原田宗典のレビュー一覧

  • たまげた録

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    ネタバレ

    文庫では初読の筈なのだが
    神様が自宅に降臨した話とか、武者小路実篤先生の話とか、
    夜霧よ今夜もありがとうの話とか、なんとなく読んだような気がする内容がちらほら。
    もしかしたら単行本で読んだのかな。全く記憶にないけど。

    基本的にはタイトル通り『たまげた』話。
    どっちかというと下ネタ寄りかな。
    などと思っていると操山会館のO崎さんのエピソードとか
    ほろっとする話が混ざっているから油断ならない。
    『相棒』でおなじみ、大谷亮介さんの豪快エピソードには驚くばかり。
    先日引退を表明した加藤鷹氏が登場するところには
    あまりのタイミングの良さに身震いした(笑)。

    然るに『たまげる』ということは、知って嬉し

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    2013年08月17日
  • 十七歳だった!

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    中学生の時に読んで大ハマリし、高校生の時に読んで爆笑していた本。偶然本屋で見つけたので20代中盤の今また読んでみた。時代は違うけどやっぱりおもしろい。読み終えて高校生活を思い出し、少ししんみりした。

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    2013年08月11日
  • 優しくって少し ばか

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    本全体が、優しくって少しばか、ってかんじ。この優しくって少しばかを大事にしたいって書いてる本ってこの世にものすごくたくさんある気がするから、みんな心の底ではこういうの求めてるのかなあ。危うい揺れ動きが面白い場面設定で描かれているものが六短編。全部ひやっとするかんじなんだけれども、これはたぶん本としての本質的なひやっとではなく、筋としての脚本的なひやっとかな、と思う。女のひとがかく男女の揺れ動きは時々ありえないほどの寄り添いの波が押し寄せて、それがすきなんだけれども、男のひとがかく男女の揺れ動きはそれはそれでとても興味深い。一線かくしているし、女のひとの観察がすごくて、はっとさせられた。

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    2013年07月25日
  • 十七歳だった!

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    作車の17歳だった頃の赤裸々体験記。
    語り口が軽妙で、自分にも思い当たる節がありニヤニヤしながら読んでしまう。

    女性には理解できない自意識と妄想(いわゆる厨ニ病)の果てしないロマンチック・エンジンが止まらない笑

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    2013年07月02日
  • スバラ式世界

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    久方ぶりに、原田兄!
    私の、青春作家。

    そうでした、そうでした。
    文字で笑えることを、私は彼に教わりました。

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    2013年05月08日
  • 優しくって少し ばか

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    男は、いけない。女もいけない。
    いけない二人が一緒にいるから、なおいけない。
    けれど1人じゃまたいられない。

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    2013年04月16日
  • 新人だった!

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    やっぱりおもしろい。気楽に読めて、笑えて、ホッコリ出来て、何故か向上心まで生まれる。素敵な一冊です。
    原田宗典熱再炎の予感\(^∀^)/

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    2013年02月13日
  • 東京困惑日記

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    古本市で購入した本、上梓されたのが20年も前ですから取り上げている話題がひと昔前のものですが、原田さんとそう変わりない年代なのであまり違和感はありませんでした。

    それにしても、この本は待ち時間の合間に読むには肩が凝らないのでいいだろうと読むのはいいのですが、読む場所をわきまえないと大変なことになります。・・・といいますのも、内容が抱腹絶倒という表現も大袈裟ではないほどの刺激に満ちたものなので、大勢の前で読んでいると突然吹き出しそうになるのこらえなければならない、といった難行を強いられることになるからです。私もうっかり通勤の電車の中で読んでいて、笑いをこらえるのに必死でした。
    お笑いのセンスは

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    2012年07月18日
  • 海の短篇集

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    良い。
    ライトだが、この著者ならではのうまみがある。
    巧くて、美味い。

    もともとはラジオ用の原稿だったそうな。
    バカンスに、南の島に、夏のお供にこの一冊。
    行ったことないけど。

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    2012年07月09日
  • 優しくって少し ばか

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    表題の小説はタイトルどおり、やさしくって少しだけ おばかさんな雰囲気が漂う、そんなホンワカしたお話。
    私、物語が月日を追って進んでいくものよりも、この小説のようにその一瞬をすくいとったモノローグのような文章がすごく好きなんですよね。
    心がすこし優しくなれて、このまま ばかのまま生きていくのでもいいかなぁ……なんて思えるようになる。
    そんなお話です。

