野村克也のレビュー一覧

  • なぜか結果を出す人の理由

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    同じ努力でも正しい努力と間違った努力がある。
    感じ取る感性、感じる力がもっとも大事であると野村監督はいう。
    周囲や自分を観察して、チーム・組織にとって必要とされている自分の役割を理解すること、するように感じること。
    そして、その役割を果たすために考え、工夫をしていくことがよりよい結果へと結びつく正しい努力となる。
    二流にスランプなどない。スランプなど口にしているのは慢心。
    現状に満足せずに、常に向上心をもって自分の限界を越えようとする。
    それがプロとしての姿である。

    正しい努力があることをはじめて知った。
    自分自身、努力をしているつもりであった。しかし、この本を読んでそれは本当につもりであっ

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    2015年08月02日
  • リーダーのための「人を見抜く」力

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    野村監督が書かれた本。
    リーダーのための〜とあるが、読むこちらがどきりとする言葉ばかりが記してある。まるで監督にそばで見られているようである。
    自分の仕事を振り返ってみると自分のために仕事をしてきたようにしか思えない。
    組織のため、はもちろんクライエントのためにも働けていたのだろうか?
    プロは自主性の世界。変わりはいくらでもいる。

    今期から小規模のチームのリーダーとなる。同じリーダーとしても野村監督とは人間的な大きさが違いすぎる。
    けれども。
    チームのために働きたいし、チームを円滑にするためにも人間的に成長していこうと思う。
    ほめられて喜ぶ時期は過ぎた。
    周囲のことに鈍感にならず、結果に満足

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    2015年06月18日
  • なぜか結果を出す人の理由

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    才能か努力か、という問いに対して考え方を示してくれる内容。どうしようもない才能の差はあっても、自分の目的がそこにあるのであれば、やりようはいくらでもあることを監督自身が示している。またこのプロセスを通じて、成果を出すためにはどうしたらよいか、についても助言を貰える内容。

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    2015年01月01日
  • 野生の教育論

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    負けてたまるかとゆう野生があってこそ感性が生まれ知性が血肉となる。弱者が強者に勝つための知性の前提になる野生をノムさんはよく見てた。問題意識をもって能動的に物事に取り組むこと、人が見ているとゆう意識をもって日々を大切に過ごすこと。後半は指導者としていかに動機付けを与えるかって話。最後の名言、闘争心と教養を併せもち、高い美意識と謙虚な自信をもって当たれば、必ず夢は叶う。

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    2014年04月26日
  • 負けかたの極意

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    正直、良すぎる。

    要領が良くなく、器用でない人間がいかにして勝ちを掴むか。
    負けから何を学び、失敗をいかに成長へとつなげるか。

    自分の生き様とすごく重なる。
    曲がりなりにも同じような考えで仕事に取り組んできた自分にとって、
    改めて反省されたこと、今後の自分への気付き・示唆に満ちていた。

    何故か共感されられる面をたくさん持つノムさん。
    そんなノムさんの著書は何冊か読んだ中で、この本はダントツ。

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    2013年10月27日
  • 野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方

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    タイトルの通りのことを、事細かく(そこまで書いてしまっていのか)っていうくらい書いている当書。

    楽天の監督をしていた頃の山崎とのやりとりや(互いに嫌っていたらしいが意外にそうでもなかった)、監督を歴任した阪神やヤクルトでのエピソード。
    あの場面の選手との会話などこと細かく書いている。
    ヤクルトvs西武の日本シリーズで満塁ホームランを打った杉浦亨が、その後の試合でまた満塁の場面が来る。そこで力んだのか、いただきと思ったのかちょっとした欲で凡打になってしまい、日本一にもなれなかった。
    楽天磯部に対しての見方も、マスコミだけ伝わるイメージとは違った。元近鉄出身の選手はチームのためというより個人成績

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    2013年10月16日
  • 負けかたの極意

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    素晴らしい。
    この本から学ぶことは数えきれないほどある。
    失敗=成長
    まさしくその通りだと思う。
    失敗や挫折を繰り返し、不器用な私が今までどれだけ敗北をむだにしてきたのか、そして怠けてきたのかを気づかされた本。
    何度も読み返して今後に活かしたい。

