更科功のレビュー一覧

  • 禁断の進化史 人類は本当に「賢い」のか

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    無意識がここまでありがたいと思った本は初めて。
    いや、高校時代の生物や大学時代の生理学習ってる時点できづけよ!というツッコミを自分に入れたくなるが、私の頭が足りなかったのでご容赦いただきたい。

    息を吸おうと思ってないし、心臓を動かそうなんてもっと思ってない。それを自動化してくれてる私の身体まじすごい。

    生きるために生きてるから、、、
    人生で何かをやり遂げなくてもどうということはない。生物学的に見れば、自分を矮小化する必要はないんだって思わせてくれた。人類は脳が発達してるから、賢いから、とい理由で今に至るわけではなさそう。

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    2024年07月20日
  • 禁断の進化史 人類は本当に「賢い」のか

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    本書で示される、「進化の道筋は一直線ではない」という指摘について、それだけでも驚きに値する。
    これはヒトが進化の頂点にいる、というある考え方とは全く異なる。
    例えば、我々人類が賢さの象徴としてあげる「手」(及びその機能)だけで見れば、チンパンジーの方がヒトより進化している。
    これは結構衝撃だった。
    決して、ヒトは生物の中で最も優秀だ、などとおごった考えを持っていたつもりはないが、
    どこかでこんなに細かな動きができるのは賢いからだという思い上がりを持っていたのだろう。
    そんな気持ちを戒められた。

    質の高い眠りが知性を作る、という第4章の話は非常に興味深い。
    だとしたら妊娠中の母体がぐうぐう眠り

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    2024年06月26日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    人類の進化、特に人類の脳の大きさが縮小している点について、興味深く読ませていただいた。著者の他の進化論や、「創造の自然史の痕跡」などビクトリア朝の論争などの話を読みたい。

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    2024年05月19日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    高校生物の授業をかわいいイラストと分かりやすい言葉で教えてくれます。
    著者の更科さんのスタンスというか、書き方が素敵でした。
    最初に科学とはなんぞやから入り、科学の解き方を説きます。そして宇宙や地球や生物の話から、段々と具体的にしていき、花粉やガンの話にまで落とし込む。
    節々に「分かることもあれば分からないこともある。断定できることもそうでないこともある。」的な中立な伝え方をしてくれる。多様性を説くからこそ、読書をどちらにも偏らせない伝え方だなと思った。
    先生の授業を一度聴いてみたいです。

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    2024年02月27日
  • 理系の文章術 今日から役立つ科学ライティング入門

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    今まで文章の書き方について深く考えたことは無かったが、本書では改めて日本語の文章について考えさせられる。学びが多くあった一方で、本書自体がすごく分かりやすく書かれているかというとそういうわけでもない、と感じた。

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    2024年02月02日
  • ヒトはなぜ死ぬ運命にあるのか―生物の死 4つの仮説―(新潮選書)

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    【自由研究】人はなぜ老いるのか?③

    死なない生物がいるのに人類はなぜ、老いと死を選んできたのか?そして今、それを拒むことは何を意味するのでしょうか?
    * * *
    『4つの仮説』を乱暴にまとめてひとことで言うなら〈絶滅しないため〉と言えそうです。
    絶滅しないために死を選んだのであれば、それを拒むことは〈絶滅〉を意味するのでしょうか。

    地球上の生物は絶滅と繁栄を繰り返しています。何億年も繁栄した恐竜でさえ絶滅しています。
    著者はAIが絶滅の限界を超えるかもしれるないと言います。人類も絶滅するかもしれませんがAIにより新たな人類=〈超人類※〉が誕生するのかもしれません。※lem造語

    それはAI

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    2023年07月01日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    がんの仕組み、IPS細胞とは何か、植物が上に水を運べる仕組みなど、生物学の知識を広く知れた。IPS細胞の実用化に向けた課題なども知れるとなお良かった。

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    2023年06月28日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    ここで言う若い読者は、年齢の事ではないらしい
    いわば意識の話
    現に小学生の息子から、中年の私まで とても面白く読ませていただいた

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    2023年07月13日
  • 理系の文章術 今日から役立つ科学ライティング入門

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    後半の例がくどい
     前半まではわりといいと思った。接続表現の使ひ方や、わかりやすい書き方、パラグラフ・ライティングのルールは役に立つ。また、出題した問題も適切で、理解の一助になってゐる。

     しかし、5章の科学ライティング以降は、例がくどくなり、読みづらくなる。たとへば、アブダクションと演繹と仮説の関係性がわかりづらい。その説明に費やす例が、創造論者だったり、スナメリだったり、カラスだったり、超能力だったりして、てんでんばらばらなのも原因のひとつ。

