佐野洋子のレビュー一覧
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大人になると、周りのことを自分なりに理解して、なんとなくそんなものだと思うことが多くなっていくんだと思う。そうしないと、自分の中で処理できないものが溢れてしまって、穏やかに過ごすことができない。でも、そのような感覚を大切にして、生きるためにはどうしたらいいのかなー。Posted by ブクログ
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やっぱり素敵だ、佐野さん。癌でもうあちこち身体がガタガタだったと思うけど、タバコをプカ~っと。宵越しの金は持たない、好きなものは好き。そんな生きざまがカッコ良いです。西原さん、リリーさんと言うインパクトの強い方々との対談の中でも、佐野さんの個性がキラリ。親、配偶者、子供の話が中心で、三人とも愛情深い...続きを読むPosted by ブクログ
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今年お亡くなりになった佐野洋子さんの武蔵美の後輩である西原さんとリリーさんのそれぞれの対談集。
佐野さんの潔い生き方が淡々と語られているので、この時が闘病中だったなんて感じる事なく読みました。
西原さんは『金に執着する人生』で、佐野さんは『金が煩わしい』と考えるけど、お二人には何故か共通項があるよ...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ武蔵野美大出身の3人が会話をしている対談集。2007年が西原理恵子、2009年がリリー・フランキーだ。
西原とは同じキーワードがあったみたいで、二人で対談ではなく、会話を楽しんでいるようだった。「息子をニートにしない、娘を売春婦にしない」という子育てのスローガンに佐野洋子は「負けたわー」といって...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱり佐野洋子さんはすごい人だ。
「そんなに命に執着することが意味のある事だとは思わないの」
ここまできっぱり言い切れるのは、佐野さんだからこその気がする。
私も同じように思うんだけど、修羅場も知らないから大きな声で言えない。
言えないけど思う。
生き物はいつかは必ず死ぬ。人もまた同じ。
西原理...続きを読むPosted by ブクログ -
武蔵美学閥のお三方。結構、いろんな人を輩出しているのね。龍さんはちょっと異色かも、だって、佐野さんとの対談がはずまないような気がするので。勝手な想像だけれどね。佐野さんと西原さんの話を読んでいると、自分の周りのことがとっても瑣末なことに思えてきて、たいしたことないじゃん、そんな風に思えてしまうから不...続きを読むPosted by ブクログ
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一編ずつのまとまりが良い短編集。親子のあり方、恋愛と結婚、美術についてなど話題が豊富。
先鋭的なフェミニズムからは少し距離を置きつつ、昭和当時のジェンダー的な事などに問題提起をしてます。全く押し付けがましくないのが素晴らしい。Posted by ブクログ -
年末からお正月にかけてパソコンの前に座ってなかったので、
本いくつか読んだんだけれどレビュー書けませんでした
まぁ2週間前に読んだやつ今から書こうっていっても無理なお話なので、
今日からまた気を取り直してレビュー書きます
小さい頃ボロボロになるまで読んだ絵本「100万回生きた猫」の作者、佐...続きを読むPosted by ブクログ -
絵本作家のおかしくて笑える〜どこか果敢で独特な味わいのあるエッセイ集。
2000年発行。
引き揚げ者なので、重箱が欲しかったのだが、葵の紋の入った豪華な重箱を古道具屋で見つけ、結局買わずに逃げ帰った思い出とか。
森茉莉に憧れて怖い物見たさのように遠巻きにしている感覚とか。
太宰治は身体に応える、とか...続きを読むPosted by ブクログ