佐野洋子のレビュー一覧

  • おじさんのかさ

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    りっぱなカサ
    使わないで大事にするより、
    大事に使う方がいいよね〜

    おじさん、
    それに気づいて良かったね^ ^

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    2025年07月12日
  • おじさんのかさ

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    ネタバレ

    おじさんには自慢のかさがある。
    雨が降っても、濡れてしまってはもったいないと思いささない。
    結果自分が濡れてしまうが、それもかまわない。
    かさが濡れなければそれで良い。
    そんなかさ大好きおじさんの
    お話。

    流行りに流されず、自分の好きなものを貫き通すことの大切さを教えてもらった。
    最後の奥さんの言葉も印象に残った。
    『あら、かさをさしたんですか。あめがふっているのに。』
    素敵な夫婦

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    2025年07月10日
  • 新装版 ぺこぺこ

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    ふんだ、ふんだ。
    小さい子にこのお話の深い部分は伝わるんだろうか。
    ふんだ。
    私はいばりんぼうじゃないけど、たまには言ってもいいじゃないか。
    ふんだ。

    …でも本当に見習うべきは王様よね。
    ぺこぺこしているけど、『平和』というものを理解している。
    だからお妃さまも大臣も食べられる魚までもが「ふんだ」と言いつつも王さまに従うんだろうな。
    大砲をぺこぺこして避けちゃうなんて素晴らしくない?
    兵隊だけじゃなくお城も木も草もみんなぺこぺこしちゃって被害はひとつもない。
    攻めてきた方だって、玉を使い果たして疲れ果てただけで怪我すらしてない。
    で、一緒にご飯食べて帰っていく。
    王さま素晴らしい!

    そもそも攻めてこないのが一番だけどさ、攻め込まれた時にこんな風に被害を出さずに丸く納められるって素晴らしい王さまだと思うわ!

    でも最後にひとつだけ…
    顔が濃すぎる!!!
    特に動物系。
    見れば見るほど面白い。

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    2025年03月16日
  • シズコさん(新潮文庫)

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    佐野さんが罪悪感と憎しみの狭間からゆるしを見つめる心情にグッときました
    母も歳をとる わたしもそうだけど 自分と母のこともいろいろかんがえました
    わかるーーってところもあったし、全然わからないこともあった
    良き時に死ぬ 生まれてこない人はいるけど死なない人はいない それもなんだか救われた言葉でした

    佐野さん涙が出てよかったです

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    2025年03月14日
  • 嘘ばっか 新釈・世界おとぎ話

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         『嘘ばっか』


    こちらは再読。

    作者は『100万回生きたねこ』でお馴染みの
    佐野洋子さん。

    「嘘ばっか」は…

    二十六編のお伽話のパロディです。
    一編一編がとても短く
    サックサク読めちゃいます。
    ただ…内容は決して夢いっぱいでもなく
    「きれいごと」もないもんだから…
    只々、感じ入ってしまいます。

    生意気言っちゃうと…
    感動は全くないです【一度読んだだけでは】
    お伽話のように何度も時間をかけて読むと
    ジワリジワリきます✨

    それぞれの登場人物の一人称視点で語られるんだけど…
    浦島太郎は乙姫様、親指姫は父親だったりで
    このお話はいったい誰目線?
    って迷子になっちゃうときもあるの。
    「ブレーメンの音楽隊」はロバ目線。
    「わたしは長いこと、ほんとうのろばのように働いた。おまけに、わたしは、正真正銘のろばだった」って、ろばなんかーい!!

