あらすじ
ノムさんのお眼鏡にかなったのは誰? 監督を務めた南海、ヤクルト、阪神、楽天の中から、まずは候補者50人をノミネート。そこから「ベストナイン」を決定! 9つのポジションに加えて、投手は「先発」「救援」に分け、その他「再生」というカテゴリーも設定し、それぞれから選出した結果、計13人に。いったい誰が選ばれるのか? おなじみのノムさん語録満載、弟子たちの生き様とともに人生哲学も学べる濃厚な一冊!
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Posted by ブクログ
野村監督が今まで出会ってきた教え子たちのベストナインを紹介する形式の本です。それにしても野球やってる人の記憶力というのがとても凄いものを感じます。プロレスが好きな人もそうですが、いつどこの試合のあのあたりがみたいな話がとっても詳しく書かれています。野球が直接関係なくてもその人の生き様というか人生観みたいなものがとっても参考になるなと思いました。
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今までの野村の監督時代に教えた選手の中で文字通りベストナインを決めた一冊。
ヤクルト黄金時代の選手が多かったのは当然だが、選手のチョイス自体は結構意外なものも多く、面白かった。
Posted by ブクログ
WEB本の雑誌の横丁カフェでオススメされていたのですね、コレ。
ご存じノムさんの「教え子(同僚も含む)」から選出したベストナインであります。
ヤクルト時代の懐かしいメンバー(※南海時代は古すぎてよく知らない)から、好調楽天を支える面々まで、選出理由も含めてナカナカ興味深く面白くあります。
他の著書同様、自慢話っぽい内容がチョイチョイあるものの、まぁ、あれだけの実績を選手・監督両方で残している御仁なのだからヨシとしましょう。
Posted by ブクログ
野村監督が選んだ監督時代のベストナイン。こういう企画素晴らし。歴代最高のピッチャーは伊藤智仁!他のポジションはなんとなく読めたけど、伊藤っていうのがしびれる。あのストレートと高速スライダーは誰が見ても神だったのだ。ヤクルトの選手ばかりで、やっぱり思い入れが一番強いのかな。
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筆者の野球愛、選手愛にところどころ泣きそうになる。あとがきの『適切、的確な言葉で表現できるかどうかは、人間の度量を示す大切なものさし』という部分を踏まえて本編を読むとまた更に筆者の感情を強く感じる無限ループ。
Posted by ブクログ
久しぶりに純粋娯楽本を手に取ってしまった。野村氏がどんなことを考えているのか興味深かった。楽天が日本一になったちょうどいいタイミングだし。
落合の「采配」を読んだ時も同様の感想だったのだが、読んでみると意外とオーソドックスというか、特別なことはしていないのだという印象。「配球は『4ペア』から成り立つ」「打撃は『備え』で7〜8割決まる。」とか。
有名な話なのだろうけど、野村氏は京都生まれながら巨人ファンだったのね。知らなかった。当時の球団の捕手の状況を踏まえ、南海を選んだとのこと。食うために仕方がなかったと思う一方、このような戦略思考を貫いているプロ野球選手は今こそ少ないのではないかと思った。
先発投手部門で伊藤智仁が選ばれたのが意外と言えば意外か。確かに怪我さえなければものすごい勝利数になっていたに違いない。
Posted by ブクログ
内容自体は割とこれまで既出の内容が多くを占めるので、
ノムさんの本を読み漁ってる人にとっては物足りないかもしれない。
ノムさんにとって良き思い出なのか、ヤクルトの選手に対しては基本的に饒舌に語っているが、
南海時代の選手は一部を除いて記述があっさりしてるのが気になった。
特に桜井なんかはノムさんの思い入れが非常に強い選手なはずなのだが、
記述はたった1ページのみ。
編集の都合もあるのかもしれないが、
普段あまり語る事の無い選手に対する言及がもっと欲しかった。
予想以上に褒めてた
ブロス、広澤、オマリー、土橋、宮本、田畑
もっと言及して欲しかった
西岡、三浦、井川、岩隈、福盛、桜井、小池
印象に残った文言
-- ただ、南海・ヤクルト・阪神・楽天での監督時代を通じた最高の「助っ人投手」はブロスになるだろう(P56)
-- 江本は「野村再生工場」の最高傑作である。(P222)
-- まさに「田畑球宴」。監督推薦で田畑を選んでよかったとしみじみ思った。
Posted by ブクログ
名将野村克也が選ぶベストナイン
ID野球、野村再生工場などは知っていたが、クイックモーションやテレビで3×3のストライクゾーンを示したのも著者であることは初めて知った。
本当にプロ野球の功労者である。
選んでいる選手もそれぞれに愛情を感じた。