感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年02月03日
デビューして五年、今まで一度も編集長と会う機会を持たなかった雑誌「アシモフ」一の売れっ子作家、秀が呼び出しを受けた。
そこで告げられたのは「君たち、今日から担当替えです」の一言。
あっさりとそれを受け入れたように思える大河とは対照的に、闇の中に入ってしまったように見える秀。
という話でした...続きを読む。
今までとは対照的に、目覚めてしまった秀は大河へのラブコールを撒き散らしてるんだけど、鈍くて鈍くて鈍くて!!!!!! しょうがない大河は、それに気づくことができない。
相変わらずの相変わらずのやりとりに、この二人はどんなに成長しないんだ!! ってなったけど、意外と秀が二人の未来を変えてしまうのではないか……? と思っています。
恐らく。
こうと決めたらブレないのは秀のほうで。
大河はきっと周りの目を気にしながら、行きつ戻りつして生きていくんだろうな……と思います。
大人になれない二人が。
とんでもない時間をかけて、大人になっていく様を丁寧に描いていただける作品。
これはもう、最後まで付き合うのが私の使命だと思っているし、見届けたいと思わせる作品でした。
今から一から読むのは、多分大変だと思うんですけど、決して損はさせない作品です。
付き合えるという猛者を募集します。