    ただ、わたしの『すげーな ポイント』は
    作者 佐野洋子さんのあとがきです✨

    弟は、浦島太郎の話をするとかならず泣いた。泣くのがわかっていたから、私なんか、面白がって何度でも泣かした。
    泣かしたいから「ムカシ、ムカシ、ウラシマタロウが……」と言うのである。嫌がって逃げる弟に、全部話をしていたのでは間に合わないので、「タマテバコをアケルトー」で弟をふんづかまえ「アットイウマニィー」で弟はボロボロ泣くのである。

    …って、やばいでしょ。
    そんな、ちょっぴり毒を持っている佐野さんの
    パロディ…毒の入り方がいい塩梅☆

    「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」
    「つるの恩がえし」「ブレーメンの音楽隊」
    あぁ…後、「ラプンツェル」もよかった♡

    まだまだ たくさん あるよ
    みなさんも ためして みてね ( ◠‿◠ )❤️

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    2025年02月12日
  • おじさんのかさ

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    おじさんの、傘を使いたくない気持ちが何となく分かる。
    でも子供たちの楽しそうな姿を見て、自分も!と挑戦するのが素敵。

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    2024年11月19日
  • シズコさん(新潮文庫)

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    合わない母と娘なんてこの世にごまんといる
    友人だったら合わなければ付き合わなければいいけど、母娘だとそうもいかない
    なんと難儀なことか
    でもきっと時間をかけてそれを乗り越えて、歩み寄って、許し合うことが神様の与えた試練だと思うことにしている
    なんか自分と母との関係を思い出してしみじみとした

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    2024年11月10日
  • ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする

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     佐野さんにはあまり大切に思っていなかった友達がいたそうだ。見栄っ張りで嘘つきで、派手好きで、かっこばかりつけるバカな奴と思っていた。
    その友達が入院してお見舞いに行った時、その友達の大切さに初めて気がついたという。

    ◯この人は、私の馬鹿なところ、だめなところ、嫌なところ、くだらないところを引き受けてくれていたのだ。
    この人がいなかったら、私の嫌なところ、くだらないところは行き場を失って、私の中に溢れかえって生きてはいけなかったのだ。
    立派な尊敬に値する友人だけを持っていたら、私はなんと貧しい土に生きている生き物だっただろう。 二人で過ごしたおびただしい無駄な時の流れ、その無駄を吸い上げて、私たちは生きてきた。

     良い人ぶらず、自分が友達をバカな奴と思っていたことも隠さず書き、そして、自分のダメなところも見据えて、無駄と思えることに、実はとても意味があったのだと気づく。対象をよく観察して考えて素直に感じて、本当に素敵な方だと改めて思う。

     レベルの低い人と付き合うべきではない…とかもっともらしく言っている人や本をたまに見かけるけれど、真に人間味に溢れ、世の中をよくみている佐野さんのような人は、そんなこと言わないんだよな、と合点が入った。

    あー、佐野洋子さんと話してみたい。

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    2024年11月06日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    ネタバレ

    NHKの番組に、「ヨーコさんの言葉」というものが2014年辺りにあったらしい。その書籍版。

     北村裕花さんの絵がたくさん描かれていて、それに佐野洋子さんのエッジの効いた言葉が添えられている。

     やはりこの方はただものではない。なんでもないような言葉が、心の奥深くまで染み込んで揺さぶってくる。少ない言葉でとめどなく襲ってくる。

     佐野洋子さん、大好きだなぁと改めて思う。
     
     特に好きだったところを少し…


    ◯愛は身近にいるものを
    いつくしむところから生れて、
    それは実に
    不公平なえこひいきで、
    美意識すら変えるものなのだ。


    〈個人主義のベルリンの老人たちを見て〉
    ◯いかに長い歴史と習慣が
    個に徹することをたたき込んでも
    孤独は孤独なのだった
    (略)
    切っても切れない血縁のしがらみの中で泣き、怒り、疲れている日本人は
    しかし、その血縁の中で自分を生かしてきた。
    今急激に日本は変化しつつある。
    (略)
    「人に迷惑をかけない、かけられない」という戦後日本のモラルを再検討すべきではないか。

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    2024年11月05日
  • おじさんのかさ

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    あめがふったらポンポロロン
    あめがふったらピッチャンチャン

