菅野彰のレビュー一覧
-
購入済み
まゆたん就活お疲れ様
真弓が今まで全く気づかずにいて、私も言われて気づいた
帯刀家のご両親が亡くなったときの子どもたちの年齢
それぞれが、想像以上にしっかりと役割を果たしつつ支えつつ暮らしていた帯刀家は、秀と勇太がきた時から
その前の志麻が秀との結婚を決めて入れ替わりに出て行ったときから、形を変えて行き、それぞれに向き合い、もがいてしっかりと今の自分の愛を抱きしめられるようになっていった中
真弓の迷走が2巻分続いたのは仕方ない気がします。
兄たちがやっと落ち着いたから、向き合うことができたんじゃないかなと。
先生本当にまゆたんをありがとうございます。
-
-
購入済み
男同士というよりは人と人の恋愛
男同士の恋愛の難しさというよりは、人と人の恋愛の難しさの話に思えました
「別れ話」はやっぱり喧嘩のような単純な理由ではなかったですね〜
でも、そういう理由はわからないでもない
映画やドラマの評価が、内容よりも演者の好き嫌いで加味されてしまうような、冷静に公平に評価されない状況というか…
正祐は今まで一人でいた分、人によって自分が自分でなくなるような、自分が変わらされてしまうような未知の感覚が怖いってことなんですかね
「朝顔」はすごいですね❗️達観したというか…
あそこまで至れれば別れ話はもう出ないでしょうね
同棲はやっぱり無理っぽいけど ε-(´∀`; ) -
購入済み
とても理想的な関係に思える
この二人を見ていると、普段恋愛ごとに縁のない自分も人と好き合うことは素敵なことなのかもなあという気持ちになります。
違う価値観を持った二人が、主に書籍とそれに対する姿勢を通しながら、互いという人間を理解しようと葛藤している様がいいなあと思うのかもしれません。
それに背景となる居酒屋や家屋とそこに並べられた酒や美味しそうな食事、並んで歩く夜道の風情ある感じも読んでいて素敵。
喧嘩ばかりな二人を理想的に思うのは自分の経験値の低さなのかもしれませんが、相手と同じ人間にはなれないと知りながらも、頭を悩ませる二人の関係がやっぱり理想的に思えます。
文芸好きの友人に薦めたい気持ちがあるけど相手は私が腐女子