綾里けいしのレビュー一覧

  • B.A.D. 8 繭墨は髑髏に花を手向けない

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    ネタバレ

     ヒルガオの死に接し、再び狂ってしまった雄介。彼は復讐を決意し、小田桐さんはそれを止めようとする構図。

     相も変わらず察しが悪い小田桐さんだけれど、誰かを救いたいという思いだけは本物で、だからこそ彼は救えなかった事に涙するのでしょう。

     雄介が戻ってこれるのか次巻を楽しみにしています。

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    2025年07月03日
  • B.A.D. 7 繭墨は人形の悲しみをかえりみない

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    ネタバレ

     今巻、初登場となるヒルガオ。雄介のかつての平穏を思い出させるかの如く、まるで狐の去った後の平和な日常の象徴の様な印象でした。だからこそ、穏やかな日常なんて無いとでも示すかの如く、儚く散ってしまい、この作品における日常が薄氷の上にしか無いのだと改めて突きつけられた気がします。

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    2025年06月28日
  • B.A.D. 6 繭墨はいつまでも退屈に眠る

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     今巻は比較的あっさりめな印象。狐が関わらないと小田桐君の心を引っ掻きまわされず、穏当な終わりになるのかもしれませんね。

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    2025年06月06日
  • B.A.D. 5 繭墨は猫の狂言を笑う

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    ネタバレ

     狐の使者を名乗る猫の事件。狐と比べるとお粗末な事件であっさり終わってしまった印象です。

     憎かろうが恐ろしかろうが意図して人は殺せないという辺りに、小田桐さんの人の良さと甘さが詰まっていると思います。

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    2025年06月03日
  • B.A.D. チョコレートデイズ(1)

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    ネタバレ

     今巻では小田桐さん、嵯峨雄介、繭墨あさとの3人をそれぞれ掘り下げた様な短編でした。

     小田桐さんと繭墨あざかが今の様な関係になる前の、まだ今より距離がある2人の関係が新鮮にうつりました。

     あと、相も変わらず繭墨家は碌でも無い場所だなと繭墨あさとの過去話を通して感じました。

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    2025年05月27日
  • B.A.D. 12 繭墨は自らの運命に微笑む

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    10巻で出来の悪い総集編が描かれた記憶が新しいままにこの巻で行われたのは物語のやり直しと先への進展かな
    StoryⅠで描かれる事件はかなりあからさま。小田桐とあざかによる最初の事件という訳ではないけれど、本シリーズの最初に描かれた事件と瓜二つで関係者も登場する
    10巻のあれが出来の悪い総集編だったなら、今回は出来の悪い模倣。山下和枝ほどの狂気も無ければ山下優紀子ほどの渇望も無い。あざかの気を引く為に用意された地獄は底が浅いが為に紅い女の醜悪さを改めて露見させるもの

    ただ、あの時と違うのはあざかが見詰めようとした死が山下優紀子のものから小田桐の死に成りかけた事か
    あざかは誰も助けない。そこには

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    2025年03月08日
  • B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない

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     描いた絵が動き出す水無瀬の一族。繭墨とは別の異能者が出てきたけれど、異能者でありながら、繭墨あざかと比べると普通に見えてしまうのは、これまで見てきた登場人物達が異常な方ばかりだった所為でしょうか?

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    2025年03月02日
  • B.A.D. 11 繭墨は紅い花を散らす

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    動けるようになって最初にした事が夢の中で関わった人達に救いの余地を授ける行為である点はもう本当に小田桐って感じ
    しかも、その最中の自分は激痛に苛まれ続けているとか、どういう精神性をしているんだ……
    それでも小田桐は人と関わる事も生き足掻く事も辞めないのだから、ここまで来ると身勝手な彼の生き方も主義思想のレベルに達しているのではないかと思えてしまうよ


