あらすじ
筋金入りのスピード狂、小山昇社長の超速仕事術。今の時代、思案に溺れるリーダーは知的でもなんでもない。必要なのは、仕事にのまれず、時間に追われながら結果を出せる人。著者は己が追求するスピード実現のためにあらゆる策を打ち、社員のブーイングを浴びながら、十五年連続増収増益を達成し、残業も大幅カット、仕事の厳しさに対して退社する社員はほぼゼロという驚異の実績をあげている。その驚きの内幕を明らかにする。『「やらないこと」から決めなさい!』(PHP文庫)を全面改訂、改題して発刊。「一カ月、何もしなければ役員に昇進」「残業ゼロも社員のやる気も金で買える」「大器晩成を信じるな」「IT導入時は遊びも私用での利用もOK」など、ドギツイが究極のマネジメント論を多数収録。圧倒的スピードは、常識の先にある!
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Posted by ブクログ
201711/
仕事にのまれず、時間に追われながら結果を出すには、圧倒的なスピードが必要です。
仕事におけるスピードは、「急いで作業をすること」ではなく、「早く始めること」です。これ、「なんだ、そんなことか」「わかっている」という人のほとんどが、実際は実行できません。それだけ難しいことです。
「有言実行」をためらう人は、宣言が不履行に終わった時のダメージばかりを気にしています。「付言実行」は個人としては美徳ですが、それでは喜びが自分の中にしかありません。目標を宣言しないで達成しても、組織に勢いをつけることは不可能です。まず宣言ありきです。ストレスを恐れるのではなく、それを楽しみ、正面から突破する。これで自分と組織に弾みをつけることができます。
会社から期待される仕事と、自分の実力のギャップに気づく、これが人を育てる。
人は、掃除をすると様々なことに気づきます。「床にキズが多い」「ガラスが汚れている」と普段は気づかない細かなことに気づくようになります。この気づきが、社員の感性を豊かにします。
社員は「条件」で入社し、「人間関係」で辞めていく。