更科功のレビュー一覧

  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    タイトル通りのポピュラーサイエンス本。そこまで個人的関心がなかったなかで、雑学本には陥らずに完遂しきったのではないか。イラストのサイズが大きい。

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    2026年03月21日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    2024年刊行。
    分子古生物学の教授である著者による、『進化論』にまつわる事象について説明した本。

    「世間に流布している進化論に関する誤解を解く」
    「わかっているけど理由が説明できないことを説明する」
    という二つの目的が明確に示されていて、かつ内容もまとまった良い本だと思う。

    半分くらいはダーウィンの論理、思想に関する内容だった。
    なんとなく知っていることもあったが、改めて内容を知れて勉強になった。

    特に、ダーウィンがライエルという19世紀のイギリスの地質学者から大きく影響を受けたというのは、初めて知れて面白かった。

    ライエルは、ハットンの考えをもとに『地質学原理』を著し、現在主義を広

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    2026年03月13日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    木は光を求めて高くなる

    世界で一番大きいのはアメリカにあるハイペリオン100mクラス、日本で一番高いのは京都にあるスギ
    60mクラス
    では、どのように水を上まで運ぶのか、ここが面白かった。
    水分子の凝集性と呼ばれるもので、理論上繋がっていれば450mまで水を持ち上げられる

    そして植物の管を見てみると、道管と仮道管があり
    道管は被子植物にみられ、管の直径が大きく一本になっており水を大量に運べる
    一方仮道管は裸子植物にみられ、細い管が何本もあり道が曲がりくねって運ぶ水の量は少ない

    一本道であるということは凍りやすくなり、水が供給不可になる可能性が高い、一方細い管は気泡ができづらく凍るリスクが

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    2026年02月20日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    種の起源を解説してくれる本。ダーウィンの主張の正しいところや誤っているところをしっかり書いてくれている。
    文章も読みやすい。
    種の起源の内容を知りたいけども、原本を読むのは難しい方におすすめ。

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    2026年01月12日
  • ざっくりわかる 8コマ人類史

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    ネタバレ

    進化によって、生物は必ずしも進歩しない。
    進化には発達と退化の両輪があり、進化するほど体や脳が大きくなるわけではない。
    生物の頂点はヒトというのは昔からのデマである。
    序章で一気に惹きつけられました!

    複数の人類が同時に存在したことやそれぞれの特徴など、ホモ・サピエンス以外の人類についてもざっくり知ることができます。
    学校で習った「猿人・原人・旧人・新人」という進化の順、でも一直線に進化したわけじゃない事を今更知りました〜

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    2026年01月01日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    この本には、真面目な読者のためのまえがきと、
    不真面目な読者のためのまえがきがあって、読むスタンスによってどちらかだけを読むように冒頭に注意書きがしてある。
    不用意にも?両方とも読んでから本文を読んでしまった。
    種の起源でダーウィンが言ったこと、言わなかったことがよく整理して説明されている。種の起源は当時としても決してやたらと過激なだけの本ではなく、緻密な研究の結果が誠実に報告されている本だったのだなという印象を受けた。

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    2025年12月31日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    種の起源を読んだぞー!と言えるのかな…。原書をや翻訳書を読むのは荷が重いがこの本ではなんとか読み終えた。ダーウィンの進化説がなんとなく分かってきた気がした(笑)。更科先生、ありがとうございます。

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    2025年12月25日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    進化の歴史をたどるような一冊でした。ダーウィンをはじめ、その後の生物学者たちがどんな苦労を重ねてきたのかが伝わってきます。作中に登場する少し極端な例も、進化の学問が戦争や社会に利用されてきた歴史を象徴していて印象的でした。

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    2025年12月12日
  • 『種の起源』を読んだふりができる本

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    クリプトビオシスからの復水時に他生物のDNAを取り込むヒルガタワムシという存在に8~9%くらい持っていかれた


    ちゃんと『種の起源』を読んだふりができそうな感覚がある。
    そもそも種の起源がかなり体系的に自説の正しさを説明する構成になっていることに加え、筆者が現代で分かっていることや元の論旨にあった補強を足してくれているおかげで、それまでに信じられてきた個別創造説を自然淘汰による進化論で論破する過程がよく理解できた。

    ダーウィンの凄さは、反対論者の主張に真摯に向き合って咀嚼しつつ、ひたすらに膨大な量の観察を続け、当時の科学の限界ギリギリまで進化論を高みに持ち上げたことなのだとよく解った。

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    2025年12月05日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    初めて「進化論」の本を読みました。
    非常にシンプルで所々に描かれる例示や思考実験なども秀逸でわかりやすく感じました。
    これまで誤解していた進化論を考え直す機会となり、いい学びだったと思います。

    ただ所々言及が甘い箇所がみられ(私が初学者なので間違った認識なのかもしれないが)、もっとこう考えられんじゃないか?など思う箇所が節々にあり言及があれば面白いのになぁと感じていました。

    しかし進化論を学ぶ足掛かりとしてかなり有意義な内容でした。より細かな専門書を読んでみようと思える出会いでした。

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    2025年11月05日
  • 残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか

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    『人間が万物の霊長』みたいなことがよく言われるが、そんな論説に進化論の観点から真っ向から異を唱える一冊。

