更科功のレビュー一覧

  • 宇宙からいかにヒトは生まれたか―偶然と必然の138億年史―

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    人間って何シリーズ。地球科学の博士号を持っている生物学者の本。宇宙や生命がどのように誕生(あるいは絶滅)し、進化・退化し、現在に至っているのかということがとてもわかりやすく、短くまとまっている。生命科学版サピエンス全史といったところ。考えてみれば、宇宙や地球・そして生命のことなんて、地球科学メイン、物理学メイン、生物学メインだけでは描けないはずで、その意味でこの本は複合的・横断的に学ぶことができる良書。

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    2019年01月27日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    ネアンデルタール人やら恐竜やら歴史上の人物やらのDNAをしらべる話。ホットな分野と思われる。

    ミトコンドリアのパラドックス?ミトコンドリア・イブにかならずたどりつく理由。
    ある時点では多様なミトコンドリアがいる。でも子供を産まない女性がいたり、産んでも男だったりするとそのミトコンドリアは子孫に受け継がれない。ミトコンドリアはそうして減る一方なのでそのうち生き残りは単一になる。それを遡ればイブになる。それでも現時点でミトコンドリアの多様性があるのは変異のため。

    古代DNAの研究にはしばしばミトコンドリアDNAが登場する。それは核DNAは長いけれども細胞につき1つしかなく、一方ミトコンドリアは

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    2018年11月05日
  • 爆発的進化論―1%の奇跡がヒトを作った―

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     子どもの頃からコウモリは超音波でものを見ることができるのですごいなぁと思っていた。この本を読んだあとでも、その気持ちは変わらない。
     超音波はただの音波に比べて波長は短いけれど、それでも数ミリの分解能しかなくて、細かな凸凹を見分けるのが苦手な感じだ。しかも音は空気を振動させて進むので、光に比べてとてつもなく遅い。
     そう考えると、可視光でものを捉える人間の目はすごいなぁと思うのだ。
     それから……それから……
     子供の頃から、ヒトはサルより脳みそが大きいから、自分はサルより賢いんだと思っていた。ところが大きすぎる脳みそはエネルギー効率が悪く、ちょうど燃費の悪いアメ車のようなものらしい。文字の

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    2018年03月27日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    「うそだと言ってくれ!ジュラシックパークは実現できるんだ!」という嘆きに平静に理由を淡々と述べてくれた著者にまずは心からサンキュー。

    普段からこういった系統の本を読んでいる人にとっては、すでに知っている事実の方が多いかと思いますが、上記の理由に納得感が得られてないサイエンスを標榜しつつサイエンスなハートが持てない人にオススメ。

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    2017年09月27日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    化石からDNAを採取する方法について、検査の成り立ちや問題点などをわかりやすく解説しています。 ジュラシックパーク のように恐竜 からDNAを採取できるのか?本書において答えは残念ながらNOでしたが、とても興味深く読ま せていただきました。

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    2025年12月21日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    化石の中にある古代DNAや、化石タンパク質、
    そして今生きている生物のDNAなどから
    過去を知ろうとする学問、それが分子生物学。
    どんな風に化石から情報を得るのか?
    という専門的な話は、難しく完璧にはわからないものの、
    非常に難しいのはわかる。
    そんな学問が、数々の研究者たちにより
    進化し続け、新しい調べ方が生まれている。

    それによってわかったのは、人への進化の途中
    今の現生人類の祖先が生まれる前に、すでに西アフリカなどに
    ネアンダール人は存在し、ヨーロッパ人やアジア人の
    遺伝子の中にはネアンアール人の遺伝子が混じっている
    割合がアフリカ人のそれより非常に多い。

    アフリカから現生人類よりも

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    2017年08月20日
  • 宇宙からいかにヒトは生まれたか―偶然と必然の138億年史―

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    ネタバレ

    英語を読むのに大事なのは、頻出単語を知っていることよりも、その文章のテーマの中の重要なキーワードを知っていること。

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    2016年06月11日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    化石から遺伝子を取り出すことの難しさがよくわかりました。琥珀の中も完全に保存されているわけではなかったのですね。
    論理の入り組んだ事項の説明部分については、図表がもっとほしいなあと思いました。

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    2013年02月05日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    率直にいって拍子抜けする内容でした。(笑)映画などの影響から勝手に現状の研究の到達点を想像していたのも悪かったのですが(といってもそんな突拍子もない話を夢想していたわけでもないですが)、題名が題名だけに無理からぬところもあるのではという感じです。
    分子生物学についての方法論や様々な試みについての記述はいろいろと興味深かったです。が、結局のところ「化石の」と頭に付けた場合、成果のあったのは第一章のネアンデルタール人だけということですね。むしろ古代DNA分析の限界を強く感じさせる内容になっています。
    それにしても本書ではいろいろと学ぶことも多かったのですが、いかんせん文章表現が下手すぎてかなり退屈

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    2012年12月28日
  • 化石の分子生物学 生命進化の謎を解く

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    日経BOで紹介されていたので読んでみました。
    分子生物学と言うもの自体がなんだべと言う感じで読んだのですが、なかなか面白い内容でした。
    化石からDNAとかタンパク質を調べると言う話なので、ジュラシックパーク的なネタを期待して読んだのですが、それ以外も興味深い内容がありました。
    ジュラシックパーク的なネタでは、やはり恐竜時代のような太古の化石からDNAを取り出したりするのは極めて困難だという印象が深まりました。
    実験の内容など、難しい所もありましたが、読みやすい本だとおもいます。

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    2012年11月17日
  • 進化論はいかに進化したか(新潮選書)

    購入済み

    ダーウィンにあらずば人にあらず

    進化生物学関連の著作をいくらか読んだが、ダーウィン礼賛にはじまり、いかにダーウィンを正解させるかに腐心する内容が散見された。著者は一線を引いているものの、進化論関連のページの半分近くはやはりダーウィンである。巻末もまたダーウィン批判への自己弁護のようだ。
    著者は否定しているが進化生物学界隈はダーウィンの呪縛に未だ囚われており、まず一礼がマナーなのだろう。
    毎度ダーウィン礼賛を読まされる読者の気持ちになってほしい。
    自然選択は好ましい変異の原動力になり得ないと述べながら、いや自然選択、自然選択とのたまう。
    分子レベル、遺伝学的新発見はいくらでもあるのにダーウィンを超える体系的なキャッチワードを見

    #笑える

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    2023年09月14日
  • 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか

    匿名

    思い込みと説明不足

    一夫一婦制度の導入がアウストラロピテクスが草原で生き残り、サピエンスが他の人類より生き残った魔法の理由らしいが、いつから導入されたのか、全く推論でしかない。アウストラロピテクスが多産が故に生き残ったんなら、その後の人類も同じ形質のはずで、サピエンスが生き残った理由にならない。
    根幹部分で説得力がない、良くある科学的に見せかけた未熟な推論

    #笑える

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    2021年07月04日