佐野洋子のレビュー一覧
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購入済み
子どもにすすめられて読みました
美しくて悲しくて静かで、いつまでもこころの深いところをギュっとさせる物語です。
なぜかショックを受けて、涙が止まらなくなりますよw
子どもにすすめられたとおり、一度は読んでみるべき作品、でした。
よんでねヾ(*´(エ)`*)人@(*´●`*)@ノ -
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ネタバレ佐野洋子(1938~2010、享年72)文&北村裕花(1983~)絵「ヨーコさんの言葉 ふっふっふ」、2018.1発行。9話収録されています。以前目にしたものもいくつか入っています。「いつ死んでもいい。でも今日でなくていい。」名言だと思います(^-^)
佐野洋子(1938~2010、享年72)・文&北村裕花・絵「ヨーコさんの言葉 ふっふっふ」、2018.1発行、再読。9話が収録されています。「理想の子供なんか一人もいない」「年寄りは年寄りでいい」「今日でなくてもいい」がお気に入りです。ネコ好きだった佐野洋子さん、亡くなってもう10年以上になるのですね。小気味のいい数々の言葉が思い出されます -
Posted by ブクログ
佐野洋子さんが自身のお母さんへの思いを綴ったもの。幼い頃につなごうとした手を振り払われて以来どうにも合わない思いを抱きながらつき合った日々と、年老いて認知症になった母の姿とを混ぜ合わせて書いている。
母への複雑な思い。読み進めていくうちに、嫌いだと思っていたけど実は好きだった、(わかりやすく)愛されたかったという思いに折り合いがついていっているような気がする。それこそ、手を振り払われた記憶だけでかたくなになっていた気持ちが、この本を書きながら母親とのことを思い返すことで愛されてもいたということや、母親の長短所が見えてきて気持ちの整理になったのではないかな。
母親との確執を書いた本という前知識で -
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Posted by ブクログ
帰省から戻る時に読み終わって車内で泣くかと思った。感動ではなく悲しいかな。いや寂しいかな。この度の帰省でオカンの老いをとても感じたから。誰にでも来る老いで、その子供はある程度の面倒をみるのは予定路線なんだけれども、なんかどっかで親はずっと元気だしずっとボケないし、ずっと介護しないでずっと楽しく一緒にお出かけとかできるって思ってしまってるんだよな。甘いなーあたしは。両親との関係は概ね良好なあたしではあるが、ヨーコさんの腹の中はわかるわかるってことばっか。女同士だからね。なんかイライラすることばっかよね。口が悪くて大変面白かった。大変面白いしスカッとするんだけど、ハッとする言葉が出てきてボーッと考
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Posted by ブクログ
ネタバレ佐野洋子のエッセイだと知って読んでみたが、まさかNHKでやってる番組の書籍化だったとは、しかも2冊目だったとは。
「せめてこれ以上、誰も何も考えないで」と「ビンボー人の品性」と「フツーに死ぬ」が良い。
テント担いで山に行くと、携帯の電波が通じないとこが多い。財布にいくら入れてても、お店自体がほとんどなく、営業小屋で買えるものも知れている。人の少ない危険なとこを通るとき「ここで落ちて誰も助けが来なかったら一人で死ぬことになるんやな」なんて思ってしまう。
それでも、山に居るのが楽しい。それは勿論、山が好きだからなんだけど、実は、「不便で、少ない物で生活して、人が少なくて寂しい」その状況自体を -
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