負けかたの極意

負けかたの極意

野球も人生も、たくさん勝つ人ほど、同時にたくさん負けている。負け、失敗、ミスジャッジを前に、勝負を投げた負け犬にならないかぎり、最後の最後まで結果は分からない。名将・野村克也氏をもってしても、監督して24シーズン、3204試合を闘い、最後にわずか2つ勝ち越したにすぎない。目先の1勝より価値があるのは、3000試合以上、勝負の土俵に上がり続けたこと、そのものにある。人生の深遠を教えてくれる人生訓!


●善く勝てる者は、善く負ける方法を知っている!
たった1敗をきっかけに、頂点から奈落の底にまで落ちてしまうチームや組織もあれば、負けが込んでいるようで、気がつけば最後にトップを取るところもある。人は目先の勝利やヒーローにばかり目を奪われるが、本当に強い者は、最後にトップを取る者だ。弱者には弱者の戦略があり、奢れる強者を逆転することは決して夢物語ではない。
人口減少、世代間格差拡大、国際競争力減退……目先の個々の現象としては「負け」しかなくなった日本人の常識を覆し、最後に勝利をつかむ「負けない」ための局地戦の負けかたの極意を語る。不世出の<雑草>の名プレイヤーにして名将である野村克也氏の勝利をコントロールする哲学の集大成の1冊。すべてはこの1冊を語るためにあった!

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負けかたの極意 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年10月27日

    正直、良すぎる。

    要領が良くなく、器用でない人間がいかにして勝ちを掴むか。
    負けから何を学び、失敗をいかに成長へとつなげるか。

    自分の生き様とすごく重なる。
    曲がりなりにも同じような考えで仕事に取り組んできた自分にとって、
    改めて反省されたこと、今後の自分への気付き・示唆に満ちていた。

    何故か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月03日

    素晴らしい。
    この本から学ぶことは数えきれないほどある。
    失敗=成長
    まさしくその通りだと思う。
    失敗や挫折を繰り返し、不器用な私が今までどれだけ敗北をむだにしてきたのか、そして怠けてきたのかを気づかされた本。
    何度も読み返して今後に活かしたい。

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    Posted by ブクログ 2013年07月16日

    「南海電車に飛び込んで死にます」 一年目のオフで契約更新にノーを突きつけられた著者が人の三倍練習しだし、プロの野球選手として戦略を練りだしたスタートである。

    出版社側も恐れおののき、野村監督も当初ムカッときたという、曰くつきの一冊。でも、近視眼的な戦略を笑い、予算と期間を合意し成果を出す、あるいは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月01日

    最近読んでいる書籍に共通する「頭を使って考えて仕事をする」が裏?テーマ。
    致命的な失敗をしたことが無いのが最大のウィークポイントと思っていたが、この本を読んでみると、知らないうちに色々と失敗を重ねていて学習していけてたのかなと考え直した。
    今自分にのしかかっている課題の解決へのヒントが多かった。

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    Posted by ブクログ 2013年07月21日

    そう!
    こういう本が読みたかった!!

    野村克也元監督が、「いかにして上手く負けるか」について書いている本。

    「いかにして勝つか?」「いかにして成功するか?」について書かれてる本は、世の中に溢れているけれど、本書は一味違う。
    負けから学んで次の勝利にどう導くか、いい負け方とは何か、それについて自身...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月08日

    野球をやっている人はもちろんのこと、兼業ではなく専門的にトレード業務をしている人にもぜひ読んでほしい!

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    Posted by ブクログ 2021年08月12日

    負けても、なぜ負けたか原因を追求し、改善する。成功するにはその繰り返しだということがわかる。

    偶然の勝利はあっても、偶然の負けはない。必ず原因がある。

    そして、自分の役割、個性をちゃんと把握することが大事だし、それは自分自身だけじゃなくて、周りの人がきっかけで気づくということがわかりました。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月04日

    ぼくは好きでやってることに関して「努力した」という評価に疑問を感じます。ただ好きでやったことなのに価値観の違いだけで、他人によく頑張ったとか言われてもピンときません。
    ですから、すごいことでも、本人が好きでやってることについては努力という点での評価はあまりしません。

    目標に向けて何故それを今するの...続きを読む

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