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学生時代。それはバイトの時代である! 若さがホトバシって、お金が足りなくなって、しゃかりきに勤労にいそしんじゃう日々なのだ。製本工場で巨大カッターにおののき、肉まんの点つけ作業に発狂しそうになり、配達するはずのエロ本にどうにもときめいてしまう。安い時給に騙され、泣いた、嗚呼、青春のバイト生活。誰もが思わず膝を打つ、はらだ印のはたらくエッセイ。
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Posted by ブクログ
友人に薦められ、なおかつ貸してもらった1冊。様々なバイトを経験した著者が短編形式で書いているのだが、文章表現がとかく面白く、思わずくすっと笑ってしまう☆よって人前で読むと少し恥ずかしい(笑)大体どの篇も同じ文章量なのだが、何故か最後のエロ本配達バイト篇だけ倍以上の文章量(笑)
そういえば国語の教科書に、死を題材にしたこの人の話が載っていた。 ちょっと不思議なお話だった気がする。 そのとき、この作者の紹介文があったのだけれど、高校でわたしの大好きだった国語の先生はこの人のことこきおろしていた。 「軽い」って。ばからしいって。 さて、この作品はそんな作者の、若いころを振り...続きを読む返って書かれたエッセイ。 その中でも「はたらく青年」のタイトル通り、経験したアルバイトにまつわるお話が収録されています。 面白かったです。部屋でおなかかかえて一人で笑いました。 テンポがいい。 そして気取らず正直なところもいい。 ちょうど大学のころの話が多いけど、若さゆえの勢いとか、ばかみたいな考え方とか、逆にすかっとしてわたしは好きでした。 そして読みながら始終考えていたこと。 作者は早稲田大学の文学部に入り、自分に酔った文章を書いたり本を読みふけったりバイトに明けくれたり留年したりあんまり真面目な生徒じゃなかったらしい。 わたしが大学に入ってから例の、大好きな先生の家に遊びに行った。 そこで大学時代の話を聞いた。 真面目でなく、読書に明け暮れ、悩める自分に酔いながら(本人はそんなことは言ってないけど、間違いなくそう)、いつまでも大学でぐずぐずしていたって――― わたしは文学青年原田に、先生の若き日の面影をみた気がしたよ。 つまり、あれでしょう。 同族嫌悪。
学生時代のバイトはあまり楽しくやっていなかったけど、 原田青年のバイトの話は本当におかしくて、またバイトしたいなと思ったり。。 面白く楽しく仕事ができればいいのにね〜
==バイトエッセイ== エッセイを書かせれば日本一おもろい!!と言っても過言ではない、ハラダさんの噴飯ものの迷エッセイ集です☆★☆ いろいろとシリーズがあるのですが、このエッセーではタイトル通り、原田氏が青年時代に体験した『アルバイト』について書かれています。 肉まん餡まん工場で発狂寸前になった話や...続きを読むガソリンスタンドでのバイト話など。自身の自虐的な体験をおもしろおかしく書いています。 電車で読んだらあきまへん!!何故かって!?それは爆笑してしまうからです。
いつ出会うかが、重要な本。学生時代に読んだ時は、受ける刺激がたくさんあった。いまは自分のこれまでを重ね、振り返る。過去があって今がある。いまの自分は過去の自分の贈り物。私は、いま、働いて未来の自分へ道をつなぐ。すごくライトな本ながら、金曜日の残業おわりにそんなことを思わせる本。はたらくってなんだろう...続きを読む。
初・原田作品。 ご本人が体験したバイト時代のエッセイ。 何だか読んでてにやにやしちゃうような素敵な文章を書かれますね。
p121? 決断にあたっては、くよくよ悩むことはなかった。世間知らずの青二才だったせいもあるだろうが、三十秒で肚をくくることができた。同時に、これからは小説を書くということが自分自身にとって唯一の支えになっていくだろう、という予感があった。 事実、ぼくは大学二年生の晩夏から後の重苦しい七、八年間...続きを読むを、小説を書くのだというただ一つの大義名分によって支え続けた。原稿用紙の中だけが、ぼくにとっての唯一の逃げ場であり、希望でもあった。他にどこへ逃げることもできなかったし、ささやかな希望を抱くこともできなかったのである? 原田宗則も7年とか8年かかったんだあって。私もそれぐらいの期間を見越して頑張ろうって思った。めらめら。
学生時代のアルバイト生活を綴ったエッセイ。 いろんなバイト体験が面白おかしく描かれています。 働くって大変だぁ〜。
労働に関わる短編小説かと思って読み始めたら、筆者の大学時代を中心に行ったアルバイトの経験談だった。多くの場合、責任を取る立場にならないような短期アルバイトというのは、いろいろな人生の中におけるネタになるもんで、本書もそれに準じている。 ガソリンスタンドのバイトから始まり、エロ本の配達まで、なかなか...続きを読む普通の人が経験することのないアルバイトにおいて、そこでの変わった出会いを、ハラダ流の文章で調理されているわけで、当然ながら面白く、サラッと読める。 ただ感想を言えば、予想していたよりは、まあそれほど変なアルバイトも無く、その原因に肉体労働を避けていたというところもあろう。 大学生で、どういうバイトをすればいいかわからない人には、全く参考にはならないけど、同じような出会いがあるのかなあ、などと読んでもらえればいい本ではないかと思う。 面白いバイト経験は、後々役に立ちますよ。
今回は今まで読んだのと雰囲気が違った。 少しシリアスだなあ、大変だなあ、と思っていたら(特に「はまさんがんばれ」のところは、ほろっときた) 最後のエロ本配達の話で、ぼーーーーんとなった。 はたらくのは大変だ、本当に。 バイトも大変だ。辞めたい。
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