更科功のレビュー一覧

  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

    購入済み

    DNA 分析の進化スゴ

    昨年ネアンデルタールの博物館に行きました。あの種族が我々日本人にもゲノムを残していると思うと楽しいものです。最新工学と人類起源への探究心は素晴らしいです。
    これ読んだ方に、デジタル時代の恐竜学をお勧めします。こちらは化石を最新技術で解析していて。目からウロコが落ちます。
    土と生命の46億年史もグレートジャーニーが土と密接なつながりを持つ話などワクワクする話が満載です。

    #アツい #深い #タメになる

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    2025年12月08日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    とにもかくにも、学術書という感じで無く、壮大な地球の進化の歴史物語として読むと、色々な事が人生と被り、ためになったり、今まで理解出来なかった人の行動や行為も、あの事はこういった成り立ちなのかもと、リンクしてとても面白かったです。

    まだまだ勉強不足でわからない事があったので、もう一度また読んでみようと思います。

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    2025年11月12日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    タイトルの通り、ダーウィンの「種の起源」を読んだふりができる本です。
    非常に気になる一冊だったんですが、なんだか装丁が豪華で、タイトルもふまじめな感じがするし、値段も安くはないしで買うのをためらってました。
    結果、読んで大正解の良本でした。

    私もご多分に漏れず、種の起源を買ったのははや6年ほど前、そして読んでる途中で匙を投げて放置している人間の一人。
    積読ではなく、こりゃ分からねーやと断読しているというありさまです。今後も読まねーだろなと小声で思っています。

    この本を読んだ今、オリジナルをあきらめた私の判断は正解だったと思っています。

    ダーウィンの種の起源の何が画期的だったのか?現在の知

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    2025年11月01日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    スティーヴン・ジェイ・グールドのエッセイを通して、ダーウィンの考えはおぼろげに知っていたけれど、いつかは読んでみようと思って(内心ではきっと読まないだろうなとも思って)いた「種の起源」。こんな美味しい本があるじゃないの、と、手に取ったら本当に美味しかった。
    おススメ。

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    2025年10月28日
  • 進化論はいかに進化したか(新潮選書)

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    2023/01/23 読み終わった

    コテンラジオの深井龍之介さんがお勧めしていたので。少し前に死の歴史についてもコテンラジオで取り上げていたこともあり、気になっていた。

    例えば、キリンは他の動物が食べられない高い場所の葉を食べられるように、首が長くなるよう進化した。これがキリンの生存戦略である。こういう文が間違っていることが分かる本。

    ざっくり自分の理解で言うと、進化とは結果を後からみたものにすぎない、ということ。

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    2025年09月29日
  • 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか

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    ネタバレ

    鹿島茂さんの「この1冊、ここまで読むか!」で、成毛眞さんとの対談で取り上げられていた本。
    人類の700万年の歴史を、だいたい1日1章ずつ読んで、1週間で俯瞰させてもらった贅沢な体験でした。

    特に、ホモ・サピエンスよりも脳の容量が大きかったネアンデルタール人がなぜ滅んだか、脳の消費エネルギーの観点からの考察に目から鱗、でした。
    これからも目が離せない歴史のカテゴリーです。

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    2025年09月25日
  • 進化論はいかに進化したか(新潮選書)

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    「進化論」という言葉をいかにざっくり使っていたかを知らしめられた。
    また現代社会に適用できそうなアナロジー多数。良書だと思う。

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    2025年08月18日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    ダ・ヴィンチは地球を生物と捉えていた。
    「生物」をどう定義するかで、地球も生物になり得る。
    今は「自分の複製を作る」が定義の1つなので、地球は生物ではない。

    本書は「生物学講義」というタイトルだが、生物に関する面白い話を聞いている感じ。

    花粉症やアルコールの話題なんかも取り上げられていて、身近に感じる内容も多いので読みやすい。

    ・飲んだアルコールの30%は胃から、残りの70%は小腸から吸収される。
    ・体重が60キロの人だと、500mlのビールを8缶も飲めば、急性アルコール中毒になる可能性がある。
    ・アルコールは小腸からの吸収が早いので、胃に長く留めておきたい。食べながら少しずつ飲むのがい

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    2025年08月03日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    生物学は、わかるが美しいとは何?と気になり読みました。

    内容は、高校で習う生物学を日常生活と関連付けて説明されておりとても分かりやすかったです。
    挿絵もテーマを端的に描いていて良かったです。

    生物学に対して苦手意識のある人は、この本から入ると苦手意識が薄れるかと思います。

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    2025年07月27日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    世界一かどうかは不明だが、シンプルなのは確か。簡潔明瞭に説明してくれているので、自分のような知識に乏しい人間でも楽しく読むことができた。実例が多く紹介されているのも良いところ。5章6章はSF的な想像力あふれる説も紹介されており、興味は尽きない。

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    2025年06月17日
  • ざっくりわかる 8コマ人類史

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    ホモサピエンスって、短…。他の種類の人類の生存期間と比べて、めっちゃ短い。
    進化はいいことばかりじゃないんなぁ。

    ほんとにざっくりで面白く読めた( ^ω^ )

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    2025年03月12日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    生物学を平易な言葉でとても分かりやすく書いてあります。また、イラストがとても可愛いです。2本足のリン酸脂質が可愛くてお気に入りです。別の本で出てきたときに、頭の中でこのイラストが再現されました。

