佐野洋子のレビュー一覧

  • 100万回生きたねこ

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    『100万回生きたねこ』:自分は自分のもの
    【書籍情報】
    書名: 100万回生きたねこ
    著者: 佐野 洋子
    出版社: 講談社
    初版発行日: 1977年10月24日
    今朝はNHKプラスで『100分de名著』を視聴。リンツのチョコを添えた至福のひとときの中で、本作と深く向き合いました。
    100万回死んでも「自分の人生」を生きていなかったとらねこが、野良ねこになり放った「自分は自分のもの」という誇り高い言葉。一匹の白いねこを愛し、初めて「生」を完結させた姿に、今この瞬間を愛する尊さを学びました。

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    2026年03月06日
  • 100万回生きたねこ

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    ネタバレ

    愛さなければ、喪失の痛みも感じ得ない。
    悲しみの源泉は愛である。
    その痛みは命をなめ取るように削り去っていく。

    王さまも、船のりも、手品つかいも、どろぼうも、おばあさんも、子どもも、ねこを愛したがゆえに一日じゅうないた。
    白いねこの死は、100万回生きたねこにとって初めての愛の喪失で、これまで1回もなかなかったねこが100万回もないて、ねこの「一生」ぶんをないて、涙が尽きてはじめて「命」も尽きたのだろうかと思う。

    ねこにとって一番苦しかったのはこの生だったが、一番幸せだったのもこの生だった。
    実りのある生というのは、何かを愛した生なんだろう。
    愛するのは未来の傷を背負うこと。それでも何かを

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    2026年02月24日
  • 100万回生きたねこ

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    ネタバレ

    幼い頃に、読み聞かせられていた本。

    あの頃は、どうして読み手の人が悲しそうに読むのか、よくわかってなかった。

    時を越えて、改めて自分で読んでみて。

    王さまも、船乗りも、どろぼうも、おばあちゃんも、こどもも大嫌いなとらねこ。
    でも、みんなはねこがすき。
    ねこが死ぬと、みんな悲しむ。
    100万回目で、自分の人生を謳歌するねこ。
    はじめて、自分以外のものを好きになったねこ。

    生きる意味ってなんなのか、すごく考えられる作品なんだって、時を越えて感じました。

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    2026年02月22日
  • 100万回生きたねこ

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    『100万回生きたねこ』では、猫には、飼い猫としてだけじゃなくて、子を産み育てる幸せもあるんだなと気づかされた。

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    2026年02月20日
  • 100万回生きたねこ

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    私はなぜか、疲れたときにこの本を読みたくなります。とっても切ないお話なのに…。今を大切にしたいと思える素敵な1冊です。

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    2026年02月19日
  • 100万回生きたねこ

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    ネタバレ

    幸せな人生を歩めなければ生き返る。
    心の底から幸せな人生をおくれた時に、生き返る事が出来なくなる。

    多分、そう簡単には生き返ることは出来ないんだから、後悔しない幸せな人生を送ることの大切さを教える本なのかな?

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    2025年12月19日
  • 100万回生きたねこ

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    子供の頃から大好きな絵本
    猫が本当の愛を見つけるまでの話
    猫はいつも飼い主を嫌いなのがひねくれていてそんな性格の猫が好き

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    2025年12月12日
  • 100万回生きたねこ

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    ネタバレ

    100万回も生まれ変わり、無くなるたびに人々に悲しまれた……そんな色んな人生を生きた猫が野良猫に生まれ変わる。野良猫になってから自分の人生を生き、最愛のパートナーに出会う。そして、最愛のパートナーと満たされる日々を送る。しかし、その楽しい日々にも終わりが来る…最愛のパートナーを看取るという初めての悲しみ。彼は100万回も泣いた。そして、彼も眠りにつくんだった。

    何故彼がこれ以上生き返らなかったのか、答えが具体的に書いてないため、考えさせられます。初めて自分の選んだ人生だからかな、最愛のパートナーと一緒にいたいと願ったからかな…真相は分からない。また、本を閉じた先にある裏表紙の最愛のパートナー

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    2025年11月24日
  • 死ぬ気まんまん

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    エッセー
    死ぬ気まんまん
    知らなかった

    対談
    x 平井達夫(医師)

    全く信仰心のない著者のみた、人が神(仏)に出会う描写は美しかった
    ..........
    私はその時頭のうしろからすっと何かが入ってきたようにわかった。
    「わかった、あなた、もう救われていたんだよ。仏様が救ったのは、体じゃなかったんだよ。魂が救われていたんだよ。だから、あなたは、苦しんだり不安じゃなかったんだよ。普通にしていられたんだよ」
    神も仏も信じていない私が言っていた。
    彼女は私のベッドの上のあかりのほうを見ていた。彼女は丸い黒い瞳をしていた。
    「あーそうか」
    彼女が言った。

