小山昇のレビュー一覧
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会社の社長さんたちが、一日36万円(3日間コースで108万円!)を払ってでもやりたい、株式会社武蔵野の小山社長のかばん持ち。小山社長の仕事をつきっきりで見て、肌で感じることで、三流が一流に変わるようだ。
紹介されていた40の心得の中から、今からできる心がけを3つピックアップ。
●成功率50%はビッグチャンス。成功率50%に「即断即決」する●
マイナスには目をつぶってやってみないと事態は好転しない。6回失敗すれば7回目に成功する。
●プライベートにとことん踏み込む●
プライベートに踏み込むのは、抱えている問題や成果が上がらない理由を知ることで社員の心の健康を守るため。
●成果が出ることが -
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ネタバレ「見える化」「見せる化」の具体的なヒントあり。
(小山社長率いる武蔵野の実例も多数あり。主に中小企業向け)
<備忘録メモ>
★インプットはデジタル、アウトプットはアナログ
★1年間は「4週1サイクル」
★「守りの経費」と「攻めの経費」を分けて考える
★会議はお客様の声とライバル情報中心
・職責下位から発言、社長は最後
★給与は年功序列、賞与は半期ごとの成果
「やらないこと」を決める
「社長の思い」を書いてもいいのは「長期計画」だけ
早朝勉強会で見える化を徹底する
コミュニケーションは「回数」
飲み会は全員が2分程度の自慢話、席はくじ引き、社長自腹
率ではなく「額」で儲けを見える化する
先行 -
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小山昇氏の『「儲かる仕組み」をつくりなさい』に興味を持っていたところ、書店の古書コーナーで『「儲かる仕組み」をつくりなさい』と本書『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』を見かけまとめて買った本である。
『「儲かる仕組み」をつくりなさい』を読んだので、次に本書を読んでみることにした。
本書は従来は単なる掃除や清掃と受け取られていた整理・整頓を仕事の準備作業であると捉え直し、それを「環境整備」なる用語で表現し企業の経営の一環として推奨している。
単なる掃除が環境整備となったとき、社員や従業員の仕事の能率や効率が向上するだけでなく、意識までも変革するのだということを自社をはじめ環境整備を取 -
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【読書メモ】
●ネズミがゾウに勝つには、スピーディな対応しかない
●変化についていくのに、一番後からついていくか、先頭に立つかでは大きく差が開きます。変化の波に一番乗りするのが正解です
●即決即断できるコツ。「損をしてもいい」と腹を括る。「間違ってもいい」と肩の力を抜く
●判断を早くするには、体験の量を増やすのが一番
●早くに失敗しておけば、それだけ経験として豊かになる。つまり早い時点での失敗は、時間の先取りです
●人間はなぜ失敗するのか、それは成長するためです
●仕事の質を高める方法は、回数を多くこなすことしかない
●判断を間違うのは、社長や幹部社員が判断するから。決めるのは -
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強い会社というよりも強い組織を作るためのノウハウ本。
ガバナンスからコミュニケーション、育成・評価まで
ありとあらゆる分野について、掻い摘んで書いてます。
簡単に言うと、
「多少の失敗に対してとやかく言わない、
客向けのコストは惜しまない会社」
が強い会社であるように感じました。
失敗することが成長に繋がる一番の経験だし、
さすがに大失敗はさせられないのが会社なので、
失敗を許容するということは、相手の力量を見極めたうえで、
少し上の目標にチャレンジさせていると言えます。
要するに上司・部下のコミュニケーションが円滑で、
信頼関係が築けているということです。
また、客向けのコストを惜 -
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日本経営品質賞を2度受賞した株式会社武蔵野代表・小山昇氏の著。タイトル通り「強い会社」はどう作られているかが様々な側面から記されてます。
強いしくみについて、
1.「数字として実際に成果が出ている業務」が正しい
2.「人の感情を理解したしくみ」を作る
の2点だと言い、
社員の教育や採用、マーケットと商品、組織づくり、評価制度、給料、人事、お金それぞれの章で実例も交えながら網羅されてます。
小難しい言葉はなく、シンプルだけど正しいことを言ってるのでスッと入ってきます。
強い会社の……というタイトルではあるものの、ビジネスマンとしての処世術としても読める本だと思いました。
面白かった。 -
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㈱武蔵野では、商品に他社と差がないため、人が売上を決める。
そのため、人材育成の一つとして掃除を徹底することに決めた。
なぜ、「朝30分の掃除」なのか
1.毎日掃除に精を出すからこそ心も安定し、組織としての一体感を維持できる。
会社の赤字は外的要因より内的要因が大きい。
社内のコミュニケーションが最も重要!
2.人を鍛えて組織を掌握するには、掃除が一番
3.社内が汚い会社は、組織もバラバラ。
4.全社員が素直な心で統一されていることが、会社にとって最良。
5。物を綺麗に揃えることは、美的感覚が養われ、自ら気づけるようになります。気づきは、お客様の喜びや怒りなどの「心」への気配りへと -
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理論と実践のバランスが優れた良書。
著者小山氏の理論は、経験則から見事に抽出されて平易な表現と具体例で書かれているので難解には感じられないが、ご本人は相当な勉強家であり理論家であると思われる。
疑問にぶつかったときに振り返られる経営の手引書。
それが、「俺様ヒストリー」の展覧会や、学術研究による多数の企業のエッセンスと呼ばれる「イイトコ取りの表面なぞり」では無いところが素晴らしい。
経営者として小山氏を尊敬する。
その理由は下記の2点。
①超ワンマン体制で会社の業績をパワフルに引っ張り、会社がある程度の規模になったとたんに、「社員のコミットと重視したボトムアップの意思決定」へ転換した