原田宗典のレビュー一覧

  • 海の短篇集
    海の短編集を読んでみた。
    12個の短編。短いので、サクサク読める。
    ほとんどが日本ではないどこかの話なので、すごく不思議な感覚になる。



    日本ではないけど、主人公は日本人なので周囲の言葉は「片言の日本語」だったり、「全く分からない言葉」だったりする。
    広がっている世界は日本にいたらおそらく体験す...続きを読む
  • 海の短篇集
    ゾクっとなる話が多かった。原田氏の海に対する印象なのだろうか。
    短いがはっきりとオチがついていて読んでいて楽しかった。
  • どこにもない短篇集
    どのお話もとても良かった。
    明確な真実は明かされずに読者に委ねる形のラストで、色々と考察できて面白かった。
    こういう、奇妙で起こり得そうで起こらない不思議なお話が大好きなので、楽しんで読むことができました。
    世にも奇妙な物語で映像化したものを見てみたい!

    私は「固結びの人」「同窓会の夜」「スコール...続きを読む
  • スメル男 新装版
    いま読んでいる本を話したら、
    スルメ男じゃなくて、スメル男でしょ
    と言われて恥ずー汗
    読書初心者バレバレでした!

    でも、昔昔読んだむねのりさんの小説を
    こうやってまた読むことになるとは。
    マハさんの兄という事実も今更ながら知り、驚きました。
  • スメル男 新装版
    おもしろい!スメル…匂い。
    匂いに関するはなし。
    面白さから始まり非日常のような話。
    そこからSF並の壮大な話になり。
    先が気になっておもしろく読みました!
  • スメル男 新装版
    原田マハのお兄さんの傑作小説。以前読んだ『平成トムソーヤ』も最高でした。
    『スルメ男』と勘違いしたまましばらく読んでいた。
  • 東京困惑日記

    学べる振り返られるエッセイ

    女には、やめたほうがいいてすが、スケベやお金💴・感情、悲劇などのものが書いてあるので、一文で表すと男の心情や特徴などの事が、この一冊を読めば、笑いながら🤣学べられると思います! ぜひ東京困惑日記を読んで子供は学び、大人は思い出を振り返って欲しいと思います‼️ 5年です! 面白かったです...続きを読む
  • 十七歳だった!
    時代が違うはずなのに、何故か胸がきゅっとなって。甘酸っぱいような、それでいて若さ故のバカさを思い出させてくれる一冊。原田氏のエッセイは極上。
  • メメント・モリ
     約10年ぶりの著作。
     私小説になるのか、あるいは私小説とエッセイの中間になるのか。
     数頁から数十頁のパラグラフの積み重ねになっていて、パラグラフ間の内容は直接にはリンクされていない。
     虚実入り混じっているのだろうが、どこが虚でどこが実なのか、簡単に想像できる箇所もあるが、それが当たって...続きを読む
  • メメント・モリ
    私小説。情景や著者の心理が丁寧に描かれた作品。
    こう書くと著者の身の回りで起きた事をただ書いただけに見えるが、実際のところまったくそうではなく、一つ一つの場面が、あたかも読者自身が実際に見たかのように頭の中に鮮やかに映し出される。
    細かな状況描写は時に冗長な物になるが、この作品には無駄な言葉が一つと...続きを読む
  • 東京困惑日記
    【本の内容】
    “なるほどこれはおもしろいのである”と、困ったことにかけては世界一、恥ずかしい体験にかけては宇宙一のハラダ君も笑っちゃう極上の秘話を一挙公開。

    床屋で撃沈、銭湯で玉砕などなどたっぷり、ねっとり読ませます。

    この本を読破すれば、自信のない人、ネクラの人、夜尿症の人も、たちどころに元気...続きを読む
  • 私は好奇心の強いゴッドファーザー
    映画評でもあり、著者と家族との映画にまつわる話でもあり。
    自分の好きな映画ってのは、それにこもった思い出の量や記憶は凄く沢山なんですよね。それを観たときどんな精神状態だったとか、誰といたのか、何に熱中していたか等々、不思議なくらい思い出せる。
    原田さんご自身がピックアップした作品にまつわる思い出も、...続きを読む
  • 平凡なんてありえない
    ありえないんだよね。平凡なんて
    と、わりと波乱万丈に生きているんじゃないかと思うので言ってみます
    平凡はそれはそれで生きやすいかもしれない
    でもアップダウンしてこそ生きた!と胸をはっていえるんじゃない?

    高校生以来の原田宗則でした。いやー面白い
    日々を綴る文章がこうも面白くかけるなんてす...続きを読む
  • 十七歳だった!
    初原田宗典。読んだときは17歳よりもちょっと若かったけども、痛々しい感じはすごく共感できて楽しかった。「男子」ならではなエピソードは、当時はわたしも思春期やったのでね!ふがふがなりました←
  • 東京困惑日記
    男子便所の個室で、
    「おじさんはなにしてるのー?」「おじさんもうんこだよお…」(うろ覚え)のくだりで爆笑。ちびっこ偉大。
  • しょうがない人
    20年前にはじめて読んで以来大好きな作品集。今回原田マハさんの天国の蝿を読んで久しぶりに読み返した。父親への愛憎をえがきながら、なんだかホンワカとした余韻がのこる。
  • 十七歳だった!
    18歳になったばっかりのときに読んでも十分に恥ずかしい内容だった。
    エッセイを読み始めるきっかけになった本。
  • はたらく青年
    友人に薦められ、なおかつ貸してもらった1冊。様々なバイトを経験した著者が短編形式で書いているのだが、文章表現がとかく面白く、思わずくすっと笑ってしまう☆よって人前で読むと少し恥ずかしい(笑)大体どの篇も同じ文章量なのだが、何故か最後のエロ本配達バイト篇だけ倍以上の文章量(笑)
  • どこにもない短篇集
    幼い頃に読んで…心のどこかに怖いものがひっかかっている感じ。

    額に×がついてたり、縛られた人は捨ててよかったり
    FAXから腕が出てきたり、壁に穴があいていたり…??
    いつもの街なのに誰もいなかったり。
    確かそんな感じだったような。

    おぼろげながら、世にも奇妙な物語に通ずるものがあり
    怖いのダメな...続きを読む
  • 十七歳だった!
    面白いエッセイ集。好奇心旺盛で、恋愛がしたくて、でも臆病で、自意識過剰で、決してかっこよくなかったけれど、大人になってから思い出してみると、それなりに熱く、楽しかった高校時代が甦る。