佐野洋子のレビュー一覧

  • ふつうがえらい(新潮文庫)
    「神も仏もありませぬ」と合わせてどうぞ。私くらいの年齢になると、ただ笑っているだけでなく身につまされることも多く、これからの自分についても考えさせられます。
  • 神も仏もありませぬ
    「百万回生きたねこ」の作者。
    自分は何も変わってないと思うのに、時間は容赦ないんですね。
    「ふつうがえらい」もおすすめ。
  • ふつうがえらい(新潮文庫)
    2007/04/30高円寺書林にて購入。正直で、率直でおもしろなエッセイ。100万回生きた猫の作者。他にも読んでみようっと。
  • がんばりません(新潮文庫)
    「百万回生きたねこ」の絵本作家の書いたエッセイ集。タイトルに惹かれちゃいます。恋愛の話も息子の話も面白い。
  • 私の猫たち許してほしい
    ひとつのテーマでいつつからむっつほどのエッセイを、子供時代の思い出だったり大人になってからの思い出だったり家族の思い出だったりを織り交ぜながら、語ってゆくもの。べらぼうに面白いです。あっという間に読んでしまいました。
  • ふつうがえらい(新潮文庫)
    2〜3ページずつの短いエッセイがたくさん入ってる本。どこを読んでも面白かった。そうそうそうそう!という感じ。
    たいていの場合、あちこちにお差しさわりがあったりとか、そういうつもりはないけど無造作に選んだ言葉で人の気分を害してしまったりとか、はたまたどう言葉を選んでも表現をこねくり回しても 「アタシあ...続きを読む
  • ふつうがえらい(新潮文庫)
    絵本『100万回生きた猫』の著者です。読み終わったあと、すっきりとした気持ちになれました。こんな風には生きられないけれど、憧れます。
  • 神も仏もありませぬ
    『神も仏もありませぬ』(筑摩書房)を読む。この佐野洋子さん、なんだかとっても面白い人。御歳65歳。鏡に映ったご自分の容姿にぎょっとしたり 過激な言葉を宣ってみたりと とても正直で、且つかわいらしいの。どんな女性なんだろう。豪快で繊細。文章も個性的で、所々 『_・)ぷっ』って笑える。ユーモアがあるんだ...続きを読む
  • ふつうがえらい(新潮文庫)
    100万回生きた猫・・・を書いた人。
    あなたこういう人だったんですか!!!ってとても素敵です。
    でも、わたしふつうだわ・・・なんて言ってる人って、とうていふつうじゃなんかありません。
    そんなふうにふつうは、ひらきなおれないんです。
    最高。
  • 神も仏もありませぬ
    最終章まできて、泣きそうになった。仕方ないよね、仕方ないよね、と繰り返される言葉が強くて、でも脆い。生きるって、老いるって、こういうことなのか。
  • ヨーコさんの“言葉”
    175ページ
    1300円
    4月6日〜4月8日

    『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子。ヨーコさんの〝歯にきぬ着せぬ〟エッセイ。

    ヨーコさんの正直な思いが、絵と共に綴られており、ほっこりしたり、確かにそうだと納得したり。共に過ごしているネコが描かれてはいるが、話の内容にはかおを出さず、次こそは、...続きを読む
  • ヨーコさんの“言葉”
    175ページ
    1300円
    4月6日〜4月8日

    『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子。ヨーコさんの〝歯にきぬ着せぬ〟エッセイ。

    ヨーコさんの正直な思いが、絵と共に綴られており、ほっこりしたり、確かにそうだと納得したり。共に過ごしているネコが描かれてはいるが、話の内容にはかおを出さず、次こそは、...続きを読む
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ
    175ページ
    1300円
    5月2日〜5月2日

    インディオのおんなたちが教えてくれること、品のある貧乏な学生、孔ちゃんの死、兄のこと、フツーに死ぬということ。100万回生きた猫に込められた願いとは。

    愛猫のフネの死は、どこか崇高で生き物として素晴らしさを感じた。美人じゃないと思っている同志の集まり...続きを読む
  • ヨーコさんの“言葉” ふっふっふ
    175ページ
    1300円
    5月24日〜5月24日

    息子の話、旦那の話、韓流ドラマの話、猫の話。

    『いつ死んでもいい。でも今日でなくてもいい。』最後の言葉になるほど、と共感。日常の積み重ねにより離婚に至ったことや、猫の話が印象的だった。
  • おじさんのかさ
    傘を大事にしすぎと本当の使い方に気づく話

    おじさんかわいい。大事にしすぎて使えない気持ちすっごくわかるよ!
    本当の使い方以上に楽しんでいて梅雨の時期にまた読みたいな。
    子どもたちも気に入って何度も読んであげた。
    歌のところはあーじゃないこーじゃないと言い合いながら色んな歌い方をしていた。
  • 100万回生きたねこ
    ねこはいろんなところで生きてました。あるときは王さまのねこで戦争に。あるときは、船乗りに。あるときはサーカスに。どろぼうもおばあさんもこどもも好きではなかった。何回でも死ぬのも平気だった。でも、白いねこに出会って、家族になって、白いねこが死んだら、悲しくて泣きました。
    感情がなかった、生きているのに...続きを読む
  • 100万回生きたねこ

    メッセージを考えたくなる

    深く考えずにストーリーを楽しむだけでも良いという紹介がされていましたが、それでも哲学的な物語のように感じられて、「作者はこういったことを伝えたいのかもしれない」という思考に飛ぶことがありました。

    主人公のねこはゴールに辿り着くまでに、長い生を送ったなと思いました。
  • 100万回生きたねこ
    「死ぬのがたまらなくこわくなることがある。ー逆に、生きているのがつらい、死にたい、と思うこともある。ー私たちは、死への恐れとあこがれの両方を抱えて生きている。しかし、すべての生き物には等しく、一生に一度しか死ねない。与えられた命を死ぬまで背負って、えっちらおっちら歩くのだ。だったらなぜ、佐野洋子はこ...続きを読む
  • 100万回生きたねこ
    誰かに飼われて死んで、生き返ってを何度も繰り返した猫が主人公です。最後に生き返ったときは誰の飼い猫でもなく、白い猫を好きになったという話です。

    作者は、誰かに飼われるのではなく、自立して誰かのために生きることで得られる満足感、生き甲斐を伝えたかったのかと思いました。子供の目線でも考えるきっかけを作...続きを読む
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ
    2023年6月19日
    佐野洋子 文
    北村裕花 絵
    絵と文のマッチ度高い。
    佐野さんが描いた絵じゃなかったのねー。
    絵に惚れた