【感想・ネタバレ】小山昇の失敗は蜜の味のレビュー

あらすじ

泣けて笑えて元気になって、会社が儲かる“読むクスリ”!

最強中小企業が門外不出の技を余さず披露


「実力=失敗の数」

株式会社武蔵野・代表取締役社長の小山昇は断言します。

赤字続きのダメ会社を、日本経営品質賞を2度受賞するピカピカの優良企業に変えた「最強中小企業経営者」が説く「正しい失敗のお作法」とは?

「日本一失敗した社長」を自負する著者が、過去の失敗の数々を赤裸々に披露。「他人の不幸は蜜の味。失敗談は蜜の味」。壮絶でときに滑稽、しかも仕事に役立つ“美味な失敗談”を、ぜひご賞味ください。

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Posted by ブクログ

マーカー
・組織の変化についていけなくなった社員が会社を辞めていくのは、お互いにとって悪いことではありません。
・きちんと部下一人ひとりと1対1に人間関係を築いたうえでないと、叱ってはいけません。
・上司の成績の半分は、部下の貢献によるものです。・・・だから、上司が成績を上げて得たお金の半分は部下のために使うのが正しいのです。
・なんだかんだいっても豊かな今の日本で、向上心を維持するのは意外に大変なことです。
・喫煙者は煙草を吸っている間、仕事をしていません。なのに同じ給料をもらっているのは不公平です。
・人間が成長するには、必ず「面倒くさいこと」に取り組まなくてはなりません。
・経営判断に必要な情報とは、下記の「5つの情報」のことを言う。
 1 数字(実績報告)
 2 お客様の情報
 3 ライバルの情報
 4 取引先の情報
 5 自分の意見
・よく部下に「何かあったら言ってこい」と言う上司がいますが、私はこれを許しません。情報は下から上に上げさせるものではなく、上から下に取りに行くものです。上司が現場にしつこく情報を求めて初めて、情報が入る体制ができる。
・一度でも失敗すると落伍者の烙印を押され、二度と這い上がれない、そんな組織で出世する上司は失敗や挫折を知らないエリートばかりで、部下の失敗や挫折に冷淡です。だから、部下は皆、失敗を恐れてチャレンジせず、会社全体が暗いムードに包まれてしまうのです。

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2015年04月26日

Posted by ブクログ

失敗の数=実力。行動に移す、挑戦するからこそ、失敗も増え、結果として成長する。失敗しないことが評価されるようだと・・・・。

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2015年05月13日

Posted by ブクログ

意外とよい本でした。
失敗は恐れてはいけないなどと言いますが、そのもう一歩先の話。

失敗してもいい会社、
組織をどうやって作るかということに主眼がある。
実際上司が失敗したっていいと言ってきたって
誰も失敗をしたい人間なんていない。
それにそもそも上司も
「(最悪)失敗してもいい」だったりするわけだし。

そうではなくて、小山は本気で
失敗はしないといけないと思ってるから
失敗させるための工作すらする。
この辺のやり方は賛否両論あるとは思うけど
方向はなんであれラジカルであることは経営者にとって
必須の素養である気がする。

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2016年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

常に動き続けるブルドーザーのような行動力を持った、中小企業の現場のオヤジ感が満載なキャラクターの著者が書いた、「一発で百点満点を取ろうとしてあれこれと考えているあいだに時間も資金もなくなっていくのだから、何度失敗してもいいから、制限時間内に合格点に達するのがビジネスでは重要です。で、失敗するときには、正しく失敗しましょう」という本。
紹介されているエピソード自体は、大家族主義的で縁遠い感じがするけど、失敗は怖いけど役に立つから経験してみようという心構えで、失敗することを織り込んで、それを糧にして成長していきましょう、といのは伝わってきた。

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2015年06月21日

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