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    2013年08月03日
  • 負けかたの極意

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    「南海電車に飛び込んで死にます」 一年目のオフで契約更新にノーを突きつけられた著者が人の三倍練習しだし、プロの野球選手として戦略を練りだしたスタートである。

    出版社側も恐れおののき、野村監督も当初ムカッときたという、曰くつきの一冊。でも、近視眼的な戦略を笑い、予算と期間を合意し成果を出す、あるいは暗黙知を形式知に変え、人を育てるテキスト化を語ると言う意味で、こんなにいい一冊は無いのではないか。

    相手の変化に気づき、自分を変化させる。

    プライドや成功体験は変化の阻害要因足りえる。マーくんを敢えて福岡ソフトバンクホークスのホームで、六安打六失点でデビューさせ降板させた「その後」を見ている野村

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    2013年07月16日
  • 負けかたの極意

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    最近読んでいる書籍に共通する「頭を使って考えて仕事をする」が裏?テーマ。
    致命的な失敗をしたことが無いのが最大のウィークポイントと思っていたが、この本を読んでみると、知らないうちに色々と失敗を重ねていて学習していけてたのかなと考え直した。
    今自分にのしかかっている課題の解決へのヒントが多かった。

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    2013年06月01日
  • 野村ノート

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    ネタバレ

    野村さんの本は何冊か読んだが、比較的野球の話のウエイトが多いかなという感じ。
    勿論、野球の話を通じて人間力についても数多く語られている。

    野村さんの本については、どの本でも根本的な部分は同じかもしれないが、それでも読むたびに新たな学びと発見がある。

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    2013年04月14日
  • 巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは

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    ネタバレ

    まさか、野村さんが野球をこんなに大きく見れる人とは・・・
    正直、あまり期待せず読み始めたので評価はすこぶる高い。

    タイトルは「巨人軍論」と、まさに野球本といったものであるが、
    内容は集団を率いるためには、また、集団がうまく機能するためには
    について書かれた、超ビジネス本といっていいだろう。

    (また、本書内でも野村さん自身が言及しているが、
    一度も巨人でプレーしたことがない野村さんが巨人を語るという
    切り口も面白いw)

    「巨人だいすき♡」「野球大好き♡」といった人よりも、
    たとえば会社でチームリーダーや、人材育成に携わる人向けの内容。
    弱いチームで強いチームにどう立ち向かうか。
    リーダーと

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    2013年02月23日
  • あ~ぁ、楽天イーグルス

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    ノムさん元々好きだったけど、この作品読んでもっと好きになってしまった。
    やっぱ頭を使って生きていかんとなー感性だけで生きていったら未完成になってしまいそうやわ。
    そんなノムさんの名言。
    ・失敗と書いて「せいちょう」と読む。
    ・人は無視、賞賛、非難で試される。
    ・チームのために、自分が何ができるのか。何をしなければいけないのか。

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    2013年02月14日
  • あぁ、阪神タイガース ――負ける理由、勝つ理由

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    ネタバレ

    私は、子供のころからのタイガースファン。 関東地方出身で周りは巨人ファンばかりだったが、なぜかずっと阪神一筋であった。

    とくに子供のころは弱い阪神をずっと応援してきて、なぜ弱いのか? ということもよく考えたものである。 実際に自分も野球をやっていたので、戦術的なこともいろいろ考えていたものである。

    著者の野村克也氏は、阪神タイガースの監督3年間勤めたわけだが、周囲の期待に応えられるような成績は残せなかった。 ただ、野村氏の野球に対する考え方はとても好きで、この書籍も書店で見つけてすぐに購入した。

    内容としては、かなり生々しい阪神という球団の本質が書かれており、一気に読み終えてしまった。

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    2012年11月20日
  • 野村の極意

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    チェック項目21箇所。おまえは何のために生まれて、何のために野球をしているんだ?人生という言葉・・・人として生まれる、人として生きる、人を生かす、人に生かされる。個性とは、世のため人のために役に立ってこそ、生きてくる個人の特性・・・個性が認められるのはスポーツ界と芸能界、ビジネス界は同調が求められる。限定人間は社会の害悪、国が衰退する・・・自分はこんなものと限界を作ること、最も楽で卑怯な考え方。「何をすべきなのか」を愚直なまでに追求することが自己を高める。頑張れば一流になれなくても超二流になれる、コツコツと積み重ねれば成果は必ずある。プレッシャーとは重圧、重圧の中身は恐怖感、責任感、欲、自分を

