【感想・ネタバレ】十七歳だった!のレビュー

あらすじ

17歳。楽しくてムチャムチャ充実している一方で不満だらけ。自意識過剰で、恥しくって、キュートな愛すべき時代。身悶えしながら書いた恋文で呼び出し川原での早朝デート。不良志願の第一歩、隠れ煙草。下半身の“暴れん坊将軍”に苦しめられ、深夜の自動販売機で決行するエッチ本購入作戦。カッチョ悪い小豆島家出事件の顛末。思い出すたび胸の奥が甘く疼く、ハラダ君の愉快でウツクシイ高校青春記。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

時代が違うはずなのに、何故か胸がきゅっとなって。甘酸っぱいような、それでいて若さ故のバカさを思い出させてくれる一冊。原田氏のエッセイは極上。

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2018年09月02日

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初原田宗典。読んだときは17歳よりもちょっと若かったけども、痛々しい感じはすごく共感できて楽しかった。「男子」ならではなエピソードは、当時はわたしも思春期やったのでね!ふがふがなりました←

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2013年01月07日

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18歳になったばっかりのときに読んでも十分に恥ずかしい内容だった。
エッセイを読み始めるきっかけになった本。

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2012年10月17日

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面白いエッセイ集。好奇心旺盛で、恋愛がしたくて、でも臆病で、自意識過剰で、決してかっこよくなかったけれど、大人になってから思い出してみると、それなりに熱く、楽しかった高校時代が甦る。

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2012年01月22日

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原田さんのエッセイのなかでも面白い方だと思います。
思春期特有の異常な自意識。思い当たる節あるある。
若いってこわいぞ!

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2015年06月29日

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楽しくさらっと読めました。
はっとりさんがこれを好きなのはすごくすんなり。
どんな小説を書く人なのか気になります。

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2021年02月26日

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久しぶりに笑いたくなって、再読。
初めて読んだのは20歳そこそこで、弟や母も読んで大笑いした。大学生の間に何回か読んだはず。
今回はその20年後の再読。こんなハイテンションだったかなぁと文調に面食らいつつ、そのうちぷっと笑ってしまう。
あーでも、高校生の頃なんて大部分忘れちゃったなぁ。20歳の頃はもっと身近に思えたのかもしれないけど。
またきっと読むと思う!

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2020年01月10日

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初!原田宗典さんのエッセイです。いやぁ、全ての話が面白かった。高校生の頃、私の周りの男子もこんなにバカだったんでしょうね。笑。話自体はかなり前の話ですが男子高校生の生活は今も昔も変わらないと思います。青春のキラキラした一ページがこの本には詰まっています。馬鹿げた事件も今となっては青春ですよね^^男子高校生・・・私も一度経験してみたいです!

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2016年09月25日

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買ったのはいつか思い出せないほど前に手に入れた本。
新しく読む本が無かったので、すごーく久しぶりに読んでみた。

面白い!
バカだけど本人は一生懸命で、甘酸っぱいような青春時代。正に17歳のドタバタもがきながら精一杯楽しく過ごす男子高校生。

久々に読んでこんなに面白いと思うなんて思わなかった!
田宗典さんはこれ以外にも読んだと思うけど、やっぱりコレが最高傑作かなぁ。

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2015年06月01日

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『男子』というものは、いったいいつになったら心の底から大人になれるのだろうか?
もちろんいつまで経ってもこどものままだとただのおかしな人になってしまうので、歳とともに社会性を学んでそれらしく振る舞うようになるイキモノではあるが、心の底では『こども』の部分が抜け落ちない。
『男子』たるものそういうイキモノなのではあるまいか?
かくいうボクもいまだにうちの相方さんからは「おまえはいつになったらおとなになるのだっ!」と日々叱咤激励を受けて、エヘヘと受け流している日々である。

そんな男子のこどもらしさが爆発するのが思春期の小難しい頃合いの男子である。
本書はそんな時代のなかでも17歳前後というおバカ時代の最たる期間の宗典少年のエピソードが目白押しである。
ひとつひとつのエピソードが、フムフムそぉ〜そぉ〜といちいち共感せずにはいられない。

そんな本書を読むのは何度目だろう?もう初版時から何度も読み直している本ではあるが、いまだにおバカな男子のエピソードを読みながら爆笑するボクをみて、うちの相方さんはやれやれという顔をしておりますが…(^^;)ハハハ。

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2014年08月03日

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中学生の時に読んで大ハマリし、高校生の時に読んで爆笑していた本。偶然本屋で見つけたので20代中盤の今また読んでみた。時代は違うけどやっぱりおもしろい。読み終えて高校生活を思い出し、少ししんみりした。

