あらすじ
大学五年の春、原田青年は困っていた。父親の借金で実家は崩壊寸前。生活費を稼ぐために働かなくてはならず、小説家になりたくとも修業する時間もない。「コピーライターは儲かる」という友人の言葉に触発され、第一線のコピーライター事務所でアルバイトを始めるが……。次から次へと訪れる困難と、襲いかかるパニックに耐えられるか!? 爆笑、赤面の一年間がセキララに描かれた、恥ずかしくも愛おしい青春エッセイ!
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電車の中で読めません。なぜならニヤケてしまうから。
黒柳徹子の玉ねぎ頭とともに、乃木坂の事務所のエレベーターの密室で上昇していった僕。
なにからなにまでウケる。笑いの足りない時には是非!
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久々の原田本。自伝的エッセイとでも言うか。学生最後の年(大学5年)の就職活動から現在の作家原田宗典に至るきっかけとなった会社への入社までが書かれている。
ある意味、原田の青春最後の一ページが描かれている
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またまた友人オススメの本。
嬉しいかぎり。
「赤裸々に語る」って宣伝文句は、
私には、あまり興味を引く
キャッチフレーズではないのですが、
この本は、確かにそういう作者の
身を削って、書いてくれてありがとうって
思える本。
迷走中でいいじゃないって気分になる。
Posted by ブクログ
この作家のエッセイからは人の良さがにじみ出てるな~。これだけ自分のかっこ悪さをおもしろおかしく書けるのはすごいなぁと思います。
似たような業界を目指している自分にとって何か糧になるかな?と思って読んだけど、その辺はあんま参考にならなかった。運なのかな…
Posted by ブクログ
久々に原田宗典氏の本を購入。
コピーライター新人時代のお話が盛りだくさん。
いつもほど笑いはないにせよ、面白いので星4つ。
みんな失敗しながら成長するんだなーって思いました。
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どんなベテランであっても、誰もが新人だった頃がある。いつも変わらぬ愉快でちょっと切ない原田節で、彼自身の“新人だった”が綴られている。
違う世界、違う社会なのにも関わらず、どこかしら自分にも重ねあわせることのできる新人としての経験。そして悩みなど。自分はまだ“新人”である。例え後輩ができても、自他共に認める新人なんだと思ってしまう。原田さんの新人奮闘ぶりを楽しみながら、自らの今を思いのほか深く考える機会ともなった。世の中の新人の皆さん、そして新人だった皆さん、あなたもいかがですか。
Posted by ブクログ
笑いあり、苦労あり、甘酸っぱい恋もあり・・・の作者本人の駆け出し時代を綴ったエッセイ集。
この人の本を読むのは初めてだったが、ワイルドな顔写真と文章の性格がいい意味で合わない。
いかにも面白おかしく書こうとしているが、その裏には惜しみない苦労と不幸もあって、それをも笑いにしてしまう作者の頼もしさを感じたのは俺だけだろうか。
誰しもが通る新人時代。
少しだけ勇気をもらった一冊。
Posted by ブクログ
やっぱりこの人のエッセイは面白い!
父親が借金作って一家夜逃げなんてすさまじい状況を
軽く笑えるタッチで書いてある。
サクセスストーリーでもあります。