野村克也のレビュー一覧

  • 野村克也 全語録――語り継がれる人生哲学

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    思考することの大切さについて教えてくれる一冊。

    まずは己を知ること。
    自分とはどんな人間なのか、何が強みなのか、何があれば幸せで、何をして喜ぶのか、何のために生まれて何のために生きるのか、そこを明確化させることから全てが始まる。
    自分のセールスポイントは何か?その裏側にある欠点は何か?冷静に分析する。
    そのうえで、「これだけは誰にも負けない」を作る。

    内省して自分の心と向き合うこと。
    考え抜いた戦略に基づいて小さなことの積み重ねを行い、自己確立することで平常心が養われていく。

    思考するにあたっては、圧倒的な知識量が必要となる。
    知識は読書や人とのコミュニケーションから得られる。
    特に読書

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    2025年04月12日
  • なぜか結果を出す人の理由

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    ネタバレ

    マー君が負けない理由は、投球スタイルもあるがチームメイトの信頼がだれよりも厚いという側面が大きい。彼の野球に取り組む姿勢や熱い思いがチーム内の「マー君が投げる試合は負けないぞ」という気運になっていく。方法論以上に「信頼」や「周囲を巻き込む力」が重要。
    野球以外の社会でも同じことが言えるのではないか。
     マー君は「人として、こうありたい」という高い理想を持っている。そこが並みと一流の最初の
    分かれ目。人間として尊敬できる存在でなければならない。
     「この人のためにがんばろう」と周囲に思われる人間か、そう思われない人間か、それによってその人自身の結果が変わる。
     大谷はまだ20歳そこそこなのに、非

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    2025年01月13日
  • 「問いかけ」からすべてはじまる

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    ネタバレ

    プロ野球選手で監督もしていた野村克也氏の本だったため、野球目線で人の成長や組織力の向上について書かれていたが、野球以外のこと、例えば仕事にも通じるものがあると感じた。

    ポジティブなこと、ネガティブなことなど、あらゆることに対してなぜなのか?と問いかけることにより、目の前で起きた事象に対して、深く分析し、新しい視点を持つことにより成長に繋げられると言うことがこの本では書かれていた。

    私は最近様々なことに対して「そういうものだ」と思い受け止めてしまう姿があったが、最低でも何か1つ質問をしたり、疑問を持ったり、問いかけるようなことをしていきたいと感じた。
    最近の自分は、その場で何かを聞いて、疑問

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    2024年10月26日
  • なぜか結果を出す人の理由

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    なぜか結果を出す人の理由
    著:野村 克也
    集英社新書 0765 B

    その人が他の人に比べて抜きん出た結果を出しているのは、その技術や、方法論ということ以上に「信頼」や「周囲を巻き込む力」によるものだということである

    これは野球以外の仕事の現場でも、まったく同じではないだろうか

    よくよくその選手の「努力」と「成果」を見てみると、やはり原因と結果が強く結ばれていることがわかる
    それは、正しい努力をしているのか、それとも、間違った努力をしているのか、ということだ

    気になったのは、以下です

    ■同じ努力でも、なぜ結果に差がつくのか

    ・なぜ、一生懸命に努力をしていても、いい結果がでないのか

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    2024年04月08日
  • 野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方

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    野村再生工場
    叱り方、褒め方、教え方
    著:野村 克也
    角川Oneテーマ21 A-86

    読んでいる最中に涙がでてきた

    野村克也は弱者に寄り添い、かれらを見、そして成り行きを見守る。
    野村野球とは、データだけにフォーカスした渇いた野球哲学では、決してない

    テスト生としてプロ入りした野村氏が、苦労して頂点に登る
    みずからを弱者と呼び、たどり着いた結論とはデータ野球である

    たとえ、不器用な選手であっても、頭を使えば、一流のピッチャーにも充分に対抗できるということに気が付いた。

    若い人間を育てるときには、「まずほめろ」といわれる
    ところが、私はほめるのが大の苦手である
    本心は、「叱ってこそ人は

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    2024年04月08日
  • 超二流 天才に勝つ一芸の究め方