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2013年08月11日

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作車の17歳だった頃の赤裸々体験記。
語り口が軽妙で、自分にも思い当たる節がありニヤニヤしながら読んでしまう。

女性には理解できない自意識と妄想(いわゆる厨ニ病)の果てしないロマンチック・エンジンが止まらない笑

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2013年07月02日

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中二病全開だった17歳の自分を振り返った抱腹絶倒エッセイ。
床を転げ回ってしまうほど、恥ずかしくなる思い出のひとつやふたつ、きっと誰でもありますね。
しかし、高校生男子がこんなにアホだったとは…当時の自分は思わなかった!ちょびっと笑撃。

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2012年03月04日

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笑えた。
原田宗典さんの、高校生の時のお話エッセイ。
他人の思春期のお話ってのは面白い。私にはこんな経験なかったな

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2011年10月22日

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十七歳だった原田宗典の爆笑青春エッセイ!

やーおもろかったなあ!
電車でにやにや笑ってしまったよ笑
男性作家のエッセイはくだらなくて面白くて大好き!
アホな男子はいとおしいです。
いやーん宗典カムバーック!笑

誰でも紛れもなく17歳だったのだ。
じゅうななさい。せぶんてぃーん。
17歳。いい響きだ。

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2011年07月24日

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エッセイだった!笑
初原田宗典です。
たまたま手に取った本。タイトル買いな部分あり。
読むまでエッセイって知らずに・・・
エッセイってなんとなく敬遠してたんだけど、すごく面白くってさらっと読んだ本。
そうそう、あたしも17歳だったんだよなーって思いました。
何を考え、行動していたのか。
原田さんの17歳時代の光景が目に浮かびます。
オススメ作品ですよ。笑えます。微笑めます。

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2011年02月26日

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屈託のない文章が何よりも魅力。

17歳なんて本当こんなしょーもない時代だったなと思う。

でも本当に、かけがえのない時間だったなと改めて思わせてくれる作品。

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2010年09月03日

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34歳の原田宗徳が17歳の当時を振り返るエッセイ、『十七歳だった!』は彼の青春時代を語る。不良はズボンが太くていい、それはおかしいと言うなら大人が首からぶら下げているネクタイに何か意味があるのか...また定食屋の大オババの背中をみて、百年前に会いたかったと17歳は考えるのである。中でも涙ちょちょぎれるのは、ボタンダウンのシャツを買ってけれ~と母に頼んだら、翌朝開襟シャツの襟に大きなボタンが二つ縫い付けてあったくだり、母は偉大なり。

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2025年10月14日

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お兄さん。かつてあなたは確かに妹さんよりも売れっ子でした。それがいつのまにやら追い抜かれ、今や「マハの兄」といわれる状況に。このあいだ妹さんの著作を読んだ私はふとお兄さんのことを思い出し、急に昔の作品を読み返したくなって本屋へ。「原田」の書棚にたどり着いて呆然。マハ2段ぶち抜き、宗典わずかにこの1冊。大麻で捕まったのがあかんかったのでしょうか。いや、その前からすでにマハの時代になっていましたよね。妹さんのあんな小説の合間に、ふとお兄さんのバカ話が読みたくなるのです。比べたりしないから、戻ってきてください。

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2020年01月10日

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あんなことをした、こんなことをしたっていろいろ書いてあっておもしろかったけど、所詮早稲田に入れる人なんだよな、とちょっとやっかみ(汗)

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2016年06月16日

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今で言う厨二病のような、原田少年の高校時代。高い自意識、見栄っぱりな会話、不良少年への憧れ、エッチな本への苦悩。根は真面目な原田少年が精一杯背伸びした青春時代。

笑ってしまって電車で読めないと聞いて家で読んだが、わたしにとっては電車内でも問題なく読める作品だった。

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2015年09月25日

Posted by ブクログ

「十七歳だった!」3

著者 原田宗典
出版 集英社

p122より引用
“ぼくはまあ基本的にはマニュアル文化に対して批判的な立場で
はあるけれど、「自分をよりカッチョよく見せたい!」という高校
生の願いまで否定するつもりは毛頭ない。”

