松岡圭祐のレビュー一覧
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パワスポの謎
今度は京都だ!
「そうだ、京都行こう」はJR東海のCMキャッチコピーだが、本書にもそれを適用したい。
今度の鑑定は謎の「祈願箱」、そして単立寺のイケメン僧侶の秘密。
鮮やかな謎解きは一体どこに終着???
ある寂れた寺の跡取り息子は、あっという間に実家の寺を人気スポットにする。
その理由は「祈願箱」。
第一次安倍内閣の閣僚の名をピタリと的中させ、芸能人カップルの名前も当てる。
それは全て、「祈願箱」のおかげ。
それにあやかろうと大勢の人々が群がる。
一体どんな仕組みなのか、そして我らがQちゃんこと、主人公凛田莉子はこの謎にどうやって迫っていくのか。
手品、トリックは単純なほど -
Posted by ブクログ
速さの先に
京都の次は大阪へ。
一度見たら忘れられない「太陽の塔」。
大阪万博時に「建立」された、岡本太郎のあまりにも有名すぎる建造物だ。
さて、この塔が今回の舞台。
ある男が依頼してきたのは「太陽の塔の鑑定」。
がらんとした塔のどこに秘密の抜け穴があるのか?
そして男の消えた妻の行き先は?
謎はまだある。
ただのガラクタばかり集められた展示物がなぜ盗まれたのか?
視察に来たハリス教授の不可解な絶賛の理由。
謎が絡み合い、全てが一本の線に繋がったときそこに見えるものは......。
特筆すべきは科学に対する日本という国の現状。
初版は平成23年10月であるのに、昨年大いに話題となった理科 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんかすっきりしないなぁ
そして莉子のキャラが再びよく分からなくなった…まじで?とか言うタイプなの!? 他にも今回の莉子の口調が分からないとこがあって混乱
本編は華蓮が追い詰められるまでのテンポは悪くないんだけど
感情移入しちゃうタイプだからか莉子の先をいく連華にただただイライラさせられた
そしてそこからのあの早すぎる最後の展開についていけない
華蓮にはまんまと逃げおおせてみせて欲しかったとこがあるのと
彼女の本質が莉子の言うように善人だったのはなんか分かるけど、いい人過ぎない?ってのとでなんかすっきりしたようですっきりしない
でも華蓮は意外と嫌いじゃないから、出来たらまた、今度は味