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    確かに最近はコスパやタイパのようなものが重用され、何事に対しても育てるとか考えるでは無く、答えを求める、結論づける、出来ないことは諦める。ということが多くなってきたように思う。私自身もそれを感じる。そうでは無く、その中でも考えて生き抜く、という人生の基本に立ち返るべきと、記してくれている気がする。

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    2024年03月17日
  • そなえ~35歳までに学んでおくべきこと

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    20代〜30代前半の過ごし方の答え
    「いかにそなえるか」
    そなえとは、確率の高いものを選択すること。

    【素敵な野村さんワード5選】
    ⚫︎人生のひとつの節目、大きな岐路を迎えるのが35歳
    ex.サラリーマンは管理職、野球選手は引退
    35歳以降の差が生まれる要因
    「人が自分を見ている」意識があるか。
    人がいないと生きていけない。つまり、人の評価で生きている。必ず誰かが見ている。

    ⚫︎心が変われば態度が変わる
     態度が変われば行動が変わる
     行動が変われば習慣が変わる
     習慣が変われば人格が変わる
     人格が変われば運命が変わる
     運命が変われば人生が変わる
     (インドヒンズー教の教えより)

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    2024年03月07日
  • 野村の流儀

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    野村監督の名言集。
    どの言葉にも深みがありつつユーモアもあり野村監督らしさ全開の内容でした。
    個人的に気に入った言葉
    「上を向いて進め、下を向いて暮らせ、過去を思い出して笑え」
    こんな生き方ができれば楽しい人生を送れそう。

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    2024年01月25日
  • 野村ボヤキ語録 人を変える言葉、人を動かす言葉

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    野球に限らず、世の指導者の方必見。
    野村監督の人育て力は改めてすごいと思った。
    それぞれの選手のポテンシャルをしっかり見極めて、その選手にあった指導の仕方、言葉で愛情を持って接する。ぜひ見習いたい。
    うちの息子の野球チームの監督が野村さんだったらなあ…。

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    2024年01月10日
  • 「問いかけ」からすべてはじまる

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    ネタバレ

    人を育てることをしている方に良書である。
     人に「どう教えるか」に固執して行き詰っていたときに読み、たくさんの気づきを得ることができた。そもそも「どう成長させるか」という育てる本質を見失ってしまっていたようだ。いかに指示や命令をするかではなく、いかに気づかせ、考えさせ、ゴールへ導かせていくかが大切なのだ。相手の状況に応じて、ゴールへと導くためにどう問いかけるか、様々で具体的なたくさんの事例が実践的なヒントとなる良書である。
    ※「学ぶ意欲の心理学」「バカの壁」と併せて読むと相乗的に深まると思う。

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    2023年08月24日
  • 高校野球論 弱者のための勝負哲学

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    組織論10/10点(高校野球から生まれるプロの選手 日本的システム)
    惹き込まれ10/10点(大谷も出る 松坂 田中 飽きない)
    キャラクター10/10点(野村克也ファンです。この時点から大谷を応援している分析力)
    読みやすさ10/10点(無駄がない。野村氏の本は読みやすいと思う。)

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    2023年07月31日
  • なぜか結果を出す人の理由

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    名将野村克也の考え方、興味を惹かれる本のタイトルだったので読みました。
    書かれていた内容で印象的だったことは、とにかく努力を惜しまない。とにかく人よりも努力し続けていた方なんだと思いました。結果を出す人に共通しているのは、分析・考えること・努力すること。何だと思います。
    最後の、知らないより知っている方がいい。やらないよりやった方がいい。というフレーズは端的にこの本、結果を出す人が何をしているのか継続しているのかを表しているように思います。

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    2023年07月06日
  • 指導者のエゴが才能をダメにする ノムラの指導論

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    勝ちに不思議な勝ちあり
    負けに不思議な負けなし

