あらすじ
SF雑誌の編集者・帯刀大河(おびなたたいが)に、ある日突然新しい家族ができちゃった!? 寝耳に水の姉の結婚で、義兄となった阿蘇芳秀(あすおうしゅう)は、なんと担当作家で、高校時代のクラスメート。でも大反対する大河をよそに、肝心の姉がいきなり失踪!! おかげで大河は弟達の面倒を見つつ、なし崩しに秀と同居するハメに…!?※口絵・イラスト収録あり
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Posted by ブクログ
全11 特に6巻『子供たちの長い夜』が白眉。両親を失った子供たちの集団生活。親役の長兄。長兄の罪悪感を晴らすためにわざと子供っぽく振舞う末弟。問題児の3男。いつものこされる次男。出奔した長姉。
姉の結婚相手=長男の友人以上の友人+その連れ子(実の両親に捨てられた)の六人の共同生活。+恋愛。
BLですが、まぎれもないAC小説だと思います。
賑やかで楽しい★
好きな作家さんですが、この作品はシリーズがだいぶたくさん出ているのでなかなか手を出せずにいたのですが、やっぱり気になって1巻を読んでみたらめちゃめちゃ面白かったです。それぞれ訳アリなんだろうな、と思いつつ、大家族の賑やかな雰囲気にほっこりしました。続きを読むのが楽しみです。
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菅野彰の書く小説を、私は巷に溢れる物と一緒にして安易に『BL小説』とは呼びたくない。
菅野彰の作品の中で、シリーズの中でもこの作品は純文学の力を秘めていると私は思っている。
大人になりきれない子供達(大河や秀も
両親の不在という意味において立派な子供である)の、頼りない心を寄せ合って形作ろうとする切ない家族小説とでも言おうか。
登場人物達の細やかな心理描写は、腐るほどある『BL小説』とは確実に一線を画している。
切なさと愛しさの交じり合った、優しい物語だ。
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小説を読むきっかけになったと言っても過言ではありません!止まりません、読み続けちゃいます、人間模様が実に面白く、そして丁寧に描かれ再読にしたくなる作品ナンバー1です。シリーズもので只今11まで出ています。BL苦手な方でも全く問題ないかと。
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内容的には、男性同士の恋愛をテーマに扱った小説。でも私はこのシリーズを、軽い気持ちでBLとは呼びたくない。読んでいて、胸をつかれます。現在10巻まで。
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「俺は、結婚も同居も認めない!!」出版社に勤める大河は、突然の姉の結婚で、現在は作家となった高校時代の親友・秀と義兄弟となる。ところが姉がいきなり失踪!!残された大河は弟達の面倒を見つつ、渋々秀と暮らすハメに…。賑やかで騒々しい毎日に、ふと絡み合う切ない視線。実は大河には、いまだ消えない過去の“想い”があったのだ――。センシティブ・ラブストーリー。
ボーイズラブ小説ぽっくなかったです。
家族愛、兄弟思いとか、幼馴染み同士がゆっくり育んでいく恋などがとてもまぶしかったです。青春だなと思いました。
Posted by ブクログ
数年ぶりに再読。
苦手なキャラが一人もいない。みんな不完全で、みんなかわいい。
一冊読み終えると、すぐ次の巻が読みたくなる。はやく帯刀家の皆に会いたくなる。
BLとしては、あっさり。でも、人間関係が丁寧に描かれているし、こういうのもアリだとおもう。
Posted by ブクログ
どこまで読んでも大家族コメディで、いつになったらラブが始まるのか…と思いつつ
最後ちょっとだけBLだった…?w
どのCPが自分の好みかまだ分かりませんが、シリーズ少しずつ読んでいきたいと思います
Posted by ブクログ
「俺は、結婚も同居も認めない!!」
出版社に勤める帯刀大河は、突然の姉・志麻の結婚で、現在は作家となった高校時代の親友・阿蘇芳秀と義兄弟となる。
ところが姉がいきなり失踪!!
残された大河は弟達の面倒を見つつ、渋々秀と暮らすハメに……。
賑やかで騒々しい毎日に、ふと絡み合う切ない視線。
実は大河には、いまだ消えない過去の“想い”があったのだ――。
というような話。
これ、かなり続いてるシリーズ物です(今も終わってない)
そして、私が相当好きな話。
なんだろう……普通のBLというよりも、心の中がキュッと切なくなる感じがちゃんとあって。
大人の読み物としても十分に通用すると思うよ。
エチくもない(爆)
というわけで、点数的には70点。
まだまだ、これから。
Posted by ブクログ
【あらすじ】 「俺は、結婚も同居も認めない!!」出版社に勤める大河は、突然の姉の結婚で、現在は作家となった高校時代の親友・秀と義兄弟となる。ところが姉がいきなり失踪!!残された大河は弟達の面倒を見つつ、渋々秀と暮らすハメに…。賑やかで騒々しい毎日に、ふと絡み合う切ない視線。実は大河には、いまだ消えない過去の“想い”があったのだ―。センシティブ・ラブストーリー。
古本屋で手に取った『花屋の二階で・漫画版』がツボで、絶賛した。
にしても、いきなり登場人物が多くないかと首を傾げていたら、シリーズモノだった。
それは読まなきゃでしょー、なのでしばらく毎日晴天。
小説、すこし読みづらかった。
秀が複雑で、恋人としてのスタンスも共感しづらく、入り込みづらかった。
先は長い。まずは著者の文体になれることかな。面白いのは面白いんだし。
(通して読んで1巻再読後感)
秀が複雑なのは肝で、何度読み返しても
秀の心情は複雑で共感しづらい。
ただ語り手となる勇太との関係は、続巻を読むほどに理解でき
改めて1巻を読むと違う感触がした。
秀と勇太の関係、大河と秀の関係、甘くない。
読んでよかった。
Posted by ブクログ
エッセイを読んだので、本も読みたいなーと思って。ちゃんと登場人物の心情を描いていて、設定もしっかりしてて、なかなか面白かった。ライトノベルっぽさが大丈夫な人ならお勧め。