小山昇のレビュー一覧
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ネタバレ小山昇氏の中で、給与体系・評価制度に特化した著書。
ここまで仕組化されている給与制度を持つとは驚きである。
中小企業のレベルで、評価制度の導入は難しいとされているが、小山社長の人柄や信念が表れているからだと思う。
ただ、評価制度を入れるのではなく環境整備が基礎となっていることを忘れてはいけない。
朝30分の掃除だったり、各種手当の充実がここまでの制度にしているのだろう。保存版の1冊、これをきっちり導入するのに経営サポート部が顧問になってくれるようだから、一体いくらかかるのか分からないが体験してみたいと思った。
本全体的に、実名?が出てくるので心配になってしまう・・ -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝30分の掃除により、業績を改善させた武蔵野の社長が書いた本。
同社は、この清掃のことを「環境整備」と読んでいるが、その言葉は決して大げさではないと分かる。
この朝の掃除こそが社員教育であり、社長の本気度を伝えるコンテンツであるとしているのだ。
社長は、経営実践塾というのを開いており、全国から武蔵野の手法を学ぶべく、多くの経営幹部が訪れるという。また、社内見学会の申し込みが絶えないとか。
新聞紙1枚のゾーンを徹底的に掃除するや、必ず全員参加、社長も必ずやる、就業時間中にやらなければ本気度は伝わらないなど実践しているからこそ、書かれている内容に迫力がある。
評価制度をキチンとしようと思ったら、こ -
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第1章 「見るべき数字」を見ていなければ、会社は絶対に儲からない!
■他人と過去は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ。
①社長の人格は「数字」で決まる!
p.20 社長の評価は決算書と経営計画書で決まる。
p.22 数字はそれだけで言葉です。数字というモノサシを使うとブレがなくなるので、価値観の共有化ができるのです。
④数字を追いかけるのは「異常値」をいち早くつかむため
p.30 会社の健康管理には、知りたくない現実を、いち早く知ることができる。管理会計が必要です。異常を知るポイントは、時系列で見ることです。
⑪データは「分析して終わり」では何の意味もない
p.62 データを分析する -
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内容紹介
赤字のサイン、儲けのシグナルを絶対見逃すな!“中小企業のカリスマ”が伝授する、会計の教科書にはないナマの財務&経営テクニック、決定版。赤字続きの落ちこぼれ会社を年商35億円まで引き上げた秘密──それは30年の社長業で身を削って体得した、独自の財務哲学にあった!どうすれば儲けのチャンスをつかめるか、資金繰りがラクになるか、「お金と数字」にまつわる悩みにすべて答えます!!*******見るべきところをちゃんと見ていれば、「有効な次の一手」が自ずと見えてくる!・売上10%アップで利益が倍増するカラクリ・売れ筋商品の売り損じをなくす、“最頻値”の見極め方・「支払手形」がある -
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【目的】
ホッピー副社長の石渡さんがバイブルにしているという本。石渡さんがそこまでほれ込む本とは・・・?
【感想】
中小企業の経営者向けの本、と銘打ってはいますが、大企業の平社員である自分のような人間にもかなりためになりました。
資金繰りの話はなかなか大きな企業だと実感がわかないのですが、中小企業の実例で説明されると納得。
日経新聞の財務の記事を読むときも、この本のことを思い出して読むと理解度がぜんぜん違います。
ただし決算書の仕組みをある程度知っていること前提に書かれているので、決算書?え?という人は渋井真帆さんの「決算書読みこなし隊」のような初心者向けの本を読んでから読むことをお -
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他の会社について知り、視野を広げたいと思い購入。同出版社の類似本「なぜ、この会社に人が集まるのか」(MARUYAMA GROUP:自動車関係)も同時購入。かなり近いしことが書いてあったが、面白い、我が社には合わない、個人で真似できそうなど様々な気づきは多かった。
第1章カイゼンの仕組みが自身には刺さる内容だった。
◆考え方の整頓として下記二つは我が社は出来ていないと感じ、学びとなった。
・仕事の考え方が同じになるように揃える。
・時間に仕事をつける(時間通りに終わらせる)。
◆「L」=learnを加えたPDCLAサイクルというのは初めて聞いたが、サイクルを回すために重要な考え方だと感じた。 -
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会社を成長させるためには資金が必要で、そのために融資をどのように引けばいいのかを分かりやすく教えてくれます。
融資に対する正しい考え方も身につけることができます。金融機関が喜ぶことを積極的に行い、WIN-WINの関係を築きたいと思います。
① 利息は「会社を守るための保険料」と捉える。
② 金利が高いと嘆いてはいけない。それはまだ信用力が低いから。
③ 金融機関がお金を貸したい会社は「過去に取引実績がある」、「財務体質がスリム」な会社。
④ 繰上げ返済はしない、銀行が損をするから。
⑤ 余分にお金を借りたら、一旦他行に移し替える
⑥ 銀行への訪問は「長くても15〜20分以内」
⑦ 借入先が決 -
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2024/02/24読破
一言 組織の作り方と、社長の在り方について
感想
「組織の作り方と継続方法」と「社長の在り方と金銭管理」について本書で学べます。p343ページ以降は、社長に対してのメッセージが多かったです。人材採用と評価については、永森重信さんと似たような教育方針を感じました。他の本も読んでみたいと思います。
下記は印象に残った点
p102
ニーズがないのならやめればいい。
ニーズを汲み上げられないなら、汲み上げる仕組みを作れば良い。
p124
部下を失敗させまくることが育つコツ。
失敗をフォローする仕組みを作れば良い
p168
人に仕事をつけるのではなく
仕事に人をつ -
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ネタバレ節々に感じる自尊心・生存者バイアス・権威主義に若干嫌悪を抱くものの、実際に勝ち抜いてきた者の言葉であり、納得できるものやハッと気づきが多くあった。
しばらくしたらまた読み返したい。
・両雄並び立たず。中小企業では、一人の優秀者がいて、後はそれなりで良い。
・社長が誰よりも働くことで、納得感を持たせた上で、成績不振者はきちんと更迭・減給する。
・社長に金を使うなら、社員にも金を使え。
・社員教育をしない会社は停滞し、消えていく。
・業績が悪い時は株価が安いから譲渡のチャンス。
・後継者の最初の仕事は「新しいことは何もせず、前年と同じ売上げ、利益を上げる」こと。
・「自分にあたっている風」しか感