    一に準備、二に準備

    など野村語録を聞いたことはあったが、深く言葉の意味を考えることはなかったが、この本にその答えが書いてある。

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    2023年06月19日
  • 野村の遺言

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    ネタバレ

    野村監督の野球論、思考論、捕手論などがよくわかる本。
    選手時代には野球について相当の研究し、それゆえ大打者になった。
    投手のクイックをあみ出したのも野村監督である。
    そして、野村監督は結果よりも経過についても重要視する。
    どうしてそうなるのか、しっかりとした根拠を持って取り組まなければならない。
    巻末の山崎選手との対談は面白かった。イーグルスに入団して復活できたのも野村監督あってのものだった。
    特にスワローズやタイガースでの、再生工場はまさに野村監督のたまものであったと思う。

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    2023年03月01日
  • 指導者のエゴが才能をダメにする ノムラの指導論

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    リーダーの物事に臨む姿勢が書かれている。
    勉強したこと、経験したことに裏打ちされており、非常に説得力がある。
    野村さんの姿勢がすごいと思う。
    天才とのコミュニケーションの取り方の項目で、新庄とのやりとりがとても面白かった。
    非常に勉強になるとともに、これからもっと勉強して、目の前のことに真剣に取り組んでいこうと思えた。
    他方、周りを見回して、なかなかこれだけ真摯に物事に取り組んでいる人はいないだろうと感心させられた。

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    2023年01月21日
  • 野村ノート

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    野球選手としても、監督としてもすぐれた業績を残した野村克也氏の書。
    その教えは、理路整然としていてわかりやすく、感情にあふれていて、人に温かい。

    気になったことは次です。

    ・原理原則、野球界に関わらず、どの世界でもそれが仕事をするうえでの礎になる。
    ・プロフェッショナルなのだから、野球の専門家になるべきである。
    ・戦いには4つの要素がある。戦力、士気、変化、心理、その中でも、士気:ムードは非常に大事である。
    ・大事になるのは、人間みな人生を生き抜くという使命をもって存在していることを選手に説き、その使命感を選手ひとりひとりに認識させることである。
    ・人生は幸福への努力である。
    ・一生懸命練

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    2022年06月05日
  • リーダー論~覚悟を持って道を示せ

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    野球とサラリーマンの仕事は別ではあるけど、通じる話もあると野村さんの話は感じさせてくれる。課長の仕事をするようになって読むとまた感じることも変わる気もする。次世代の人を育てるってのはみんな賛成だしやるべきことと感じながらできないことが多そうなので、エピソードやその経緯は学びがある。考え方に加え、言い方や伝え方も愛が根底にあることが感じられて本当に素晴らしい。ご冥福をお祈りします。

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    2022年06月03日
  • 野村ノート

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    古本屋で100円で買ってから3年ほど積読していました。

    ちょっと手に取って開いてみたら、面白くてあっという間に読み終わってしまいましたw

    野球というシンプルに見えて奥深いスポーツをやる上で
    考えることの大切さが野村さんの経験を踏まえて具体的に述べてありました。

    プロ野球の見方が変わりそう。

    プロ野球選手とは、野球を仕事にしてご飯を食べる社会人。
    野球だけではなく
    その社会人としての人格形成、人材育成の重要さ、プロとしての在り方、指導者の責任等について説かれていて、どんな職種の人にも通じる内容だと思います。

    野村さんの人生論がとても勉強になりました。
    こんなにいい本だったとは...

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    2022年02月20日
  • 野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方

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    野村監督はガチガチのデータ分析オタクでした。

    「野球は知力の勝負」であり、
    目標を最初に立て、目標達成に向けて課題をデータで浮き上がらせ、解決していく…
    これはビジネスと何ら変わらない。

    更にグラウンド上の刻一刻変わる状況や、選手の心理的な情報も駆使して、最善手を選択する難しさ。
    プロの超一流の思考に触れ、野球の楽しさを再認識しました☺️

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    2021年12月30日
  • 師弟

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    読んで良かった

    最近宮本さんの話をYouTubeで聞く事が多くその原点が野村監督からの薫陶である事を知り読んでみようと思った一冊です。
    野村監督著書だけでなく宮本さんの著書も色々読んでみたいと思えた一冊でした

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    2021年09月24日