    その時、その黒い瞳が、さーっと茶色に透明

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    2025年10月22日
  • 100万回生きたねこ

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    読み聞かせ(高学年)ゆっくり読んで10分。
    死生観のある内容でもあるので、休み明けや朝時間にはちょっと重くておすすめしないかも。
    佐野洋子さんが谷川俊太郎さんの奥さんだったと知ってビックリ。
    大人になってから読むとまた違った受け取り方があり、名書と言われる訳がわかる。

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    2025年09月10日
  • 私の猫たち許してほしい

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    25.5.3の日経新聞で北川悦吏子さんが紹介していたので手に取った。北川さん、ありがとう。「その文章に憧れる」で紹介が締めくくってあった。正におっしゃる通りで読んでて心地よく、いつでもスマホで読み返せる様にあちこち丸コピーしたくなった。「その文体はあまりにすっきりしてて、媚びてなくて涼やかだった」北川さんの表現も素晴らしい、共感。
    そして思ったこともない発想、そんなこと考えたこともなかったということによる気づき、読んでてホント楽しかった。
    「時を見た人はいないのに、ときという名前をどうして人はつけることができたのだろう。」
    「時は金なりということばを、私は好きではない。」

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    2025年05月31日
  • おじさんのかさ

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    ネタバレ

    5y0m
    博物館にて。幼少期に読んでもらった記憶があるが、タイトルだけを覚えていた。子供に読み聞かせ。
    大切な傘を使いたくないおじさん。楽しそうに傘を使うこどもたちをみて、何と傘を開いてしまう。傘をさす喜びを見つけられて良かった。

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    2025年05月28日
  • 100万回生きたねこ

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    生きていくことの、本質だと思います。この本をプロポーズで貰うことが夢だったけれど、叶わずじまいで二児の子育て中です。どんな冒険をするより、あなたと家庭を築き過ごす幸せを。

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    2025年03月30日
  • 100万回生きたねこ

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    読み始めるまえ、表紙のしましま模様の猫からストーリーを予想。どうも囚人服みたいに見えるから、きっと何度生き返っても悪さをしてそのたびに罰せられるんだけど、最後の100万回目で改心するのかな?

    と当たりをつけていざ表紙をめくったら、ぜんぜん囚人(囚猫?)の話じゃなかった。いい意味で期待は裏切られ、絵も、日本語の語感もとても素敵な、絵本のお手本といえるような話。

    自分がいま何回目なのかはわからないけど、そのつど「だいきらい」にうんざりするのではなく、どうせならたった1回の「だいすき」を見つけてみたいなぁと思った。

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    2025年03月15日
  • 新版 わたし クリスマスツリー

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    切ない話運びはまさに大人向けの絵本。
    ただ、絵がとても魅力的でストーリーも難しくは無いので、子供に読んでも良いと思う。
    大人っぽい、切ない話が好きな子にはウケそう。

    佐野洋子さん特有の読後感はちょっと悲しいような寂しいような、そんな感覚


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    2025年03月12日
  • 100万回生きたねこ

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    大人になって読むと泣けて泣けてしかたない。繰り返される展開がぷちっと切れる時に儚さを感じるからだろうか。

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    2025年03月11日
  • ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

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    ヨーコさんの"言葉”シリーズの中で、本作が一番響いた。佐野洋子さんの考え方、生き方、好きだなぁと改めて思う。

    男女の老後について

    ◯他者との関係をもっと地をさらけ出して恥を捨てて言葉によって持った方が良いと、私は思うのよ。


    真二つの結婚 
    ◯結婚というものに対して、イメージを生きる人と現実を生きる人の2種類がいる

    夫婦というもの
    ◯夫婦はわけがわからんのがいいのである。夫婦に科学は不必要である。世の中に科学が入り込む隙のないものがまだある事は実に頼もしい。

    余命宣告を受けて
    ◯死ぬとわかるのは、自由の獲得と同じだと思う。

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    2025年03月02日
  • 100万回生きたねこ

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    死んだり生きたりするのが面白かったです。この本は大好きです。でも、僕にはちょっと難しかったです。ひなと18冊目。

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    2025年02月22日
  • 死ぬ気まんまん

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    佐野洋子さんには 
    ほんとうに 励まされる。
    生きていることへの 
    全肯定を してもらっている気がする。
    佐野洋子さんは 
    最期の最後まで 
    佐野洋子さんでありました。

    巻末に掲載されている
    関川夏央さんの佐野さんの思い出
    「『旅先』の人」が素晴らしい

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    2025年02月06日
  • 作家と猫

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    作家さん方が各々書かれた猫についてのエッセイ、漫画などを集めた本。
    様々な猫論(?)が読めて面白かった。

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    2025年01月19日