野村克也のレビュー一覧

  • 暗黒の巨人軍論

    Posted by ブクログ

    野村克也が書いた巨人軍を腐す本。

    といっても、巨人軍が往年のV9時代と比べて凋落したのは理由があり、その理由を丹念に述べているので説得力がある。
    清武GMがFAに頼らず自前の戦力を拡充したのは評価しており、ただ一方的に腐してるわけではない反面、長嶋以降の監督に対しては監督として合格点をあげてない。
    また、今では死語と化してる『巨人軍は紳士たれ』を繰り返し言うあたりに、巨人愛を感じた。

    0
    2018年08月20日
  • 野村の哲学ノート 「なんとかなるわよ」

    Posted by ブクログ

    人生においてかけがえのない人に出会うということはとても素敵なことだなぁと感じた。野村さんにとってその人は間違いなく沙知代さんだったのだろう。野村さんが愛人問題や引退するときに支えて、「なんとかなるわよ」と励まし続けた沙知代さん!!
    投手はポジティブで捕手はネガティブであるべきという野村さんの考えにマッチした人だったんだなぁ。

    他に心に残ったことは、次の2つ
    ・進歩とは変わることである。
    ・愚痴は不満、ボヤキは理想と現実のギャップ(理想を持っていなければボヤケナイ)

    0
    2018年07月20日
  • 野村克也 野球論集成

    Posted by ブクログ

    野球の基本的な考え方が投手編、捕手編、打者編、走塁、守備編と分けて事細かに
    書かれている。
    教科書のような本だ。

    特に野球をやっている人には役に立つであろう。
    見ている方もここまで考えていることがわかり野球を見るのも面白くなるでしょう。

    0
    2018年04月24日
  • 野村のイチロー論

    購入済み

    深い読みに感心した

    野球人としてのイチローと社会人としてのイチローを、鋭い分析で、さすがノムさんである。
    団体競技に身を置く者としての心構えができているのか、そこがポイントであろうか?

    0
    2018年02月02日
  • あ~ぁ、楽天イーグルス

    Posted by ブクログ

    山崎武司は当たり前だけど、
    草野、鉄平、中村真人とか好きやったなあ。
    個人的には沖原が一番好きだけど。

    0
    2017年10月30日
  • 名選手にドラマあり -脳裏に焼き付くあのシーン-(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    長嶋茂雄、王貞治、落合博満、田淵幸一、掛布雅之、原辰徳、衣笠祥雄、張本勲、門田博光、福本豊、柏原純一、江夏豊、金田正一、江本孟徳、江川卓、星野仙一、東尾修、杉浦忠、稲尾和久、古葉竹識、西本幸雄、大沢啓二、梨田昌孝、広岡達朗、岡田彰布、岩隈久志、宮本慎也、田中将大というそうそうたる人物について、野村克也が書いた一冊。

    彼のお決まりのフレーズも出てくるものの、初見の話も多く、ボリュームもあり、非常に楽しめた。

    0
    2017年03月09日
  • 高校野球論 弱者のための勝負哲学

    Posted by ブクログ

    野村克也が語る高校野球論。

    決して強豪校でなく甲子園出場経験もない彼が語る、プロ野球とは違った視点で語る高校野球は新鮮味があった。

    0
    2016年11月14日
  • オレとO・N

    Posted by ブクログ

    野村克也から見たONについて。

    いわゆる他の彼の著書と被る部分も当然あるけど、これはONにフィーチャーしているだけあって読み応えがあった。
    そして彼が現役時代はOを、監督としてはNを、そしてONが相互を意識してたことがよく分かった。

    0
    2016年08月29日
  • 野村ノート

    Posted by ブクログ

    野村克也による啓蒙書。

    「野村ノート」という名前通り、彼の技術論、人間論などが余すところなく書か照れている。

    0
    2018年12月03日
  • 野村ボヤキ語録 人を変える言葉、人を動かす言葉

    Posted by ブクログ

    読書録「野村ボヤキ語録」4

    著者 野村克也
    出版 角川書店

    p69より引用
    “ 中国の『書経』に「満は損を招き、謙は
    益を受く」という教えがあるが、満足すれば
    思考が止まる。思考しなければ進歩が止まる。
    何事においても一流とは、謙虚な気持ちを忘
    れず多くの疑問を抱き、目標に向かってつね
    に努力し続けられる人間のことをいう。”

    目次から抜粋引用
    “やる気を引き出す言葉
     気づきを与える言葉
     やさしい言葉をかけるだけが愛情ではない
     ほめてやらねば人は動かじ
     人を見て法を説け”