 コピーライターである著者による、著者の若かりし頃の体験を
描いたエッセイ集。
 恋心についてから体育祭についてまで、気軽で楽しい文章で書
かれています。

 上記の引用は、ファッションについて書かれた項での一文。
マニュアル通りに真似したとしても、雑誌のモデルと同じように
かっこ良くなれるかどうかは、本人の資質がものをいうのではな
いでしょうか。同じ格好をすることで、似合う似合わない、かっ
こいい悪いも含めた個性がにじみ出てくる気がするので、マニュ
アル通りに服を着るのも面白そうです。
 解説の中で作家の山田詠美氏が、小説がこの著者の真摯な領域
だと書かれています。私は全て読んだわけではありませんが、今
のところ何となく合いません。同著者の作品に、真摯に向かい合
っていないのかも知れませんが。

ーーーーー

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2013年03月07日

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[2011.10.15]
“ちなみに当時のぼくは前髪を伸ばしていて、これをしゃららーんと掻き上げるポーズを得意としていた。”

じぶんがかっこいいと思う行動に全力をそそぐ!みたいな、大人になってから考えると抹消したくなるような恥ずかしい過去の若かった自分…そういう思い出って、恥ずかしいけどやっぱ懐かしくて愛しい。大人になっていくなかで大事な過程なんじゃないかなっておもいます。
いまの中高生ってなんだか大人びすぎていて、そういう思い出がないんじゃないかなあ勿体ないなあとおもってしまいます。

文章が口語調で、けっこうめんどくさいかんじなので、合わない人はちょっと読んだだけでポイしたくなるんじゃないかなとおもいました。中身がおもしろかったのもあってわたしはぎりぎりセーフでした。にやにやくすくす笑っちゃう。

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2011年10月16日

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小さい頃に読んだものを再読。小さい頃はただシモネタに爆笑していただけ
だったけど、17歳を過ごした後の今読むと、なんともくすぐったい気持ちに。
全力で17歳を遊んでいる楽しいエッセイ。登場する不良たちが可愛らしい。

MVP:なし

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2011年08月25日

Posted by ブクログ

軽く読める一冊。暇だなあ、本でも読むかなあ、読む気あんましないけどなあ、なんて時にはもってこいのエッセイなのではないか、と思った。初原田さん。
くだらない、ほんとにくだらない。のに不快感がない、気持ちのいいエッセイ。
羨ましいなあ、こんな高校生活!

山田氏の解説があまり好ましくなかった。
ない方が気持ちよく読み終えられたかな。。

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2011年07月10日

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久しぶりに読んだ原田宗典のエッセイ。
そう、17歳なんだよね。18歳でもなければ、16歳でもなく。「青春」なんていうとくすぐったくなるけれど、やはりあの時期が紛れもなく青春だったんだろう。
読み終わった直後、僕が17歳の頃に盛んに聴いた、ジャーニーを思わす聴いてしまった。

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2011年01月13日

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やけに明るく眩しい夢のような高校時代。34歳になった今だからこそ、書き残しておきたい爆笑エッセイ。


確かに17歳と言う響きには眩しさを感じます。そんな青春真っただ中の高校生活を綴ったエッセイです。今にして思えば、誰でも赤面してしまいそうな行動や考えをしていたはず、ましてや原田センセのことですから笑えないはずがない。男の子なのでそっち方面の話題も外せない、というか頭ん中それでいっぱい、な様子も面白く書かれています。
それにしても、原田センセの本はエッセイしか読んだことがないや。
余談ですが、病院で読んでいたら、「この人の面白いですよね」と看護士さんに話しかけられてしまいました。まさか、知ってる人がいるとは思ってなくって、なにやら恥かしくて「ははは」と乾いた笑いで答えてしまいました。

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2010年12月31日

Posted by ブクログ

アホらしくてバカな17歳かぁ~でも当時はカッチョイイ17歳だったんだよね~なんて思いながら読むと笑えた。

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2011年01月18日

Posted by ブクログ

原田宗則といえば僕の父と同じ世代。
そういえば、父親が高校生の頃の話をほとんど聞いたことがないなあと思った。こんな感じだったら面白い。
人の人生に触れられるような本は、やっぱり好きだ。

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2010年05月26日

Posted by ブクログ

再読してみると、まあそこそこ面白いかなぁ、という程度でした。

私はこんなアホい息子が欲しい。
エッチな本を「コーラン」と呼ぶような息子が欲しい。

そんで「あんたこんな脳みそ空っぽでチチだけ大きい女ばっかり見てどうすんの。あんたには性格がしっかりしてて、あんたを尻に敷いてくれるような女の子が良いわ」とか、すっごいビッグなお世話発言をして息子に煙たがられたい。

12.06.04(再読)


なんでこれを今まで読まんかったんやろう!?
あたしが憧れる馬鹿男子高校生がここにあり!
文体もすごいヒネててユニーク。某人気文字ブログを読んでるみたい。
08.03.27

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2012年06月05日

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