綾里けいしのレビュー一覧

  • B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない

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    繭墨家と同じく異能を操る家系である水無瀬家から離反者が出てしまい、あざかのもとに依頼が持ち込まれます。

    小田桐は、前巻で登場した少年・嵯峨雄介(さが・ゆうすけ)とともに、ストリート・アートを動かす能力を持つ少年・幸仁(ゆきひと)を取り押さえます。このことがきっかけとなって、あざかたちは水無瀬家の当主・水無瀬白雪(みなせ・しらゆき)の依頼を受けることになり、水無瀬家のお家騒動に巻き込まれることになります。

    白雪や、小田桐の下宿先の孫娘・七瀬七海(ななせ・ななみ)のキャラクター造型がライトノベル的で、前巻に比べるとかなりコメディの方向に振ってきたという印象です。もっとも個人的には、こういったテ

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    2014年09月29日
  • B.A.D. 7 繭墨は人形の悲しみをかえりみない

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    ヒルガオの正体や人形の屋敷のカラクリの裏にあるものは大体予想がついた。つらいなあ。続きが気になるー。

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    2013年05月12日
  • B.A.D. 6 繭墨はいつまでも退屈に眠る

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    短編集。さらさらと読める。2本目の話と、オチは読めたけど4本目の話が好き。人の愛情って怖い、という短編集だった。

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    2013年02月17日
  • B.A.D. 9 繭墨は人間の慟哭をただ眺める

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    この作品で初めて良かったと、心底から良かったと思えたエンディングでした。
    だからこそ・・・次が恐ろしい

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    2013年01月29日
  • B.A.D. 5 繭墨は猫の狂言を笑う

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    流石の気持ち悪さ。読めば読むほど吐き気を催す。
    相変わらず文章力に難がある。いらない描写がこびり付いた文章が妙に作品の雰囲気に合ってる気すらするのも皮肉なもの。
    それでもなんだかんだ言いつつ5巻まで読んでしまっているのは、この作品の持つ魅力ゆえでしょうかね。

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    2012年12月15日
  • B.A.D. 9 繭墨は人間の慟哭をただ眺める

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    ネタバレ

    個人的に☆は4.5ぐらい。
    内容は5だが、少しくどさが気になったから。
    他の方のレビューにある通り、このシリーズで珍しく泣けた。
    次は最終章のあざか編だそうで。

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    2012年11月26日
  • B.A.D. 4 繭墨はさしだされた手を握らない

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    ちょっと文章が読みづらかった。特に前半が顕著。
    展開の方も、盛大に盛り上げておいて実にあっさりとした幕切れ。まさに狐につままれた気分です。
    でもこのギトギトと口内に粘りつくような読後感は嫌いじゃありません。世界観は本当に素晴らしいし、機会があれば五巻も読んでみたいと思います。

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    2012年11月13日
  • B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる

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    内容…★★★
    人物…★★★★
    文体…★★★★

    なんか読んでると、お腹痛くなる。

    繭さんと小田切くんの関係性は好き。
    こういう、もやっとした絆は萌える。
    一瞬はっきりする絆に尚萌える。

    その他の部分は前評判がよかったから
    引きずられてるのかもしれないけど。

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    2012年10月30日
  • B.A.D. 3 繭墨はおとぎ話の結末を知っている

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    2巻が面白かった手前、3巻の内容については少しトーンダウンせざるを得ない。が、内容そのものが4巻の前座のようなものなので、構成的にもそこまで重要な部分ではないのかもしれない。
    ただもう、とにかく腐臭がすごい。主人公も常に吐き気がどうのこうの言ってる気がするし、読者としても吐きそうです。

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    2012年10月27日
  • B.A.D.4コマ

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    表紙を見て一瞬コミカライズを2冊買ってしまったと思いそうになるほどそっくり・・・と、いうよりモロパクな表紙。あざかの口元や小さく「4コマ」と書かれた違いよりも本の大きさで比べたほうが早いぐらいのレベルなのだ。
    それもそのはず、なんと本編のコミカライズを描かれている榊原宗々先生本人による4コマなのだ。

    本編では見事に醜悪で美しい物語を描き上げている人と同じなのか本気で疑いたくなるなるキャラの崩壊っぷりがすごいw
    特に静香とか反則だろ、色々と。
    本編の緻密なのもいいけど、デフォルメされたキャラ達も素敵な出来。あざか可愛すぎでしょ。中身は本編上回る理不尽ぷりだがw

    逆に本編コミカライズを気に入っ

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    2012年10月25日
  • B.A.D.(1)

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    おそらくマンガ史上最も主人公が死んだ鯖の眼をした作品。終始虚ろ。

    最近流行りのラノベコミカライズで、原作は未読。ゴスロリ和傘少女の表紙に釣られたジャケ買いで、正直あまり期待していなかったのだけれども非常に面白かった。
    この巻は設定、キャラの背景紹介に費やされているのだけれど、この死んだ鯖主人公が本当にいろんな意味で生臭く、そして台詞がいちいち斜め上からぶっちゃけられて軽く引きます。
    これだけ無気力で流されがちな人間なのに名前は小田桐 「 勤 」 。。。