    夢から脱しつつも紅い女の影響からは完全に脱せられない小田桐達がまず行うのはあざかの死に繋がりそうな予言の妨害
    その為にカニバリズムと集団自殺がコラボレーションした宴に参加するなんて本作の展開はどうかしてる…。
    ただ、小田桐が連想したように主催者

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    2025年02月22日
  • B.A.D. 10 繭墨は夢と現の境にたたずむ

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    この巻は凄かった…。異常事態はそこかしこに起こっているのに誰もそれを感じ取れない。異常に気付けぬ異常性、徐々に壊れていく小田桐の認識。そうしたズレが最高潮に高まった瞬間から始まる地獄は読んでいるこちらのメンタルまでゴリゴリと削ってくるものでしたよ……


    雄介や久々津の復讐心が迸る一連の事件が終わった事であざかの前に横たわるのは退屈な日々だね。小田桐にとっては凄惨な事件から離れられる安らぎの時。けれど人の激情をこそ栄養のように啄むあざかにすれば緩やかな死を迎えているかのような日常でもある
    訪れる依頼人が持ち込む事件すら退屈となれば、あざかは活動を停止してしまう。だからか、この巻は小田桐の積極的

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    2025年02月16日
  • 人喰い鬼の花嫁 分冊版(1)

    無料版購入済み

    シンデレラの苛めの世界ですね。
    ヒロインは何故、川で溺れてから眼が赤く光る様に
    なってしまったのでしょうか?

    #ダーク #切ない #シュール

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    2024年12月05日
  • B.A.D. 6 繭墨はいつまでも退屈に眠る

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    前巻にて、誰もが眉をひそめるような選択をして憎きあさとを助け出した小田桐
    けれど、彼が自分の意志でその選択をしたならば、後悔が有ったとしてもあの道しか選べないなら、そこに絶望が有ったとしても彼なりの幸福に繋がっている可能性があると言えるのかな

    今回はそれと似たような他者からの理解は難しくても当事者なりの幸福を追求するかのような話が目立った印象


    冒頭から陰惨な行為が描かれるStoryⅠ、発作的に他者の眼球を抉る猟奇犯罪の話なんて随分とおぞましい
    犯人の話を聞いてみても論理的であるようで居て決定機に破綻している。そもそも後悔しているだとかもう止めたいだとか口では言うのに、行動は全く言葉に沿っ

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    2024年11月30日
  • 人喰い鬼の花嫁 分冊版(1)

    無料版購入済み

    ぱくり?

    パクリ?あれのぱくりですよね?てかそんなもんがあふれてますね?あれのぱくりだよね?そこまでしなきゃ売れない出版社

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    2024年11月30日
  • 人喰い鬼の花嫁 分冊版(1)

    購入済み

    かわいい

    絵がかわいい♡セリフも多くなく読めます
    お姉さんはざまあルートかな?

    #胸キュン #切ない

    3
    2024年11月30日
  • B.A.D. 5 繭墨は猫の狂言を笑う

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    あさとを殺さないままに異界へ置き去った事でこの巻にて小田桐が意識するは罪の意識かな
    多くの悲劇を生み出したあさとを殺すべきだったのではないか?異界にあさとを置き去りにしたのは酷い行為だったのではないか?
    矛盾するようでいて解決を見ない小田桐の悩みはこの巻に充満している

    だからか、登場した人物達も罪の意識を備えているね
    小田桐が閉じられた学園で最初に向き合った事件も罪の意識が肥大化したような事件だったし、戻ってきた綾が求めたのも罪に応じて罰される事だった
    小田桐は少女達の事件で何も出来なかった。綾に対して何もしないと宣言した
    特に綾への台詞から小田桐は自身を断罪人にするつもりはないとの意識が読

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    2024年10月19日
  • B.A.D. 4 繭墨はさしだされた手を握らない

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    絶望に沈む小田桐にこの巻で突き付けられるのは己の過ち
    あさとの指摘により罪に潰された彼はもはや立ち上がる気力もない。誰かが殺してくれるならそれで良いし、絶食による死が待つのならそれも良い
    小田桐は生を捨てる事により過ちを犯した自分を罰しようとした

