【感想・ネタバレ】4万人の社長・幹部がベンチマークした すごい会社の裏側(バックヤード)!のレビュー

あらすじ

4万人の社長・幹部がベンチマークしたすごい会社の裏側
指導企業750社中、倒産ゼロ、過去最高益は450社!

それは、誰がやっても成果が出る「仕組み」で経営をしているから。
そっくりそのまま、その通りにやればうまくいく「仕組み」をオールカラーで大公開!
各仕組みはレベル分けされているため、自社の状況に応じて取り組めるほか、
QRコードでさらに詳しく仕組みを体験できます。

・社員教育
・銀行交渉
・始業戦略
・データドリブン
・資金繰り
・社内コミュニケーション
・各種ツール
・採用
・人事評価
・カイゼン 等


東京の都心から少し離れたJR中央線の東小金井駅。
駅から徒歩5分の静かな住宅街にポツンある武蔵野の本社。
一見なんでもない社屋ですが――

全国から見学者が殺到しています。
その数、4万人!
なぜ皆、武蔵野にやってくるのでしょうか?

それは、会社を変える仕組みがあるからです。
会社を成長させる仕組みがあるからです。

これらの仕組みは
さまざまな事業部で横展開して成果を上げているものです。

つまり誰がやっても同じように成果が出る。
だから「仕組み」です。

この仕組みを持ち帰ろうと4万人がやってきます。

業績も18年連続で増収。
コロナ禍で一時的に前年割れしたものの、
収束前にもかかわらず過去最高益を更新!
その秘密はすべて仕組みにあります。

●すごい会社の裏側(バックヤード)本書でぜんぶ見せます!


■目次

●第1章 ぜんぶ見せます! カイゼンの仕組み
・環境整備は基本中の基本の仕組み
・整理整頓するのは物だけではない
・環境整備点検はイヤイヤながら仕方なく行う仕組み
・この仕組みで環境整備点検はうまくいく
・環境整備でPDCAを回す
・PDCAを改善に直結させる2つの仕組み
・会社全体のPDCLAを回す仕組み
・成功事例を横展開する仕組み

●第2章 ぜんぶ見せます! 教育の仕組み

●第3章 ぜんぶ見せます! コミュニケーションの仕組み

●第4章 ぜんぶ見せます! 採用の仕組み

●第5章 ぜんぶ見せます! 人事評価の仕組み

●第6章 ぜんぶ見せます! IT化の仕組み

●第7章 ぜんぶ見せます! 営業の仕組み

●第8章 ぜんぶ見せます! お金の仕組み

■著者 小山昇(こやま・のぼる)
株式会社武蔵野代表取締役社長
1948年山梨県生まれ。東京経済大学卒。
1976年日本サービスマーチャンダイザー(現・武蔵野)に入社。
一時期、独立して自身の会社を経営していたが、1987年に株式会社武蔵野に復帰。
1989年より社長に就任。赤字続きだった武蔵野を増収増益、
売上75億円(社長就任時の10倍)を超える優良企業に育てる。
2001年から同社の経営のしくみを紹介する「経営サポート事業」を展開。
現在、750社超の会員企業を指導。
450社が過去最高益、倒産企業ゼロとなっているほか、
全国の経営者向けに年間240回以上の講演・セミナーを開催している。

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Posted by ブクログ

他の会社について知り、視野を広げたいと思い購入。同出版社の類似本「なぜ、この会社に人が集まるのか」(MARUYAMA GROUP:自動車関係)も同時購入。かなり近いしことが書いてあったが、面白い、我が社には合わない、個人で真似できそうなど様々な気づきは多かった。

第1章カイゼンの仕組みが自身には刺さる内容だった。
◆考え方の整頓として下記二つは我が社は出来ていないと感じ、学びとなった。
・仕事の考え方が同じになるように揃える。
・時間に仕事をつける(時間通りに終わらせる)。

◆「L」=learnを加えたPDCLAサイクルというのは初めて聞いたが、サイクルを回すために重要な考え方だと感じた。

◆成功事例の横展開は近道であり、また、それを学べる機会(バスウォッチングなど)を用意する中で、〇〇個以上の気づきをメモに取り、今後実行する項目をひとつ選び報告させるなどアウトプットを念頭にインプットする仕組み作りは大事だと感じた。

◆2章以降
朝勉強や飲みニケーションなどは個人的にネガティブな印象であり、またムチだけでなくアメを用意できるかは会社、社長、経営陣次第なので我が社では難しいと感じた。

人事評価については、我が社の評価制度が曖昧であることに不満がある現状で、本書にある相対評価はモチベーションアップに繋がると感じた。給与体系を理解する勉強会があることもきちんと見返りがある会社であれば良いと感じる。

その他
IT化で現状、行動の結果を可視化して生産性を上げる、営業マンの訪問回数を可視化して計画通りに行動させる仕組み作りなど学ぶべき点はたくさんあった。

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

改めて仕組みづくりの大切さが勉強になった。マクレガーのX理論とY理論と両方を意識して設計されている印象を受けた。

一人一人のモチベーションを高める仕組みと、サボることを減らす仕組み。さらには更迭されても更生するチャンスがあるなど、人間というものを理解しているのだなぁと思った。


勉強になったこと
PDCAではなくて、そこにLearnを加えたPDCLA。
本当に学ぶ大切さを痛感していたので、自信を持てるようになった。
さらに教育は会社の価値観を伝える場でもあるため、社長や社員がやるというのもとても納得だった。
私の働いている大企業では、研修といえば社外の人がやっていたし、社内の人がやっていても、価値観が反映されないプレゼンが多くどこか機械的に感じてしまい、心に何も響かないことが多かった。

しっかりと理念を伝えることがとても大切なんだと改めて感じた

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2022年06月08日

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