【感想・ネタバレ】野村イズムは永遠なりのレビュー

あらすじ

星野監督よ、まずはこの本を読みなさい!

2009年の楽天は、知将・野村が持てる力の全てを駆使してパ・リーグ2位に浮上した。チーム初めてのAクラスだったが、野村監督の意に反してブラウンに監督交代した結果、2010年は元の木阿弥の最下位に沈んでしまった。
なぜ野村はできてブラウンはダメだったのか。答えはひとつ。野村にあった野球への確固たる信念、「野球哲学」がブラウンには欠けていたからだろう。
野村の「弱者を勝てる組織にするノウハウ」はプロ野球に限らずチーム、組織作りの真理であり、野村が球界を去って何年たとうとも決して古くなるものではない。
そんな「野村哲学」の集大成である『野村主義―勝利への執着力』を文庫化。新たに序章を加え、星野楽天の今後にも言及している。「星野監督よ、まずはこの本をお読みなさい。ここには弱小楽天を浮上させるカギがある」

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

野村さんが楽天の監督をされていた頃に書かれた一冊。監督退任後に出版された文庫版は若干の加筆があるが。

そのためか、当時の楽天の主力選手についても触れており、楽天監督当時、楽天の選手をどのように見ていたか、というのも窺い知れる。

野村さんはあともう1年監督を続けたかったようだが、もし監督を続けていたら、どのようなチームが出来ていたのだろうか。個人的には見てみたかった。

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2013年04月14日

Posted by ブクログ

今まで野村さんの本は何度も読んできたので、既に知っている話も多く載っていたけど、何度読んでも新しい発見がある。

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2012年05月12日

Posted by ブクログ

野村克也氏の考え方をまとめた本。今まで読んだ著書と基本的な考えは同じだったが、ビジネスや人生に活かせるものが多かった。

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2014年12月04日

Posted by ブクログ

基本的にノムさんの書く本は、文章がしっかりしているのでとても読みやすいです。書かれた時期が、序文的なところは星野監督が就任した今シーズン開幕前ぐらいなんですけど、本文はノムさんがクビになる年のシーズン中のハナシですね。そこらへんの時期的なモノがちょっと中途半端だったなぁ。

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2011年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相手を観察し、見抜く力。そして、努力によって得たものを自信を持って書いているのは、単純にすごいと思う。
人を育てること「人を見て法を説け」は、私自身が痛感しているものなので、共感できた。人への評価には3つの種類があって「無視、賞賛、非難」の段階があるというのも頷ける。改めて、人を指導する立場の難しさを感じた。

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2011年04月27日

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