柳内たくみのレビュー一覧

  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり24

    ついに門で暴動が起きて

    白熱の竜騎兵と自衛隊との戦闘シーンだが、その間にとんでもない事が起きてしまった。ついに物語の終焉を迎えるのか。レレイの入った荷物はどこだー?
  • 【SS付き】ゲート0-zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり〈後編〉
    ちゃんと重いテーマにも踏み込んでることは評価したい。
    「状況開始」ネタも出てくる
    ソーリ!ソーリ!ソーリ!!!今頃見つかるw
    (マスコミ、お前か、お前の仕業か!)
    101保安中隊まで突っ込むとか、総力戦だわ。

    そして、
    「門は銀座にある。銀座は日本国内だよ」
    に、続く。
  • 【SS付き】ゲート0-zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり 〈前編〉
    そう、これよ、これ。これが読みたかったのよ。

    で、総理!総理!総理!
    どこ行っちゃったんですか?
  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり23

    絶望の兎女が

    敵の主力隊が、間隙をぬって自陣の中心部に攻めてこようとしている。それは今まで裏切りをしていた兎女が裏切り返しの証。これからの戦いはいったいどうなるのか。最後にキーマンの賢者が眠らされる。よからぬことしか浮かばないねえ。
  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり22

    話しの大半が戦いに

    今までも戦いの話しはあったが、これほど巻の大半を戦いが占める事があったか。確かに自衛隊が勝つのは分かるが、それでも負傷する軍人も多数出る。いつの世も戦いは見ていて気分の良いものでは無いね。
  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり21

    ついに日本と帝国の講和条約が

    なんだか、門がどうとか騒ぎになっているけれど、この門が今の時間の東京と特地をつなげているけれど、それはとても不安定なもので、いったん閉じてしまうと、ふたたびつなぎ直しても同じ時間軸にはつなげない。となると、どうなっちゃうんだろうね。ちょっとだけなら同じメンバで話しは進むけど時代が変わりすぎると歴史的...続きを読む
  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり1

    最初は言葉も通じない関係で

    ずいぶんと巻を読み進めた後で、ふたたび初巻に戻って、始まりを読んでみた。最初は後で仲間になるメンバとも言葉も通じず身ぶり手振りだったとは。今はあれほど仲が良いのにね。
  • 氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神
    「ゲート」シリーズの著者、柳内たくみ氏の著作。ゲートよりも短いので終わりのほうでは読み終えてしまうのが寂しくなるほどであった。それだけ登場人物たちに感情移入していたということ。終わり方もさわやかで、感動もし、笑えて読み終えた。もっと読んでいたかったと思える小説。

    内容は第二次大戦直前の、フィンラン...続きを読む
  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり19

    ついに門を人為的に開く力が

    けっこう、あれやこれやのエピソードがてんこ盛りのこの巻ですが、やはり大きな出来事は、レレイがハーディから授かった門を開ける力の実験。つながった先の世界がトンデモ世界だったのがとても興味深いです。
  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり5
    地震>成り行きで帝都皇宮へ>拉致被害者を発見して奪還
    一方、テュカはもう壊れる限界。

    帝国に「メッセージ」を伝えるためのファントムの空爆、LGBじゃなくて赤外線誘導のGCS-1を使ってるのがリサーチ抜群だった(誘導半はどうするのか、そこは知らんが
  • ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり4
    ヤオがアルヌスについて、悪巧むまでおいこまれたり、自衛隊が帝都の悪書に拠点を設置したり、和平工作が干渉されたり。熱量の高い作画でとても心地よい。
  • ゲート―SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 4.漲望編

    無知の知

    一部ご紹介します。
    ・人間は、簡単に物事を知っているとも理解しているとも口にしてはいけない。
    どれほどの書物を読み解いても、どれほどの先達から教えを受けても、それですべてを知ったとは言えないからだ。
    だから何も知らない者であるという礼儀態度を忘れず、他人の話に耳を傾けるべきである。
    そこに何...続きを読む
  • ゲート―SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 2.謀濤編

    自助論

    一部ご紹介します。
    ・能力に欠けた人間を、相応しくない地位に置くような国家、組織、家は確実に衰退する。それが現実だ。
    ・環境が違えば、同じだけ努力しても得られる結果は異なる。代々繰り返されることで格差はできていくかもしれない。
    けれど、どんなに優秀な教師がついていても、当人にやる気がなければ何...続きを読む
  • ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈3〉動乱編〈下〉

    生きるが故の宿業

    一部ご紹介します。
    ・歴史を振り返れば、生き残るのは正しい者ではなく、戦う意思のある者だけだった。
    犠牲と罪に手を汚すことを恐れ、戦うことを厭う者は、永遠に奪われ隷従を強いられる。
    口を開け、誰かがえさを運んできてくれるのを待つだけの者には、滅びの運命しか残されてはいない。
    ・敵や味方の血を...続きを読む
  • ゲート外伝1<下> 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり<南海漂流編>

    人間の在り方

    一部ご紹介します。
    ・長い歴史のある民族、国家というものは、選民意識、自民族優位論(国家的、民族的な中二病期)にとらわれた時期をもつものだ。
    成熟した社会を作り上げるためには、そういう恥ずかしい時期を乗り越える必要があるのだ。
    無論、成熟した社会といっても、それは理想郷ではない。
    色々な問題...続きを読む
  • ゲート―SEASON2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり 1.抜錨編

    経済の乗数効果

    一部ご紹介します。
    ・金銭というものは、川のように流れていることが望ましい。
    使わずに、その流れを堰き止めてしまうことは罪なのである。
    金は使ってこそ生きる。
    富豪がメイドを雇えば、メイドとその家族が暮らせる。
    豪華な食事を楽しめば、腕の良い料理人とその家族が生きていける。
    良質な食材が...続きを読む
  • ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈4〉総撃編〈下〉

    愛すること

    一部ご紹介します。
    ・誰かを好きになるのに理由など必要ない。
    なぜなら、理由のある想いは、その理由が失せれば、消えてしまうものだから。
    強さも美しさも、時とともに色褪せ、知性ですら老いとともに冴えを失ってしまうから。
    そうした理由で人を好きになると、必ず幻滅の思いを抱くようになってしまう。
    ...続きを読む
  • ゲート外伝3<上> 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり<黄昏の竜騎士伝説編>

    休暇取得の重要さ

    一部ご紹介します。
    ・人間というものは、目に見えない格差はあまり気にしない。
    目に見える、自分視点の格差にこそ不快感を抱く。
    例えば、主婦が、自分が忙しく食事の後片付けを頑張っているというのに、その目の前で夫がのんべんだらりと、横になってテレビなんかを見ていれば、夫が昼間忙しく働いて疲れている...続きを読む
  • ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉

    行き過ぎた清潔主義

    一部ご紹介します。
    ・自分に理解できない、合わない、気に入らない、あるいは誰かの権利が害されるなどの理由で、ある種の文化や芸術、表現方法を廃絶する姿勢は、結局差別に行き着く。
    『健全』『人間性』といった名目で、文化を健全と退廃に分別することを大義名分にしたとしても、
    その一方を抑圧し廃絶するこ...続きを読む
  • ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈4〉総撃編〈上〉

    社会福祉とパターナリズム

    一部ご紹介します。
    ・幸せとは、本来決まった形はなく、それぞれに異なるものだ。そのすべてを同時に満たすような制度や方法は存在しない。
    だからこそ、人間はそれぞれが他人の権利を害しないやり方で、自分を満たすように努力するしかないのだ。
    それぞれが自己の幸せを追求できる自由を尊び、そのための環境や...続きを読む