野村克也のレビュー一覧
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ネタバレ当然だけれど、選ばれた人が集まるプロ野球。そんな中で、選手を観察し、チーム(組織)を強くしていく様子が描かれる。野球に詳しくなくても、なった気になる。
キャッチャーとは人間観察が仕事である
根拠をもって行動している人間か見る
超二流選手は、鈍感人間であることが多い。この手の選手には、まず何事にも疑問をもつように、質問を投げかけたり、問題提起をして敏感な感性を育てなくてはならない。自分の実力、チームメイトの実力、チームの中でも自分の中の立ち位置、チームに自分がどのように貢献すれば他の選手より必要とされるかなどを知れば、超二流から脱却できることもある。
バッターは4つのタイプに分けられる
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Posted by ブクログ
現在、大学の通信教育過程でマネジメントやリーダーシップ論を学んでいますが、これらの内容は「情」と「理」のバランスの観点から非常に的を得ていると思います。特に、川上氏の「人間力」に関する部分は共感する部分が多かったし、巨人軍にはリーダー・ディベロッピング・リーダー(後継者を育てるリーダー)が多いという野村氏の慧眼も素晴らしいと思います。野村氏のキャラクターからすると単なるボヤキの人かというイメージもありますが、彼は「向上心があるからボヤくのだ」という話を聞いたことがあります。野村氏の向上心を感じる内容であったし、あらためて、マネジメントやリーダーシップ論に気づきが多かった本です。
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Posted by ブクログ
ぼくは好きでやってることに関して「努力した」という評価に疑問を感じます。ただ好きでやったことなのに価値観の違いだけで、他人によく頑張ったとか言われてもピンときません。
ですから、すごいことでも、本人が好きでやってることについては努力という点での評価はあまりしません。
目標に向けて何故それを今するのかとか、何故今それをしなければいけないのかという思考やプロセスを重要視しています。
そういうぼくの今の思考感覚は野村克也氏の価値観と馴染み、本書からもいくつかキーワードを拾うことができました。
野村克也氏の野球人生は、長くユニフォームを着るという点では野球を志した人たちにとって理想のようなもので -