綾里けいしのレビュー一覧

  • B.A.D. 4 繭墨はさしだされた手を握らない

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    狐の物語のラスト。どこまでが嘘でどこまでが本当だったのか。案外、狐の言葉は全てほんとうだったのかもね。

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    2011年06月02日
  • B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる

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    またしても直感購入した本はミステリーだった!まぁ、どっちかというとホラーなのかな、うん。
    いや、個人的には「ゴスロリ!(ガタッ」って軽い(?)気持ちでの購入だったのだが・・・

    結構グロかったり、人の狂気というのが描かれててまさに私好みの作品で大満足だった。
    えんため大賞の受賞作品らしいが、ココロコネクトの人気で全然知らなかった(確かにこれは読者を限定する気がする)。久々に面白そうなシリーズに出会えた。

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    2010年09月18日
  • B.A.D. 3 繭墨はおとぎ話の結末を知っている

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    久々に本を読んで気持ち悪くなる感覚を覚えた本です・・・
    自分にとってはそれ位リアルに状況が浮かぶ表現を読み取れました。

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    2010年08月09日
  • B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない

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    一巻に続いて二巻もあいかわらずグロイ表現多数ですぅ~
    一巻の方が個人的に好きですけどこのシリーズはお気に入りになりました。
    チョコレート食べたくなります。

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    2010年06月11日
  • B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる

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    ふと読書がしたくなり手に取った作品。
    登場人物の異様さや表現の生々しさとか個人的に好きな感じです。
    グロいですけど面白かったです。

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    2010年06月06日
  • B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない

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    間違って2冊購入orz まあそれだけ読みたいと思ってたからなんですが買ってすぐ読まない習慣をつけるとこういう失敗をする…。さておき、
    好きなシリーズです。ややグロい表現もあり小中学生には少々刺激強い気がしますが死や大量出血というシーンへの経験がないためむしろ耐性があるんでしょうか。今回は水無瀬家当主の哀しみをたくさん受け止めすぎて、かなり読みながらブルーが入ってしまいました。いつもできるだけ感情移入して本は読むようにしてるのですが今回は彼女の側近の一人になった気分だったのです。次巻も楽しみにしてます。

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    2010年05月03日
  • B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる

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    書店で見かけた時に黒色の表紙に目を奪われ、手に取り帯紙に書かれていた読者の声を見て興味を持ち購入。
    人物の描写がリアルでテンポよく話が進み、続きが気になり一気に読破しました。
    表紙とは裏腹に中身は非常に「濃い」作品だと思います。
    こういう世界観が好きな僕にはたまらないです。

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    2010年03月31日
  • 人喰い鬼の花嫁 分冊版(3)

    匿名

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    既視感のある始まり方だったものの、あやかしやその嫁たちの話など、ストーリーが興味深くなってきて続きが楽しみです。

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    2025年10月21日
  • 人喰い鬼の花嫁 分冊版(2)

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    虐げられてきたヒロインが酒呑童子の元へ嫁いで来て、頼りになる人たちと出会えて本当に良かった。
    心優しい彼女のことだから家族に復讐とかは考えなさそうだけど、何かありそう。

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    2025年10月21日
  • 人喰い鬼の花嫁 分冊版(1)

    匿名

    無料版購入済み

    義母に虐められ、義姉の代わりに嫌な噂のある相手に嫁がされる、という設定は和風洋風問わずまたか、という感が否めません。絵は綺麗だし今度に期待。

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    2025年10月21日
  • B.A.D. 13 そして、繭墨は明日もチョコレートを食べる

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    ネタバレ

     この巻は小田桐さんに今まで以上に向き合う内容となっていました。

     小田桐さんと繭墨あさとは最初からお互いを意識し合ってはいたけれど、協力する事はあり得ない様な関係性でした。けれど、漸く2人で協力する様な普通の関係性へ変わる事が出来たと思います。

     小田桐さんと繭墨あざかは反りが合わないと毎回の様に書かれていましたが、それを最後まで貫き通しましたね。繭墨あざかが運命に屈する事を認めない、とは滅茶苦茶な言でありながら、彼女を何が何でも救おうとする小田桐さんらしいとも思います。

     小田桐さんと雨香に関しては最後の最後まで親子であろうとし、本来なら不可能な親子である事を貫き通した印象です。親な

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    2025年08月15日
  • B.A.D. 11 繭墨は紅い花を散らす

