更科功のレビュー一覧

  • 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか

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    私たちはホモ・サピエンスだが、遺伝子的に1番近しい生物はチンパンジーやボノボだと言う。
    けど、そのチンパンジーと私たちの間にはかつて絶滅した人類がいた。
    それがネアンデルタール人やアウストラロピテクスなど。
    最古の人類は今はサヘラントロプス・チャデンシス。

    チンパンジーと、人類はどのように枝分かれしたのか、そこからホモサピエンスへ行き着くまでに何があったのか。
    後半少し疲れた所もあったが興味深く読んだ。
    私たちが増え続けるには他の生物を犠牲にしなければいけない。それが現実だそうだ。

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    2018年10月27日
  • 宇宙からいかにヒトは生まれたか―偶然と必然の138億年史―

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    真実をありのまま見ることは時に残酷だ。

    ロマン・ロランの
    「世界に真の勇気はただ1つしかない。世界をあるがままに見ることである。そしてそれを愛することである」
    とあるが、

    地球は奇跡の星でも、
    母なる大地でもなく、
    永遠に続くものでもなく、
    40億年の地球の生物の歴史において、人類で200万年以上に渡って存続した種はいない。

    人類が消滅しても生物は存在し、太陽系が消滅しても、宇宙は存在し、宇宙が消滅しても、別の宇宙は存在し、この果てしない物語は続く。

    そうした世界をありのままに見つめ、愛すること。
    それは勇気だなと感じさせる著書。

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    2017年11月27日
  • 宇宙からいかにヒトは生まれたか―偶然と必然の138億年史―

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    約270ページで、宇宙の誕生からヒト(ホモ・サピエンス)がこの地上に存在するまでの歴史を語ってくれている。コンパクトだけど、濃密であり、かつ“特異な視点”での語りもあり大変面白かった。
    (「地球史学」という過ぎ去ったことだけど、人類がその叡智を使って少しづつ解明していくという分野はロマンを感じる。そこには研究者の解釈の幅が効かせられる範囲があるから)

    では面白かった点をもう少し具体的に語ろう。
    ひとつは①科学者のものの見方が、われわれ一般人とは違うところを感じながら読めたこと、
    その代表的なところは、世の中にある現象を「徹底した分類」によって整理して、理論立てていこうとする姿勢。 世

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    2017年09月22日
  • 爆発的進化論―1%の奇跡がヒトを作った―

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    各器官の進化の過程を歴史的に考察されている。進化の過程を歴史的に紐解いていくため、現在の自分自身の存在も時代の流れによって形成された刹那的なものであると思わされるような視点の広がりを感じられた。

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    2016年12月24日
  • 宇宙からいかにヒトは生まれたか―偶然と必然の138億年史―

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    地球科学も生物学もまったく素養がないので、酸性雨、相転移等々、まず出てくる言葉が理解できないので大変でしたが、ネットで調べながら読みました。どこまで理解できたか怪しいですが、真核生物の起源をはじめ、分からないことだらけと記す著者の姿勢に好感を持って、ぐいぐい引き込まれてなんとか読み終えました。「生物(ヒト)というものは、生きるために生きている。存在するだけでも大したものだ。」その通りですね。

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    2016年05月07日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    化石のDNAやたんぱく質を調べる事で、古生物の生態や進化の歴史に迫ろうする、学者たちの奮闘を描いている。なかなか新しい学問分野で、これからの発展が期待できそうですね。

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    2014年01月26日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    化石からDNAをとったり、DNAから過去を見たりと、ダイナミックに古生物学を伝えていると思います。生物進化の中立説の説明もわかりやすかったですね。

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    2012年12月11日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    ネタバレ

    分子古生物学とは何かを判りやすく説明している。
    現生人類とネアンデルタール人との交配はあったか?
    ジュラシックパークは実現するか?
    ルイ17世は幽閉されて死んだのか?
    好奇心をくすぐるテーマに沿って、分子古生物学の方法が説明されている。
    最近の生物学の面白さが十分に伝わる。
    中高生に是非読んでもらいたい。
    理科離れが危惧されているが、こんな先生がいればきっとみんな理科を勉強したくなる。

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    2012年09月29日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    ネタバレ

     本書は古代DNA(化石DNA)の研究の歴史と現状をわかりやすく解説した本である.映画ジュラシックパークでは,植物の樹液の化石である琥珀に取り込まれた蚊の血液から恐竜のDNAを抽出し,恐竜を復活させていた.あれが現実にできるのか.誰しもが夢を感じる部分だろう.このような古代DNAを扱う研究分野を分子古生物学という.著者はその分野の専門家である.その著者が,恐竜のDNAも含めて,分子生物学の進展を,ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは交配していたのか?,ルイ17世存命説,カンブリア紀の爆発(カンブリア紀初期における動物の急激な多様化),などとの話題を絡めて丁寧に解説している.また,本書の構成が