     元プロ野球選手である著者による、監督時
    代に選手の指導にあたってかけた言葉などを
    まとめた一冊。
     人の気

    0
    2016年04月28日
  • あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将

    Posted by ブクログ

    野村さんによる歴代の名監督への分析と評価は面白かったです。
    野村さんが現役の監督時代、選手に感じる力を身に着けるように
    指導されておりますが、野球に限らず、すべての仕事に通じる指導法に
    思います。

    0
    2016年02月28日
  • リーダーのための「人を見抜く」力

    Posted by ブクログ

    進歩とは変わること
    変わることに楽しみを見いだす
    障害を乗り越えていくには、自分を変えるしかない
    短所を鍛える
    無視、賞賛、非難

    0
    2016年02月06日
  • なぜか結果を出す人の理由

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    努力には正しい努力と間違った努力があるという話や、まーくんが負けないのは周りを巻き込む力があるからという話など、納得する話ばかりだった。

    じゃあ何が正しい努力か、という話はないけれど、それは各人がその状況に見あった方法を必死に考えるしかない。

    監督やキャッチャーが冷静にフィールド全体の様子を見て的確な戦略を考えるという感覚も、普通の仕事でも必要なものだと思うので意識して取り入れたい。

    0
    2016年01月12日
  • 野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方

    購入済み

    さすが野村流です

    この本は野球だけじゃなく、全ての社会人に通用する内容だと思います。
    一つの物を突き詰めるということはどの世界にも共通することじゃないでしょうか。管理職の人にはぜひお勧めしたい内容で、とても良かったです。

    0
    2015年11月09日
  • あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将

    Posted by ブクログ

    とある事情から野村さんの考えを知りたくて、本書を読んだ。当初の思惑とは異なって、入れたい項目は見当外れだったものの、野村さんの考え方を知る事ができたのはシメたものだった。

    彼のプロでの成績の根幹や他の監督の評、そしてID野球と呼ばれた際にスコアラーを鍛えた話は非常にシンパシーを感じた。
    今のデータ分析に足りないのはこれなのだな。

    また、人を遺してこそ監督であるという話にはとても共感したし、その行き着く先が安岡正篤先生だったことで、心理的な距離が縮まった。(というか、まあ師事していた人が参照していた先が同じという事で距離が縮まったと思っただけ)

    プロ野球は広告モデルの依存のままに、多少は脱

    0
    2015年07月20日
  • なぜか結果を出す人の理由

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    野球人、野村克也が、

    華やかであり、厳しくもあるプロ野球界で、

    数多くの才能のある選手を見てきた中でも、

    結果を出す人、出さない人の違いは何かを書いた本。

    才能があり努力する人
    才能があっても努力しない人
    才能はないが努力する人

    3つのタイプに大別して、

    結果を出す人の違いについて書かれてある。

    どのタイプにしても成功した大物がいるのが興味深かった。

    0
    2015年07月08日
  • あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    データはあくまで参考で「過去」のものだからである。そこに「観察」と「洞察」を加え、「未来」を予測すること。それが本当の無形の力と呼ぶべきものである。

    財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上とする。

    「人間は、無視・賞賛・非難の段階で試される」という。箸にも棒にもかからない状態では、徹底的に「無視」。少し希望が見えてきたら「賞賛」。そして一人前と認められるようになったら「非難」する。そのようにされて人は成長していくのだと。

    0
    2015年07月07日
  • 野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方

    Posted by ブクログ

    野球は考えるスポーツか~もっと早くこの本に出会えていたら野球部でレギュラーに慣れてたかもな~(笑)
    でもこの本は野球だけでなく社会で生きていく糧となる本だと思った。
    努力するときはやみくもに努力をするのではなく、自分には何が足りないのか考え、回りの意見に耳を傾け、やるべきことを実行に移す。
    情報を収集・判断・分析をするなど努力の仕方を教わりました。さすが野村監督‼

    0
    2015年05月15日
  • 野村の流儀

    Posted by ブクログ

    8.5
    ノムライズムであり、理論であり。

    高校球児の時に出会っていたら、また違った野球が楽しめた。

    0
    2015年03月05日
  • なぜか結果を出す人の理由

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    同じ努力でも、なぜ結果に差がつくのか?それはその人にとって「正しい」努力をしているかに依存する。「このひとのためにがんばろう」と思われるひとが大きな結果を出す。「野村再生工場」の肝は短所の大改革である。この3つは勉強になった。努力は天才を上回るのか?日本プロ野球史がひとつの答えを与えてくれている。才能があって努力する長嶋・イチロータイプは手がつけられないスーパースターになっているが非常に稀であること。誤解を承知で才能だけである新庄・広瀬はそこそこの結果を残すが長続きはせず、努力の固まり野村克也は大成功をおさめていることは、われわれ凡人にも勇気を与えてくれる。

    0
    2015年01月04日