     ほかにも気になったのは、著者の文学趣味である。書きぶりを見ると、どうやら文学を高尚なものだと思って憧れてゐるらしい。
     大江健三郎の文章が、わ

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    2023年04月05日
  • 禁断の進化史 人類は本当に「賢い」のか

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    タイトルほどのインパクトなし。
    後半は「意識」に焦点を当てています。

    印象的だったのは
    ・植物状態でも意識がある人はけっこうな割合(数字忘れた)でいる。
    ・脳の損傷で視覚を失った人は目で見た映像を写せないだけで、障害物をさけて歩くことができる。
    ・意識が必ずしも生存に有利とは限らない。

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    2023年02月21日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    細胞、動物、植物、人類の進化、遺伝、がん、iPS
    細胞など生物学の様々なトピックを平易な文章と可愛らしいイラストで紹介した本書。
    生物学の面白さは感じられたが、タイトルに掲げたような生物学の「美しさ」や生命の「感動」を表現している文章とは思えず、時々くどい、または回りくどい説明が気になった。
    帯にあるような「極上の」とまではいかないが、入門書としては良書だと感じる。

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    2023年02月08日
  • 進化論はいかに進化したか(新潮選書)

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    ダーウィンの進化論の正しいところ、今となってはまちがっているところ、そして進化論の現状についてまとめられた書。
    最後、人類はなぜ直立歩行二足歩行を獲得したか、の締めはとてもわかりやすく納得感がある。

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    2022年12月31日
  • 禁断の進化史 人類は本当に「賢い」のか

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    木の実を食料にするのは、難しい。
    時期、場所を把握しないといけないので、
    空間認知などの力を必要とする。
    なので、知能が発達する。

    火を使えるようになると、
    消化のためのエネルギーと時間が節約され、
    新たなことに使えるようになった。

    など、自然淘汰で、いろんな説明がつく。

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    2022年12月13日
  • 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか

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     2018年の本で、今はさらに人類史は発達していようが、成程というところが多々あった。
     ホモ・サピエンスがなぜ生き延びたか、体格も脳の容量(1550cc)も大きいネアンデルタール人を結果的に絶滅に至らしめたのは、ホモ・サピエンスの人口の増加、集団的社会力、他種からのDNAを受け継いだ適応力などなど、勿論言い切れないことがあろうが、そういったことが複雑に絡みあっているのは確実なのであろう。
     人類の起源を探索するというのは、個人的でなく多くの人が興味をそそられるテーマであり、時たまこういった本を読み返してみたくなる。

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    2022年08月13日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    ところにより難しいと感じたところがあったけどとても良い本だと思います。

    生物学を知らない初心者に向けて書かれていていました。特に印象に残ったのはダーウィンの件です。
    自分が思っていた史実とは違ったこと。(一般的に多くの人々が誤解していると思いますが)
    話も生物学の講義を聞いているような語りで進められるので読んでて飽きません。

    教養の一環としてオススメです。


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    2022年06月14日
  • 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか

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    なぜ「私たち」が生き延びたのか?非常に難しい問いかけにもかかわらず、わかりやすく尚且面白い例えで説明してくれています。なるほど〜とうなりながら読み進めることができました。

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    2022年02月24日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    生物には縁遠い分野の人間だけれども、面白いと思える話題から最後は感心させられるオチまで引っ張っていってくれる本でした。肩肘張らずに読み進められます。

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    2021年12月26日
  • 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか

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    著者の次作『残酷な進化論』が面白かったので、遡って読んでみた。

    第11章のミトコンドリア・イブに関する論理的な考察はシンプルだけどエキサイティングだ。
    (サブタイトル: ミトコンドリア・イブはヒトの起源ではない。ミトコンドリア・イブはいつの時代にもいる。)

    ネアンデルタール人は、脳が大き過ぎて燃費が悪いが故に、ホモ・サピエンスに競り負けた、というのは、逆説的でおもしろい。ホモ・サピエンスより大きい脳を使って、より上手に出来たであろうことが何か、という点は気になる。著者は、(文字がない時代においては俄然役に立つ)「記憶力」ではないかと推測している。現に文字が発明されて外部記憶に頼れるようにな

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    2021年03月31日
  • 理系の文章術 今日から役立つ科学ライティング入門

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    論理の仕組み、組み立て方の説明に重きを置いている印象。もちろん文章の書き方についても有用なアドバイスが盛り込まれている。

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    2020年12月16日
  • 残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか

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    ネタバレ

    進化に完全はない。
    ヒトが自分達を特別視する気持ちはわからないでもないが、知恵を絞っても道具がなければ食物連鎖のなかでは特別高い位置にはいないものだ。
    ヒト目線での進化論は面白い。一夫一妻制が多いのも、牙が小さいのも、何かしらの理由があって残ってきた形質なんだなぁ。

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    2020年12月13日