    大切なものは使わずに大切にしまっておきたくなるけれど
    大切なものを大切に使うのもまた別な喜びがありますね

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    2024年11月04日
  • シズコさん(新潮文庫)

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    幼少時から抱いていた作者と作者の母との関係の悩みや葛藤、そして後悔。
    自身も老いたからこそ理解出来るそんな思いがあるように感じた。

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    2024年09月26日
  • 役にたたない日々

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    佐野洋子さんの人間らしい日々が書かれた一冊。
    最初の方は途中で飲むのをやめそうになったが、読み進めていくうちに筆者の日常で思った事。感じた事。歳を重ねて変わっていく思考が面白く読みきりました。

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    2024年09月09日
  • ヨーコさんの“言葉” ふっふっふ

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    ネタバレ

    マンガみたいなかんじのエッセイ。いくつも深くうなづくものがあったけど「同じ行為が受け手によって違う意味を持つ。こだわり続けることで自分を創る人もいれば流すことで生き続ける人もいる」が響いたな。

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    2024年08月07日
  • 私はそうは思わない

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    2024.8.3
    戦前生まれで大陸から帰ってきている、というのはこういう事なのかもしれない。
    異物の凸凹をそのままに捉えて解釈しないというか、自然なのである。
    人智の範疇の外側みたいなものへの認知を身近なところから感じるし、それを理解出来る範囲のものへ矮小化しない感じがする。
    そこに美しさを感じる。

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    2024年08月04日
  • おじさんのかさ

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    傘を大事にするあまり雨が降っても傘を刺さないおじさんが、子どもたちが歌うのを聞いてほんとかな?と傘を刺したとき、世界が変わる。
    音の響きが心地よく、少し雨が楽しみになる作品。
    小学生の教科書にも載っている有名な作品とのこと。子どもたちがもう少し大きくなってからまた読み返したい。

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    2024年06月27日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    品とはお金がない事とは比例しない。
    お金でしか物事を測れないのはほんとくだらないと思う。
    便利な事と楽しいこともまた然り。
    日常ほど面白いものはないんじゃないかと思った。

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    2024年06月22日
  • 新装版 ぺこぺこ

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    子どもがお父さんにおはなしをせがむ。
    戦争したくないおうさまのおはなしをしくれる。
    おじぎのぺこぺこと、缶けりのぺこぺこっという音をかけててなんだかほがらか

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    2024年06月14日
  • ヨーコさんの“言葉”

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    175ページ
    1300円
    4月6日〜4月8日

    『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子。ヨーコさんの〝歯にきぬ着せぬ〟エッセイ。

    ヨーコさんの正直な思いが、絵と共に綴られており、ほっこりしたり、確かにそうだと納得したり。共に過ごしているネコが描かれてはいるが、話の内容にはかおを出さず、次こそは、次こそは...と読んでいっ
    た。

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    2024年04月13日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    175ページ
    1300円
    5月2日〜5月2日

    インディオのおんなたちが教えてくれること、品のある貧乏な学生、孔ちゃんの死、兄のこと、フツーに死ぬということ。100万回生きた猫に込められた願いとは。

    愛猫のフネの死は、どこか崇高で生き物として素晴らしさを感じた。美人じゃないと思っている同志の集まりで、美人じゃない人は税金を安くしてもらいたいという話は、なんだか笑えた。ブス度申告書を自己申告にすると、結局税金を払うことにな
    るという結論だった。

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    2024年04月10日
  • ヨーコさんの“言葉” ふっふっふ

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    175ページ
    1300円
    5月24日〜5月24日

    息子の話、旦那の話、韓流ドラマの話、猫の話。

    『いつ死んでもいい。でも今日でなくてもいい。』最後の言葉になるほど、と共感。日常の積み重ねにより離婚に至ったことや、猫の話が印象的だった。

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    2024年04月04日