    確かに人間は不完全だし、別に進化の完成形ではないことがよく分かった。

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    2025年10月17日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    世界一シンプルと書いてあったので、購入。
    内容を理解したとは到底言えないけれども、以前の章で出た単語や内容が出るとあ!これみたやつだ!嬉しくて賢くなった気分。
    図や表なども挟んであるので、読みやすかった!
    また気になる項目だけ読み直すのも楽しみ。

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    2025年06月30日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    10年前に生物基礎で学んだ知識が抜け落ちていることもあり理解が難しい説明も多くあったが、総じて生物学の面白さに触れることができた。

    特に人間に着目して説明をしている17章あたり以降が印象的だった。
    ・人間は直立二足歩行である理由(解明されていない中で行われている仮説論証も興味深い)
    ・人間はその他生物と比較して優れている生き物なのか
    ・退化の反対は発達であり、進化の中に退化と発達は含まれている

    他の生物学の本も今後読んでいきたいと思う。

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    2025年06月23日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    後半がとくに面白い。

    ゾウの時間ネズミの時間でいわれていた、生命は一定のエネルギーをもっていて、生きる速度によって寿命が変わる、という説は否定されたそうだ。

    意識は、5分前に作られたものだとしても気付けない。シミュレーションだとしても気づけない

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    2025年05月11日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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     「世界一シンプルな」という意味は最後まで分かりませんでしたが、語りかけるような文体はとても分かりやすいと思いました。進化論は誤って使われていると言われますが、あらためてその通りだと。進化論をめぐる議論がとてもわかりやすく整理されていること、遺伝による情報の伝達の仕組みがとても分かりやすかったのはありがたかった。世代を重ねるといかに遺伝子が繋がらなくなるのかがとてもよく分かりました。たとえば源氏の子孫だと言っても、その祖先というのは100億人以上に及んでしまうため、その遺伝子はほとんど受け継げない仕組みなどよく分かりました。
     生物学の知識はなくても理解できるという意味ではとても良い本だと思い

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    2025年04月22日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    ネタバレ

    タイトルにシンプルとあるが、込み入った文章。絶滅したリョコウバトは北アメリカでは手軽な美味しい食料であった。19世紀後半になると人間による乱獲と森林伐採で数を減らし、沢山いたはずなのに100年でいなくなった。しかし、アメリカ先住民が築いた古代都市にリョコウバトはあまりいなかった。アメリカ先住民が個体数を食べたり、エサとなる植物を食べて抑えていたからとされる。アメリカ先住民がいなくなってリョコウバトは大発生した。これは日本で言うところの人が住んでいた山から人がいなくなるとイノシシの個体数が増えるのと同じだと思う。地域の支配者が変われば、その地域の生き物の個体数も変化するのだろう。現在多くいる生き

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    2025年04月12日
  • 残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか

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    「何を持って人間が生物の頂点だと言ってるんだ。それは脳の話だけでしょ?」常識ぶっ壊し本です。

    ダーウィンの進化論の話も良かった。環境に対する「受け身」の順応だけでなく、生物が「主体的」に行動することで進化してきた✏️

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    2025年03月29日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    題名の通りシンプルに分かりやすく進化や遺伝について解説されており、高校生の頃に遺伝子の授業で生物科目に見切りを付けて物理を選択したような自分でもしっかりと楽しく理解できた。顕性と潜性や自然淘汰などにわかに分かり難いものについて、分かりやすい例題や思考実験でシンプルに説明されており、一般読者向けに丁寧に書かれている。進化についてざっくりと学びたい人にオススメの一冊。

    【メモ】
    不利なアレル(遺伝子の組合せ)が潜性(昔で言う劣勢)であった時だけ、自然淘汰から逃れて生き残る事ができ、それにより自然淘汰は不利な遺伝子を除去する力はない。
    自然淘汰は「生存に有利なように働く」と思われがちだが、「より多

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    2025年03月19日
  • 世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い

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    ダーウィンの六つの主張:
    1.生物が進化すること
    2.進化のメカニズムとしての自然選択説
    3.進化のメカニズムとしての用不用説
    4.生物は枝分かれ的に進化すること
    5.生物はゆっくり進化すること(漸進的進化)
    6.進化は進歩でないこと
    さて、どれが〇でどれが×でしょうか?この本を読むと分かります。

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    2025年02月22日
  • 若い読者に贈る美しい生物学講義―――感動する生命のはなし

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    若い読者に贈るとありますが、私のようなクソジジィにも楽しく読めます。

    「平均寿命は屋久杉より人間の方が上」
    そうだよね。樹齢2000年とか言ってもその木だけだし。多くは苗木にすらならずに枯れていくし。あと殆どは生きながら死んでる(死んでる心材と生きてる辺材)細胞はせいぜい30年とも。
    だから何と言われそうだけどなんか心が軽くなった。死期が近づくとこういう話がいちいちひっかかっちゃう。ジジィになっても死にたいくないのよ。とはいえもうすぐなんだろうけど。

    「植物の挿木。寿命って?」
    いやほんとそれ。他の章でもミドリムシって何歳?ってのもあったけど。てかここでは触れられてなかったけどベニクラゲい

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    2025年02月13日