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ロンドンの自然博物館にある恐竜の前でじっと息を殺していると恐竜が話し掛けてくる。そんな話を友達から聞いた「私」はそのイグアノドンの標本を訪ねるが、何の物音も聞えない。がっかりしてホテルに帰ると、フロントに謎の伝言が……。(「イグアノドンからの伝言」より)ロンドン、ボストン、イスタンブール、世界のあらゆる都市へ、原田宗典が空想の旅にいざなう幻想的で不可思議な物語。珠玉のショート・ストーリー集。
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Posted by ブクログ
本屋大賞発掘本 本屋で何気なく気になって読んでみたところ、見開きで一話が終わるショートストーリーにも関わらず一気に引き込まれてしまった 幻想的であり、実話のようであり、冒険物のようであり、エッセイのようでもある。だけど、先をめくらずにはいられない。 これはいい買い物をした
なかなか良いです。実話なのか創作なのか解らないけど。不思議なアイテムが色々紹介されてて欲しいか要らないか考えさせられました。語り手の語学力に乾杯!
本屋大賞で、超発掘本に選ばれていて久しぶりに大好きな原田宗典さんの本を手にとることにしました。 プロローグを読みはじめただけで今とは少しだけ違う世界に連れて行かれたような不思議な感覚になり夢中て読み進めました。 超短編なのにボリューム以上の満足感です。 優しい語り口と夢と現の境い目がわからない...続きを読む物語。そのあいまいさが絶妙で決して現実をおいていくようなものではありません。少し気持ちが疲れたときや「今」から離れたい時、きっと助けてくれる一冊になります。これから先きっと何度も手にとることになりそうです。
面白い。本屋大賞のスピーチで面白さが滲み出てましたが、旅の記録、日記、エッセイの体裁を保ちつつ、表現は詩的かつ純文学を彷彿しました。 素敵な作家さんだなぁ。
Yahoo!ニュースの記事タイトルに「「超発掘本」は原田宗典が「ジェット・ストリーム」のために書き下ろした短編集」とあったのを見つけ、同番組を毎晩聞いていたのはもうだいぶ昔のことだけれど、大好きな番組だったのですぐ手に取りました。 たしかに、城さんのお声を脳内で再現しながら読むとものすごくしっくりき...続きを読むたし、異国に浸れた。城さんを知らない若い世代の方は、もちろん大沢たかおさんや福山さんのお声で読んでも良きかと。 せっかくの本屋大賞超発掘本受賞だというのに、たしかな名作なのに、版元がちゃんと販促しておらず(一応プレスリリースは出てるけど、肝心の「ジェットストリーム発」という部分が書かれてない)、書店にも目立っては並べられていなそうで、さらには紙の本をしっかり売り伸ばすタイミングなのではと思うんだけどなぜかキンドルアンリミテッドに登録されてるし、この本が大好きになった者として勝手に憤ってしまう。本屋大賞関係者さんたちにも失礼ではないか?担当編集と営業のセンスを疑うしかない。
TOKYO FMの「ミッドナイト・オデッセイ」として放送されたものを小説にまとめた短篇集。 たった2ページにおさめられた、旅のおはなし。 風に凪ぐ、湖の水面も見ているような感覚に心が陥る。 ずっと、手元に置いておきたい本。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ...続きを読む 「イグアノドンからの伝言」 ロンドンのクロムウェル・ロード。 イギリスの誇る自然史博物館に飾られている、恐竜の骨格標本は、時々お喋りをする。 そんな噂を聞いたのは去年の春でした。 イギリスから帰国して友人がもっともらしい顔で話して聞かせてくれたのです。 「イグアノドンの骨格標本だよ。その前に立って、しばらくじっと息を殺していると、恐竜が話しかけてくるんだ」 友人は、そんなことを言いました。 私はもちろん半信半疑でしたが、今年の秋、ちょうどロンドンへ行く用事があったので、自然史博物館を訪れてみました。 友人の言っていたイグアノドンの骨格標本はすぐに見つかりましたが、その前に立ってじっと息を殺してみても、なんの物音も聞こえませんでした。 私はがっかりして、ホテルへ帰りました。 部屋へ入ると、メッセージランプが点滅していたので、私はさっそくフロントへ電話をしてみました。すると、フロントのマネージャーハこんなことを言いました。 「伝言が入っています。風邪をひいて、のどの調子が悪いので、先ほどは失礼しました。という内容です。」 誰からの伝言ですかと私が尋ねると、マネージャーは相手の名前を読み上げました。 「イグアノドン、という方からの伝言です」
ジェット・ストリームで朗読されていた短篇集なので極短編。似た系統の話が多いけど、どれも素敵。その土地へ行ったような気分になれる。生で聞きたかった(惚)私は伊武雅刀さんの声で聞いてみたい。ドキドキ。
原田さんのショート大好きです。まぁ、タイトル通りの舞台設定。相変わらずのちょっとした皮肉と恐怖と警告。
ありそうでない現実と織り交ざったファンタジー。 主人公は若くとも老いともとれる。 絵に描ける様な世界観。 他に書いているエッセイとも小説とも違う。雰囲気がそれぞれ全然違う。 これもなんども読んでしまう一冊。
旅先で起こる幻想的な出来事をまとめた短編集。 どの物語も2ページで終わるので、長い話を読むのが苦手な人にオススメできます。 出てくるお話は、きらびやかな物語もあれば、少し恐ろしい物語もあります。 1冊で様々な世界へと旅立てる、ステキな本です。
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