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    ネタバレ

     依然、紅い女は繭墨あざかを狙い小鳥を媒介に現世に働きかける。繭墨家の分家が繭墨あざかを殺そうとした際、小田桐さんは繭墨あざかが死ぬ事を望まなかった。それは1巻の時とは違い、長く一緒にいて繭墨あざかとの間にある種の絆が生まれたからではないかと思います。

     また、今巻では白木綾が人の姿を保てなくなりました。繭墨あさとに再び人とは違う事を突きつけられ、人の姿を保てなくなりながらも彼女が七海さんや小田桐さんと共にありたいと思い続けた事が尊く感じます。それだけに小田桐さんの為に行動し続けた彼女の最期は胸を打つものがありました。

     そろそろ終わりも見えてきましたが、続巻も楽しみにしています。

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    2025年07月30日
  • B.A.D. 9 繭墨は人間の慟哭をただ眺める

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    ネタバレ

     雄介も久々津も復讐する事も死ぬ事も簡単に手放そうとはしないけれど、それを止めようとする小田桐さんも身を挺してでも止めようとしててお互いの意地の張り合いみたいな印象を受けました。それは赤い女に招かれ、代償として足を失うのが誰か決めるという場面でも表れていたと思います。

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    2025年07月16日
  • B.A.D. チョコレートデイズ(3)

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    ネタバレ

     今回は日常を象徴する様な話が多かった印象。特に「さよならの時計塔」では雄介の後輩の立花梓が、怪異の世界に少しだけ乗り出しつつも日常へと戻っていく姿が書かれていました。本編では日常へ戻れない人物ばかりが出てくるので、立花梓の様な日常の中に生きる人物には珍しさすら感じてしまいます。

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    2025年07月07日
  • B.A.D. 8 繭墨は髑髏に花を手向けない

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    ネタバレ

     ヒルガオの死に接し、再び狂ってしまった雄介。彼は復讐を決意し、小田桐さんはそれを止めようとする構図。

     相も変わらず察しが悪い小田桐さんだけれど、誰かを救いたいという思いだけは本物で、だからこそ彼は救えなかった事に涙するのでしょう。

     雄介が戻ってこれるのか次巻を楽しみにしています。

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    2025年07月03日
  • B.A.D. 7 繭墨は人形の悲しみをかえりみない

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    ネタバレ

     今巻、初登場となるヒルガオ。雄介のかつての平穏を思い出させるかの如く、まるで狐の去った後の平和な日常の象徴の様な印象でした。だからこそ、穏やかな日常なんて無いとでも示すかの如く、儚く散ってしまい、この作品における日常が薄氷の上にしか無いのだと改めて突きつけられた気がします。

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    2025年06月28日
  • B.A.D. 6 繭墨はいつまでも退屈に眠る

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     今巻は比較的あっさりめな印象。狐が関わらないと小田桐君の心を引っ掻きまわされず、穏当な終わりになるのかもしれませんね。

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    2025年06月06日
  • B.A.D. 5 繭墨は猫の狂言を笑う

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    ネタバレ

     狐の使者を名乗る猫の事件。狐と比べるとお粗末な事件であっさり終わってしまった印象です。

     憎かろうが恐ろしかろうが意図して人は殺せないという辺りに、小田桐さんの人の良さと甘さが詰まっていると思います。

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    2025年06月03日
  • B.A.D. チョコレートデイズ(1)

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    ネタバレ

     今巻では小田桐さん、嵯峨雄介、繭墨あさとの3人をそれぞれ掘り下げた様な短編でした。

     小田桐さんと繭墨あざかが今の様な関係になる前の、まだ今より距離がある2人の関係が新鮮にうつりました。

     あと、相も変わらず繭墨家は碌でも無い場所だなと繭墨あさとの過去話を通して感じました。

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    2025年05月27日
  • B.A.D. 12 繭墨は自らの運命に微笑む

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    10巻で出来の悪い総集編が描かれた記憶が新しいままにこの巻で行われたのは物語のやり直しと先への進展かな
    StoryⅠで描かれる事件はかなりあからさま。小田桐とあざかによる最初の事件という訳ではないけれど、本シリーズの最初に描かれた事件と瓜二つで関係者も登場する
    10巻のあれが出来の悪い総集編だったなら、今回は出来の悪い模倣。山下和枝ほどの狂気も無ければ山下優紀子ほどの渇望も無い。あざかの気を引く為に用意された地獄は底が浅いが為に紅い女の醜悪さを改めて露見させるもの

    ただ、あの時と違うのはあざかが見詰めようとした死が山下優紀子のものから小田桐の死に成りかけた事か
    あざかは誰も助けない。そこには

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    2025年03月08日