    その他の内容は、読んでからのお楽しみに(笑)

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    2012年06月17日
  • 優しくって少し ばか

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    タイトルみただけで、キュンとしてしまいます(笑)


    短編集になっているのですが、最初の『優しくって少し ばか』が好きでした。

    ありふれた生活の中にこんな幸せがつまってるのかあ。
    大切な人が傍にいるっていいなぁ…。笑


    句読点を使わないことで、熱を出している時の怠さがそのまま伝わってきました^^






    他の作品はちょっと毒々しさがあるけど、それはそれで好きかもしれない

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    2012年05月19日
  • 旅の短篇集 春夏

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    数年前に買って読まずにいた本。
    久しぶりに引っ張りだして読んでみたらおもしろい!
    とてもキレイな文章。
    旅に出たくなります。

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    2012年04月13日
  • はたらく青年

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    いつ出会うかが、重要な本。学生時代に読んだ時は、受ける刺激がたくさんあった。いまは自分のこれまでを重ね、振り返る。過去があって今がある。いまの自分は過去の自分の贈り物。私は、いま、働いて未来の自分へ道をつなぐ。すごくライトな本ながら、金曜日の残業おわりにそんなことを思わせる本。はたらくってなんだろう。

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    2012年04月06日
  • 新人だった!

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    またまた友人オススメの本。
    嬉しいかぎり。

    「赤裸々に語る」って宣伝文句は、
    私には、あまり興味を引く
    キャッチフレーズではないのですが、

    この本は、確かにそういう作者の
    身を削って、書いてくれてありがとうって
    思える本。

    迷走中でいいじゃないって気分になる。

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    2012年03月24日
  • 十七歳だった!

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    中二病全開だった17歳の自分を振り返った抱腹絶倒エッセイ。
    床を転げ回ってしまうほど、恥ずかしくなる思い出のひとつやふたつ、きっと誰でもありますね。
    しかし、高校生男子がこんなにアホだったとは…当時の自分は思わなかった!ちょびっと笑撃。

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    2012年03月04日
  • 海の短篇集

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    南国の海を舞台で起こる謎めいた不可思議な出来事を集めた短編集。
    一編一編が短いのでさらっと読めます。
    がこれを南国のビーチサイドやプールサイドで読んだら少し怖くなるかも…

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    2012年02月29日
  • 新人だった!

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    この作家のエッセイからは人の良さがにじみ出てるな~。これだけ自分のかっこ悪さをおもしろおかしく書けるのはすごいなぁと思います。

    似たような業界を目指している自分にとって何か糧になるかな?と思って読んだけど、その辺はあんま参考にならなかった。運なのかな…

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    2011年11月03日
  • 十七歳だった!

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    笑えた。
    原田宗典さんの、高校生の時のお話エッセイ。
    他人の思春期のお話ってのは面白い。私にはこんな経験なかったな

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    2011年10月22日
  • 人の短篇集

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    ネタバレ

    ひとつ4ページくらいの短編が21個。
    こういうのって全部の短編でテーマを揃える、とか書き出しを同じにする、とかよくあるけど、どれも20ちょっとくらいの男が初めて会社に入って大きなことも果たせない、っていう話。ちょっと切ないようなだったり、怪談みたいだったり。あ、でも怪談めいた話は原田さんはやめたほうがいい。

    タイトルが「人の短篇集」でどういう意味なんだろう。「人の」は「他人の」って意味じゃないのか。「あとがき」か何かで説明があると思って、短編一つだけ読んで「あとがき」を読もうとしたけど「あとがき」がなくて「解説」しかなかった。結局ナゾ。

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    2011年09月28日
  • 海の短篇集

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    再読本。

    昔読んだときに、読んで想像した風景がやたら綺麗だったな、と思ったけど、もう一回読んでも綺麗なままだったので、私的には満足。

    てか読んで、改めて自分が投げっぱなしジャーマン的なオチの話が割と好きなことに気づいた。

    なのできちんとオチがつかないとダメな人は読んでてイライラすると思う。

    オススメは贋のビーチと夕陽に間に合えばと岬にいた少女かな。

    綺麗な海見たいけど見れない人は読んでみて下さい。

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    2011年09月18日