    面白いのはその発想とて過ちだと突き付けてくる点だね
    あざかは小田桐の死に意味は無いと突き付け、死を拒んだ姿勢を再考するよう促す。白雪は小田桐の過ちに意味があったと感謝し、その上で小田桐が俯き続けるなら別の誰かが犠牲になると示す
    それらは小田桐が罪人であろうと立ち止まっていようと世は動き続けると脅迫してくるもの。だからこそ小田桐は自分を許すなんて理由

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    2024年10月04日
  • B.A.D. 3 繭墨はおとぎ話の結末を知っている

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    前巻ラストにて一般的で普通な信念を示した小田桐。それは他者の幸福を願う分には害のない代物だけど、相手がどうしようもなく追い詰められていたらどうなるの?と云う方面を描いたのが今巻のエピソードかな

    と云うか、今巻では小田桐の追い詰められ具合が凄まじい事になっていたね…。静香に囚われていた時でさえ、ここまででは無かった気がするよ……?
    ただ、あの時との違いを見出すとするならば、被害者か加害者であるかという点かな。静香の時は完全に想像もしていなかった彼女の変容に巻き込まれたという形だった
    けれど、今巻は小田桐が良かれと思ってした行動が結果的に関係者を死に至らしめている。それは終盤であさとが指摘したよ

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    2024年09月28日
  • 異世界拷問姫

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    ネタバレ

    なかなか強烈なヒロインとダークな世界観のファンタジー作品。
    異世界転生譚でもある。

    とにかく”拷問姫”のキャラクターが強烈。
    自らを”誇り高き狼にして卑しき雌豚である”と宣い、大量虐殺の咎で火刑にされることを良しとするその気高さと人に対する傍若無人さ、そして時に見せる無邪気さに否応なく魅せられる。
    衣装も唆るものがあるよね^^

    彼女の従者に転生させられ悪魔との戦いに巻き込まれる主人公の不運は実はすごく幸運なのじゃないかと思う。
    この巻ではほとんど闘う力はない主人公だけど、この先、覚醒めいたこともあるのかな。
    まあ、闘うメイドのヒナがいれば無くても大丈夫か?

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    2024年02月16日
  • 霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない 2

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    藤咲家に追われることになった朔と籐花。そんな彼らのもとに、永瀬家の巫女の1人、未知留がやってきて、永瀬家の「ほんもの」予言を元に行動する事を強いられる。
    連作短編ミステリー。どの話も終始暗い雰囲気。謎を解くことで一見前に進んでいるように見えつつも、どんどんと暗い沼にハマってゆき、救いが見えない。暗い雰囲気が好きな人は是非。ミステリーとしてみると、全般的に動機の面が微妙と感じた。
    なお、朔と籐花の2人の関係性の成り立ちがどのように出来上がってきたのかはまだあまり語られておらず、今後の展開に期待したい。

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    2023年01月03日
  • 悪逆大戦 地獄の王位簒奪者は罪人と踊る【電子特典付き】

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    面白い

    綾里けいしさんの作品はいつも世界観が作り込まれていて、ワクワクします。
    本作も例に漏れず、作者さんらしい世界観たっぷりで非常に楽しめました。
    次巻もあるなら読みたいです。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アツい

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    2022年12月06日
  • 魔導書学園の禁書少女2 少年、共に誓いを結ぼうか

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    一気にクライマックスに向かう急速展開。一気に第1部完まで進んだ印象。3巻続くのだろうか? その分、ドードーとの戦いや、ディレイの兄ダーナムとの過去の確執など、見所盛りだくさん。 一番印象に残ったのは、やはり妹サーシャとの過去の確執であった。背後に悪の手が見えつつも、レンとサーシャの過去の経緯は避けようも無く、切なく感じました。

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    2022年10月27日