あらすじ
9割の社長が見ない「B/S」の中に宝がある!危険シグナルはこう見抜け!お金がどんどん増える数字の使い方!銀行は“3点セット”で無担保・無保証!人を育てる数字・ダメにする数字一挙公開!経営は現金に始まり、現金に終わる!お金を持っている社長だけが“人格者”!こんな面白い数字の本は見たことがない!
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Posted by ブクログ
ダスキン事業を中心に増収増益を続ける株式会社武蔵野の代表取締役である小山昇さんの新作!!正に目からうろこの一冊でした!!社長の報酬(1億円)すら公開し、社員に数字の大切さを教える姿勢は共感が持てました。会社のありとあらゆる数字を公開することにより、社員一人一人に数字の大切さを考えさせることができることが良くわかりました。
Posted by ブクログ
数字で管理すること、役職によって数字の管理が変わることがわかった。
自分の働いている会社でも取り入れていることが多く、どうしてこんなことしてるんだろうが謎が解けた部分がいくつかあったので読んでよかった。
Posted by ブクログ
前半は会計というのか?教科書的な会計知識ではない、経営者に必要な会計知識が書いてあり、後半は経営においての社員教育や会社風土を数字を使ってどのようにしていくかが書いてある。
前半はなるほど、そういう風にも考えられるのかと思って読み進めていたが、一番興味深かったのはやはり後半。自分の会社と違うところや、自分の会社がダメなところはこういうことをすれば改善するのかと学べた。経営をする側には回らないだろうけども、とても勉強になった。
Posted by ブクログ
武蔵野という会社の社長が書いた経営本。全く知らなかったが、全国各地の経営者からはかなりの支持がある人らしい。
社長として会計に詳しいことに越したことはないが、難しければキャッシュの量だけでも把握するように、という実践的な話から始まる。
・土地を抵当に入れる時も、2000万円分のために一億の土地を抵当に入れる必要はない、分筆して2000万円分の土地にしてそれだけ入れればよい
・借金は金利で時間を買うことなのでむやみに恐れる必要はない。借りるなら長期で借りるほうがよい
・惰性で出している経費などはないか、など常に気を配る必要はあるが、必要な出費は惜しまない。二人一組で営業に回ると互いに見張り、教育をし合うのでそんなに無駄ではないとか、色々と具体例を挙げてはいるが、自分のところに落とし込んで実際やるのは難しい
Posted by ブクログ
経営者がメインターゲットになっている本。
会社の中で、キャッシュが果たす役割を理解することができる。簿記などの知識が無くても、理解できるレベルで書いてある。(知識があればより理解しやすい。)
Posted by ブクログ
厳しくも具体的な指摘に学び多し。大企業でのうのうの仕事している身にとっては特に。
◯考え方
・社員にとってはお金を持っている社長・数字に強い社長だけが人格者
・率より額(量)
・数字で検証する
・計画は達成したかどうかがすべて
・5年で売上を2倍にする方法をとにかく考える(アバウトでも良い)
・手間をかけないとほしいものは手に入らない
・オセロの白をひとつひとつ裏返していく
◯お金の使い方
①客数を増やす
②社員教育
③インフラ整備
◯優先度
・客単価増は客数増のあと
・量増加のあと質向上
・売上上位のお客様
・拡販余地の大きいお客様(予算額)
◯役割
・部長以上は数字が人格
新たな稼ぎを作ることが条件
・課長以下は決められたことをやって成果を出す
◯銀行、借入 P59
・銀行が見るのは返済能力(収益性や安全性や成長性ではない)
債務償還年数
インスタレスとカバレッジレシオ
キャッシュフロー額
・毎月報告することで銀行も安心する、好印象
✖️考え方
・数字に厳密すぎると決断や行動が縛られる
・奥さんが経理をすると、個人の感覚で社長方針に反対する
Posted by ブクログ
借金は利息を払って時間を買うという言葉に、なるほどなと感じた。無借金経営を目指す社長の話は稀に聞くけれど、キャッシュは会社の体力だから、リーマンショックなどの不測の事態が発生した場合に非常に弱い。BSをちゃんと理解することは本当に大切だと思う。だけど、利益(黒字・赤字)は直感的で分かりやすいし、経費削減・売上増加を考えるためにPLを手に取ってしまいがちだよなとも思う。そういう意味でも、自社の試算表を書き写すという行為は、回り道だけど有効な手段なのかな?と考えさせられた。