凪良ゆうのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ幼馴染み 片思い すれ違い
あぁ、もうこの大好きワードで嵌らないはずない。
もどかしくって、じれったくて、胸がきゅんきゅんして堪らん。
前半はひたすら攻が受に片思いし、後半は受が攻に片思いするという展開だったので、この片思いループにいっしょに嵌って胸が苦しいです。
受視点なので、後半なんて特にせつない……。
脇キャラも良い具合に飛んでて、面白かったです。
テーマが「普通」とのことですが、確かに淡々としてます。
筆力ないと、多分とっても暇でつまらないお話になると思うので、ひとつひとつの感情や言葉の拾い方が上手い作家さんだけに楽しく読めました。
欲を言えば、オネエの先生の救済話が読みたかった。 -
Posted by ブクログ
最初は嘘で始まった関係だけれども、一緒にいる時間が増えるにつれて相手の飾りのない優しさに自分の中で長く閉じ込めていた「愛情」という感情に向き合うーというお話です。主人公・蓮はネガティブ思考だけど彼は彼でトラウマというか、家族に愛されず子供のころからすでに自分自身を守っていかなければいけないという孤独という深い傷に長く悩まされていたのです。だからなのか、うずうずすんな!てところもあったけど、でも仕方ないよね、とつい思ってしまいました。人間関係からうけた傷というものはそうそう治るもんじゃないし、周りが優しくしてくれたって、全て理解してくれて受け止めてくれたって治ることができるもんでもないですからね
-
Posted by ブクログ
前編がほとんど二人に限って穏やかな雰囲気が漂って、最後のトキオと秋元のケンカと上京の別れ話がとても感動的で切ないだ。後篇はオネエさんと呼ばれるヤコ先生の参上のことで、一気に生き生きした雰囲気へと変化したけど、実は息が詰まりそうに苦しい感じが滲んでることに気がした。やっぱり三角関係になると、心が持ちそうはない。今回は攻めキャラがとても好きで、無口で無表情な外見を裏切って、ナツメのことときったら、何も見逃しはしない。何も関心がもっていない、ただ漫画にはまったと思いきや、ナツメのことときったら、思わず本気を出して怖いやつになった。いつもナツメが振り返ると、トキオが後ろに行って黙々と見守ってた。そんな
-
Posted by ブクログ
せつない幼馴染みもの。「隣の猫背」というのが表題作の前に入っていて、これはトキオとナツメが10歳で出会って隣同士に住むようになってから、高校生になって別れが来るまでの年月が描かれています。
とても詳細に二人の間の出来事が描写されているので、肌感覚でトキオとナツメの気持が理解できます。片親同士で、恵まれた環境とは言い難い子供時代を送ってきた二人だけど、良い事も嫌な事も互いの絆の一部になっていて、その積み重ねがあるからこその愛なんだなと感じさせられます。トキオのナツメに対する気持が単なる恋じゃないのが伝わってくる。なのに、ナツメには友情以上の関係がわからなくて、トキオと離別してはじめて彼の存在の大 -
Posted by ブクログ
幼なじみモノ。
出会ってから、ずっとお互いがかけがえのない存在の2人。
ある事件がきっかけで、受けの側を離れて、先に夢に向かうことになる攻め。
攻めの想いを知って、受けは混乱するがそれでも離れたくない。
体をよせあうけれど、結局分かれてしまう1話目。
離れたことで、自分の恋に気付いた受けは、今度こそと上京するが
仕事先は倒産、攻めには恋人が…。
彼らが再び通じあうまでの2作目が表題作。
元々、アップダウンの激しいお話を書かれない凪良さんの
さらに緩やかに切なく進む。
当て馬、すごく良い人なんで、人によっては素直に萌えられないかも?
ぜひ彼が幸せになる続編を!
報われなくても、攻めを -
Posted by ブクログ
凪良ゆうの小説を以前読んで良かったので他のも読んでみたいと思って読んでみた。
2020年に出版されたこともあり、その時期に始まったコロナが小説内に出てくる隕石衝突と重なっているのかと思った。
主に、少年、少年の好きな同級生、少年のお母さん、再会する父親、Locoが登場人物で色々な視点から章が構成されていて読みやすかった。
最初の方の、少年がいじめっ子を殺害未遂する文があり、ミステリーなのかな?と思っていたが読み進めていくにつれ人情ものや心理的な部分が重である気がした。
後半につれて少し失速死がちでLocoに焦点が集中する章はもう少し少年や少女との絡みがあった方が面白かったように思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小説としてはおもしろい。
事実と真実は違う。
ロリコンによる少女誘拐・洗脳事件、その被害者と加害者、と世間では認識されているが、真実は違う。
2人だけの絆がある。
犯罪ではないのに、犯罪としても刑期は終わったのに、デジタルタトゥーによる終わりなき非難。
被害者にも向けられる哀れみの目。セカンドレイプのような。
この2人を世間はほっといて欲しい。
そしたら2人は幸せなのに。
最後まで、胸が詰まりながらも、常に展開の気になる。
非常におもしろい作品であった。
でも申し訳ないが、理解はしても、全く共感はできなかった。
他責思考、周りのせいにしすぎてないか?
もっと厳しい環境で育っても、それ