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    2012年08月21日
  • プロ野球重大事件 誰も知らない”あの真相”

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    チェック項目16箇所。監督には三つの敵がいる選手、ファン、オーナー。落合は解任を知らされた時「もう来年のことは考えなくていい、勝ち負けだけに集中すればいいんだ」と気持ちを切り替えた。プライドとはコントロールするからこそ価値がある。優勝逃せば選手の給料をあげなくてもいい。プロの監督としてはファンの感動を喚起し夢を抱かせなければならない、ファンが球場に足を運んでくれなければ商売が成り立たない、監督はファンの存在を忘れてはならない。監督になる時に次の監督について問いただした。ライバルチームにも協力を惜しまなかったのはそうすることが日本野球全体の進歩と発展につながると考えたから。無料の力は磨けば磨くほ

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    2012年08月02日
  • プロ野球重大事件 誰も知らない”あの真相”

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    野村克也氏が今の球界を批評し、氏でしか知り得ない球史の裏側を披露する。

    いつもぼやいて泰然自若としていると思いきや、実に繊細でナイーブな方だったとは意外だ。
    楽天の監督を解任された時には、
    野村氏自身はやる気満々だったのだ。
    しかしマスコミを通じた印象ではそうは見えなかった。
    楽天の監督としては最後の試合となったクライマックスシリーズで敗退が決まった時、かつての教え子達が敵味方関係なく野村監督を胴上げし、スタンドからは野村コールが起こった。
    日本を代表するプロ野球監督である。

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    2012年03月29日
  • 野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方

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    ノムさんが好きになった。
    自分でも、もっと何事にも考えをもち行動しなければならない。
    失敗と書いてせいこうと読む。

    指導する立場の方にオススメです。

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    2012年02月29日
  • 野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方

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    みなさんご存知元楽天監督。ぼくはこの人好きです。本当は、ぼやくのだってかなりエネルギーを要するはずだしね。ノムラのエッセンスがぎっしり。これまでのノムラ本も読んでますが、それはここでは割愛します。

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    2012年01月29日
  • 野村の極意

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    現楽天監督の野村克也氏による本である。以前読んだ「野村の流儀」という本の続編で、サブタイトルは、「人生を豊かにする259の言葉」である。前作に引き続き、短いながらも豊富な経験と実績に裏づけされた重みのある言葉が259個紹介されている。以下、私が特に共感した言葉を記しておく。

    ・いい仕事は必ず誰かが見ていてくれる
    ・苦しいことをあえて続けていれば、やがて今後のためになる
    ・世のため人のために、仕事に励め
    ・プロを熱望しながら、なれない選手がたくさんいる
    ・「限定→妥協→満足」は三大禁句。負のスパイラル
    ・ヌルマ湯に入ると、いつまでも出たくない
    ・私は中途半端な選手が嫌いだ
    ・一流は弁解せず、二

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    2012年01月27日
  • 野村の流儀

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    現楽天監督の野村克也氏による本である。サブタイトルは、「人生の教えとなる257の言葉」である。短いながらも豊富な経験と実績に裏づけされた重みのある言葉が257個紹介されている。どれも素晴らしい言葉だと思うが、その中でも私が特に共感した言葉を以下に記しておく。

    ・「なぜ、その1球を選択したのか」、「なぜ、他のモノは捨てたのか」を明確に認識してこそ、プロフェッショナルと言える。
    ・「真似るな」とは言いません。ただし「真似る」を「学ぶ」にまで進めてほしい。
    ・自分の投げるボールに、明確な意思を伝えろ。
    ・プロセス重視なくして、真のプロは生まれない。
    ・一流打者は一流投手を育て、一流投手も一流打者を

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    2012年01月25日