あらすじ
実はファンだったが絶対近づくまいと思っていた人気作家・東堂大吾(とうどう・だいご)に、その校正担当者・正祐(まさすけ)は行きつけの居酒屋でつい声をかけてしまった。心の支えでさえあった大切な大好きなキャラが、彼の新刊の中で死んだことが許せなくて。「今殺したいくらいあなたが憎いです」。自分の正体を隠していた正祐だが、ある日ついに大吾にバレてしまい……。書を愛する、水と油、対照的な二人の、ビブリオ・ラブコメ!!
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いろんな用語小説人物をgoogleや辞書で調べて読みました。アプリの機能ありがとうございます。主人公のお爺さんが鍵の今回の作品。私の頭では少し難しい内容でしたが何度も読み返して理解してすごく面白い作品でした。シリーズ全部ゲットしたので楽しみです。
Posted by ブクログ
作家と校正者。ふたりの言葉のやり取りに夢中で没入した。面白い、面白すぎる。シリーズであることに感謝して次巻へ。作中に出てくる書名に興味をそそられる。この作品の奥行きをこんなところにも感じて楽しい。
匿名
勢いで身体を繋げて唐突に恋人になる流れからのしっとりと繊細な心理描写。
鳥八で作品について語る2人の描写が好きです。
…百田さんは2人の関係察してるのかな?
笑うし泣けるし考えさせる作品
初っ端「試しに一人殺してみたら〜」で声あげてふきだして、その後も失笑の連続でした❗️
この作品は人前では読めないなと思っていたのですが、中盤「月見」のあたりで叙情的な切ない雰囲気になり、後半正祐が心情を吐露しているシーンは、昭和の純文学を読んでる気分でした
他の登場人物も悪意なく辛辣にツッコんだり、そのくせ良き理解者だったりとかなり魅力的!
「持つ」事の重さも考えさせられました
話の中に出てきた本もちょっと読んでみたくなります!
読後にぼーっとしてしまうほど読みごたえがありました。
なんでしょうこれは。
もうBLという囲いを超えた読み物だと感じ入っております。
とにかく私の萌えがこの本に詰まってた。自分でも知らなかったけれど。
全てが好み。主人公と作家が交わす会話。全てが面白い。
ここしばらく頭を使って読む読み物から遠ざかっていたなと再認識。
作家さんがあとがきで書いておられるとおり、この中にでてきた全ての本を読んでみたい。
読んだことがある本ももう一度読みたい。源氏物語でさえも(笑)
笑いあり(声上げて笑えました)涙あり。
読書が好きな方にはとにかくお勧めです。