    周辺キャラはなにがしかの能力者なんだろうけど、それもほぼ明らかにならず、積み上げられた謎がこの先紐解かれていくのが楽しみです。

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    2012年10月13日
  • B.A.D. チョコレートデイズ(3)

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    早くも3冊目の短篇集。短編とはいえ、前後の本編も間髪入れず刊行し、さらに片手間でホラーアンソロジーの描き下ろしまで書いてしまう綾里先生の筆の速さには毎回脱帽です。沢山の本を読んでいる者としてはもう少しゆっくりでも全然問題無いんだよ?(ェ

    「小田桐勤と繭墨あざかの休日」は小田桐と繭さんそれぞれの視点から小田桐の休日を描いたもの。話は繋がっているのに全然違う休日をすごしているところが面白い。

    「クッキング・オブ・ヘル」は料理対決でグチャグチャになってギャアアアなテンプレ展開を期待していたのだが、七海は勝負を放棄して白雪と綾の料理を小田桐が支えるという展開に。
    白雪さん出すならもっとイチャイチャ

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    2012年10月10日
  • B.A.D.(1)

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    ストーリーが再構成されているので、嵯峨雄介が既に出ていたりと原作と同じ話もちょっと原作と違うような感じに。
    ただ原作のグロさだったり、人の醜悪な部分だったりを見事に表現できてるのはポイント高い。

    面白かったので早く2巻が読みたい。ただ、原作は原作者の綾里けいし先生が速筆でバンバン出てるのに対して、漫画は雑誌連載という制限があるからなぁ・・・気長に待つか。

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    2012年09月12日
  • B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない

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    ミステリアス・ファンタジー2巻! ダークでドロドロしているけど耽美で魅力的なダークライトノベル。繭墨さんが素敵です。あとやっぱり主人公モテるのね。

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    2012年05月31日
  • B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる

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    面白い。その一言に尽きる。
    ライトノベル というイメージで読むと大分違っていた。
    登場人物の歪み方が面白い。けれど文はしっかりしてて読みやすい。
    ただ、稀に意味の分からないタイミングでのグロテスクな描写が出る。蛇足かな、といった感じ。
    そしてライトノベルだから仕方がないかもしれないけれど、挿絵が読む気を削がせる程度に邪魔だった。

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    2012年05月24日
  • B.A.D. 8 繭墨は髑髏に花を手向けない

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    ネタバレ

    さすが僕らの小田桐君ですね!
    ここまでイライラさせられる主人公とかもうそれだけで国宝もの。

    前回に続き雄介回。
    章の頭にある独白文が実は雄介のでそうやって前巻から振り返ると雄介の苦悩だとかがヒシヒシ伝わってくる。雄介に感情移入させようとか著者マジ策士。
    そんな中で小田桐君は通常運転中。彼ってやっぱり不死身なんですかね?

    それにしても短編入れるともう10冊なんだね。
    ここまで読んでる人は95%の小田桐君のクズっぷりが好きな物好きな人と5%のゴスロリ好きしか残ってないに違いない。素晴らしき小田桐中毒。

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    2012年05月20日
  • B.A.D. チョコレートデイズ(1)

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    全体的に面白かったが、
    所々首をひねりたくなるシーンがあった。

    嵯峨雄介を好きになれた一冊。

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    2012年05月12日
  • B.A.D. 7 繭墨は人形の悲しみをかえりみない

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    今回から雄介にスポットを当てた話になるらしい。
    あさとメインの話と比べるとグロ控えめだが、相変わらず狂った人間のオンパレードで気分悪くなる(このシリーズでは褒め言葉)
    そして、小田桐の内面の成長しないっぷりは他のラノベの追随を許さない。永遠のウザキャラ?永遠のヘタレ?これも読んでて不愉快になる。だが、それがいい。

    雄介がまっとうな人間として歩み始めようとするのだが・・・やっぱりいつものB.A.D.だった。
    新キャラも素晴らしき狂人達で読んでてどんどん欝ってくる。(このシリーズではry)

    ちなみに、今回またあのお方が登場します。お楽しみに。

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    2012年03月16日
  • B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない

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    普通に面白かったが、一巻を読んだ時の感動はなかった。
    相変わらずチョコレェトが食べたくなった。
    一巻と比べて、服装についての描写が増えたのはゴスロリ愛好家として嬉しかった。

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    2012年03月21日
  • B.A.D. 6 繭墨はいつまでも退屈に眠る

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    今回はインターバルということで、リラックスして読もうと思うと内容はいつも通りのB.A.D.ワールドなので怪我します。
    相変わらず正面から突っ込んでは傷つく小田桐は相変わらず。だが、読者的にも小田桐本人にもどうやら耐性が付きつつあって、なんかアレ。ここまでくるとグロシーンも大したことなくなってきたし、まぁ6巻目だし仕方ないよね(ぇ

    といっても、インターバルですから若干日常回だと思う。うん。七海や嵯峨の話とかはそう。
    そして今回は久々に白雪さんが登場。もう彼女眩しすぎて直視できないわ・・・

    てか小田桐は不死身ってことでいいんですかね?毎回ボロボロになるわりに次の巻になると何事もなかったかのよう

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    2011年12月13日