまで「自分の女」だと勘違いし続けるんだろ?
いつでもヤれると思ってるんだろ?
しかもそういう男に限って鼻が利く。
恋人同士には恋人同士の時だけのルールがある。
それはその間だけ適用されるルール。
そういう区別がつかない男が…なんだろうね。
久々の内田春菊せんせ。
赤裸々なのだよね。
女性って…やっぱり男をたたせてあげようとするじゃないですか?
それを勘違いするじゃないですか。
こいつ俺に気がある、とか。
俺を誘ってる、とか。
ごめんね全然そんな気ないのよ。でもはっきり言ったら
傷ついちゃうでしょ?気ィつかってんのよ。
でもそれがまた勘違いすれ違い。
挙句の果てには「おまえが悪い」。