小山昇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
201711/
仕事にのまれず、時間に追われながら結果を出すには、圧倒的なスピードが必要です。
仕事におけるスピードは、「急いで作業をすること」ではなく、「早く始めること」です。これ、「なんだ、そんなことか」「わかっている」という人のほとんどが、実際は実行できません。それだけ難しいことです。
「有言実行」をためらう人は、宣言が不履行に終わった時のダメージばかりを気にしています。「付言実行」は個人としては美徳ですが、それでは喜びが自分の中にしかありません。目標を宣言しないで達成しても、組織に勢いをつけることは不可能です。まず宣言ありきです。ストレスを恐れるのではなく、それを楽しみ、正面から -
Posted by ブクログ
ネタバレ置く位置を決めて必ずそこへ片付ける習慣にすることで、物をなくさないようにする。特に工場では、現場の安全管理のためでもあると以前に聞いたことがある。そして少し前のことだが、ある社員の机の引き出しの中にスポンジが敷き詰められ、はさみや定規やペンを収納するところがその形にくり抜いてあるのを見た。そしてそれがこの本の始めの方に書かれているのを見たので、この本を読んでみたくなった。
写真を多用してありわかりやすい。特に色使いをどのように活用しているかは写真を見れば一目瞭然。
当たり前かもしれませんが、実際の業務にそれを活用できているか?というとそうでもないことは多い。そして多色使いすればいいってものでは -
Posted by ブクログ
『総務は、「気が利かない社員」にやらせています。「管理」というのは手抜きをするためのシステムなのに、気が利く社員は、気を回しすぎるため、かえって総務の仕事が増えてしまう。
気が利く社員は、営業の第一線で使うようにします。
「営業課長でなければ、経理課長になれない」というルールがあります。
管理部門(内勤部門)の社員は、営業職に比べると、仕事が細かい。細かい仕事に慣れている人間は、物事を複雑に考え、それにともない、仕事もどんどん複雑になる。やらなくてもいいことまでやりたがるようになって、結果的に仕事が遅くなります。』
面白いなぁ〜。
社員教育の参考になる。 -
Posted by ブクログ
マーカー
・組織の変化についていけなくなった社員が会社を辞めていくのは、お互いにとって悪いことではありません。
・きちんと部下一人ひとりと1対1に人間関係を築いたうえでないと、叱ってはいけません。
・上司の成績の半分は、部下の貢献によるものです。・・・だから、上司が成績を上げて得たお金の半分は部下のために使うのが正しいのです。
・なんだかんだいっても豊かな今の日本で、向上心を維持するのは意外に大変なことです。
・喫煙者は煙草を吸っている間、仕事をしていません。なのに同じ給料をもらっているのは不公平です。
・人間が成長するには、必ず「面倒くさいこと」に取り組まなくてはなりません。
・経営判断に必 -
Posted by ブクログ
ストレートで非常におもしろかったです。
人の働くモチベーションはお金です。
お金に釣られてでも構わない。勉強会にまず参加させる仕組みを作ることが大切。
自主的に勉強しないのが普通。サボりたがるのが普通。
でも、お金で釣って始まったことでも、結果、変わるきっかけになる。
共通する原動力はお金と成果を反映する仕組み。だそうな。
よくよく中身を読んで、意図を考えると決してお金だけでの話しはないようですが。
とても楽しそうな会社に映りました。
一番最初に読む本としては、人のやる気 = お金 という色が濃いので、読み違えると大変です。
とてもストレートで共感できる部分がたくさん -
Posted by ブクログ
目まぐるしく変化する現在の日本・世界情勢の中で、大企業でさえその変化の例外ではない。そんな中、中小企業においてはいかに強い内部体質を築き、一丸となって外部に向けて取り組んでいけるかが大きな鍵となっている。
本書においては、それをわかりやすい言葉や図を用いて余すところなく述べられている。どんな時代であっても増収増益を出し続ける会社は、まず社長ありきで、その上に会社としてのルールや構成員である社員が成り立っている。その部分がかっちりしてこそ、次の一手を打つことができ、お互いが納得のもと外部に向けて取り組んでいくことができるのだといえる。
私自身働くようになり、今の立場と日本の社会の変化を直に感じら