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    2012年09月21日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    ふんぬーーっ!読みながら鼻息が荒くなるほど面白い。
    ジュラシックパークは実現できるのか?ネアンデルタール人と現生人類は交配したか?などなど、目次を読むだけでも興味津々。専門的な内容もすごくかみ砕いた説明をされていて分かりやすい。もちろん専門的過ぎて理解できていないところもたくさんあるのだけれど、理解不能なところがあることをもってしてもあまりある面白さだ。そしてこの著者のすごいところは、読んでいるうちに「じゃああれはどうなんだ?」と降って湧いてくる疑問にも、ちゃんと答えを出してくれるところだ。
    それにしても、化石やミイラからDNAを採るということが、これほど大変であいまいな作業だとは知りませんで

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    2012年09月09日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    木は光を求めて高くなる

    世界で一番大きいのはアメリカにあるハイペリオン100mクラス、日本で一番高いのは京都にあるスギ
    60mクラス
    では、どのように水を上まで運ぶのか、ここが面白かった。
    水分子の凝集性と呼ばれるもので、理論上繋がっていれば450mまで水を持ち上げられる

    そして植物の管を見てみると、道管と仮道管があり
    道管は被子植物にみられ、管の直径が大きく一本になっており水を大量に運べる
    一方仮道管は裸子植物にみられ、細い管が何本もあり道が曲がりくねって運ぶ水の量は少ない

    一本道であるということは凍りやすくなり、水が供給不可になる可能性が高い、一方細い管は気泡ができづらく凍るリスクが

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    2026年02月20日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    種の起源を解説してくれる本。ダーウィンの主張の正しいところや誤っているところをしっかり書いてくれている。
    文章も読みやすい。
    種の起源の内容を知りたいけども、原本を読むのは難しい方におすすめ。

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    2026年01月12日
  • ざっくりわかる 8コマ人類史

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    ネタバレ

    進化によって、生物は必ずしも進歩しない。
    進化には発達と退化の両輪があり、進化するほど体や脳が大きくなるわけではない。
    生物の頂点はヒトというのは昔からのデマである。
    序章で一気に惹きつけられました!

    複数の人類が同時に存在したことやそれぞれの特徴など、ホモ・サピエンス以外の人類についてもざっくり知ることができます。
    学校で習った「猿人・原人・旧人・新人」という進化の順、でも一直線に進化したわけじゃない事を今更知りました〜

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    2026年01月01日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    この本には、真面目な読者のためのまえがきと、
    不真面目な読者のためのまえがきがあって、読むスタンスによってどちらかだけを読むように冒頭に注意書きがしてある。
    不用意にも?両方とも読んでから本文を読んでしまった。
    種の起源でダーウィンが言ったこと、言わなかったことがよく整理して説明されている。種の起源は当時としても決してやたらと過激なだけの本ではなく、緻密な研究の結果が誠実に報告されている本だったのだなという印象を受けた。

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    2025年12月31日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    種の起源を読んだぞー!と言えるのかな…。原書をや翻訳書を読むのは荷が重いがこの本ではなんとか読み終えた。ダーウィンの進化説がなんとなく分かってきた気がした(笑)。更科先生、ありがとうございます。

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    2025年12月25日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    進化の歴史をたどるような一冊でした。ダーウィンをはじめ、その後の生物学者たちがどんな苦労を重ねてきたのかが伝わってきます。作中に登場する少し極端な例も、進化の学問が戦争や社会に利用されてきた歴史を象徴していて印象的でした。

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    2025年12月12日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    クリプトビオシスからの復水時に他生物のDNAを取り込むヒルガタワムシという存在に8~9%くらい持っていかれた


    ちゃんと『種の起源』を読んだふりができそうな感覚がある。
    そもそも種の起源がかなり体系的に自説の正しさを説明する構成になっていることに加え、筆者が現代で分かっていることや元の論旨にあった補強を足してくれているおかげで、それまでに信じられてきた個別創造説を自然淘汰による進化論で論破する過程がよく理解できた。

    ダーウィンの凄さは、反対論者の主張に真摯に向き合って咀嚼しつつ、ひたすらに膨大な量の観察を続け、当時の科学の限界ギリギリまで進化論を高みに持ち上げたことなのだとよく解った。

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    2025年12月05日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    初めて「進化論」の本を読みました。
    非常にシンプルで所々に描かれる例示や思考実験なども秀逸でわかりやすく感じました。
    これまで誤解していた進化論を考え直す機会となり、いい学びだったと思います。

    ただ所々言及が甘い箇所がみられ(私が初学者なので間違った認識なのかもしれないが)、もっとこう考えられんじゃないか?など思う箇所が節々にあり言及があれば面白いのになぁと感じていました。

    しかし進化論を学ぶ足掛かりとしてかなり有意義な内容でした。より細かな専門書を読んでみようと思える出会いでした。

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    2025年11月05日
  • 残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか

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    『人間が万物の霊長』みたいなことがよく言われるが、そんな論説に進化論の観点から真っ向から異を唱える一冊。

    確かに人間は不完全だし、別に進化の完成形ではないことがよく分かった。

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    2025年10月17日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    世界一シンプルと書いてあったので、購入。
    内容を理解したとは到底言えないけれども、以前の章で出た単語や内容が出るとあ!これみたやつだ!嬉しくて賢くなった気分。
    図や表なども挟んであるので、読みやすかった!
    また気になる項目だけ読み直すのも楽しみ。

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    2025年06月30日