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    2025年06月23日
  • 化石に眠るDNA 絶滅動物は復活するか

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    古代DNA研究の様々な事例を紹介した本で,遺伝学の基礎知識があった方がより内容を楽しめる。研究の右往左往について,現代の研究者でも参考になる点もあるだろう。

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    2024年11月06日
  • 化石に眠るDNA 絶滅動物は復活するか

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    古代DNA研究の黎明期から、近年の遺伝子研究の最新トピックまで。研究内容の解説は平易に噛み砕いてあって、自分のようなド文系人間にも大変わかりやすかった。
    人工的にマンモスに近いゾウを作って活動させることで永久凍土の融解を遅らせ地球温暖化の進行を食い止めるという「更新世パーク」の取り組みは初めて知ったが、とても興味深い。
    絶滅種の復活はロマンがあるけども、今ある生態系を大切に守ることについても考えないといけない。

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    2024年10月18日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    生物について現在地点のわかってるとことを、やさしく解説してくれる。
    進化の話やシンギュラリティの話がおもしろかった。
    しかし、先日読んだ熊楠の時代から100年くらいでこんなにわかることが増えてるのが、興味深い。

    40億年の生命の歴史を考えていると、少子化問題とか環境問題とか、些末に思えるというか(もちろんヒトの1種類のみが増えすぎてる問題は重大事案だけど)、このパワーバランスも地球の生命体の一方向性に思える不思議。個人の意思でどうにかなるもんでもないのかな、て。栄えるも滅びるも環境次第というか。なるようになるという達観が得られる気がするな。

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    2024年10月20日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    (2012/10/17)
    タイトルは堅いんだけど、中身は柔らかく、面白い!
    ジュラシックパークの世界!
    過去の化石からDNAを取り出すためにどんな手順を取っているか、
    またそれがいかに難しいかがよくわかる。
    とれたDNAが本当にその当時のその生物のものなのか、それともあとから付着したものなのかを
    判断するためには並大抵ではなく地道な作業の繰り返しがあるようだ。

    きちんと作業して取り出したDNAからいろいろなことがわかる、というのはすごい。
    推理小説並み。
    女性特有の遺伝子だけが引き継がれるため、現代の人類の祖先は「ミトコンドリア・イブ」と呼ばれるたった一人の女性に行きつくとか、
    日本人を「縄

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    2024年09月20日
  • 進化論はいかに進化したか(新潮選書)

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    ・一回通読。個人的には、ダーウィン以来より読みやすく分かりやすかった
    ・ダーウィンの考え、ダーウィニズムと呼ばれるもの、現代の進化論、それぞれの特徴と違いが良く理解できた。自然選択の考えは現代人には直観的だが、実際には偶然の力も大きく、長い年月と環境の変化と偶然の力が重なってきたことで進化が進んできたのだなと理解した
    ・ホモサピエンスが直立二足歩行を受け継ぐことができた理由はとても面白く、目から鱗が落ちると共に腹落ちした

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    2024年07月08日
  • 進化論はいかに進化したか(新潮選書)

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    ダーウィンの進化論を中心に、進化論の変遷や、進化生物学の考え方を学んだ。まず、分かりやすく軽妙な語り口がとても読みやすかった。
    科学者といえど、それぞれの執着する価値観、世界観があって、学説が思い切りそれによって左右されているのが面白かった。科学といえどヒトの営みはそんなものなのかもしれない。

    要不要論の否定や、遺伝的浮動の影響の大きさ、個体数の大小による変異への影響等、新しい考え方をたくさん学べて刺激的だった。
    そして、変異(進化)は必然的に起こるがどんな方向性に向かうかはかなり偶然の要素が大きく、ある意味ではロマンもストーリーも存在しないというのが面白かった。そして進化論が依然誤解され続

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    2024年06月11日
  • ヒトはなぜ死ぬ運命にあるのか―生物の死 4つの仮説―(新潮選書)

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    2023/09/06 読み終わった

    コテンラジオの老いと死の回で紹介されていたので。あとは、深井さんがおすすめしていた同じ著者の「進化論はいかに進化したのか」が面白かったので。

    なぜヒトには寿命があるのか、究極の答えは自然淘汰の結果だということ。つまり、そういう風に進化したから。だそうだ。

    歴史的にさまざまな説が提唱されてきた:

    - 体が大きい方が寿命が長い
    - 代謝が少ない方が寿命が長い
    - 次の世代に譲るため←循環論法

    最近の説は20世紀後半のものも。でもそれも否定されている。

    結局、自然淘汰で全部説明できる。これはきれいだと思った。

    因果関係を間違えて認識していないかを常に

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    2024年06月01日
  • 化石に眠るDNA 絶滅動物は復活するか

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    DNAは、生物の細胞の中だけでなくて、そこらじゅうにあるそうです。もちろん、それは生物の汗や死骸などが由来ですが。それを環境DNAというそうです。
    なので、化石や昔の生き物の剥製などからDNAを複製して分析する際は、それらのDNAが混入しないように、したとしても判別できるようにすることが大切だそうです。
    現状では恐竜の化石の中のDNAからジュラシック・パークのように恐竜を甦らせることはできなさそうです。
    古代のDNAの研究のストーリーはとてもワクワクして面白かったです。

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    2024年04月01日