佐野洋子のレビュー一覧

  • 神も仏もありませぬ

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    最終章まできて、泣きそうになった。仕方ないよね、仕方ないよね、と繰り返される言葉が強くて、でも脆い。生きるって、老いるって、こういうことなのか。

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    2009年10月04日
  • 死ぬ気まんまん 新装版

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    「死ぬ気まんまん」というタイトルから、それは死ぬことを恐れないことかな思った。それはそれでなかなか出来ない事だけれども。それだけではなく、死とは何か、人生とは何かを考えることでもあった。
     
    対談の部分では口に出せば誤解を招きそうなことをストレートに話し合い、衝撃を受けたが、自分も奥底では思っていたことではあったので、妙に納得してしまった。

    病院内の静けさの表現が佐野さんの強さと裏腹に重く切なく届く。
    もしもの将来、我が身に置き換えるとどうなのか。私はその時この本を読み返す勇気があるか?

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    2026年09月02日
  • 死ぬ気まんまん 新装版

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    新聞のコラム欄を読んでいて、ふと目に止まり、行きつけの本屋に出かけた。まず目についたのが「100万回生きたネコ」でも、本当に読みたいと思ったのは、こちらのエッセイの方だった。勢いでお取り寄せして、一気読みしてしまった。
    読み終えて、何だったのかよく分からなかったが、心がホッと一息ついた気がした。
    私は、このところ、突然脚が痛くなり、杖なしで歩くのが難しくなる事がある。病院で薬を処方してもらい、薬を飲んで二、三日もすればすっかり痛みは取れてスタスタ歩けるようになるのだけど、そんな時、思うのは、私も充分生きたから、死に一歩近づいたのだなぁと言う事だ。無意識のうちに、「死」が頭の中に棲みついて

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    2026年08月30日
  • 死ぬ気まんまん 新装版

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    作品紹介・あらすじ

    ガンが転移し余命二年を宣告されながらも、煙草を吸い、ジャガーを購入し、ジュリーにときめく。そんな日常生活や、一風変わった友人たち、幼い頃の思い出などが、著者ならではの視点で語られる(表題エッセー「死ぬ気まんまん」)。併せて主治医との対談や、関川夏央氏による「『旅先』の人」などを収録。著者の思いがいっぱいに詰まった魅力的なエッセー集

    *****

    佐野洋子のエッセイを読むのは初めて。
    「100万回生きたねこ」を読んだ余波、というか「混乱」といった表現が近いと思うのだけれど、佐野洋子という人物に興味を惹かれて読んでみた。

    本書は彼女にとって最後のエッセイ「死ぬ気まんまん」

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    2026年08月25日
  • 100万回生きたねこ

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    作品紹介・あらすじ

    100万年も しなない ねこが いました。
     100万回も しんで,100万回も 生きたのです。
     りっぱな とらねこでした。
     100万人の 人が, そのねこを かわいがり, 100万人の 人が, そのねこが しんだとき なきました。
     ねこは, 1回も なきませんでした。

    読むたびにちがう気持ちになる、りっぱなとらねこの、ふしぎな物語。

    *****

    有名な絵本なので、存在は知っていたのだけれど、いままで読んでこなかった。なんとなく読む気になれなかった、というのが正直なところ。今回、ちょっと訳があって読んでみることにした。

    実は、多くの方がレビューで書いているよ

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    2026年08月12日
  • ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

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    「100万回生きたねこ」の著者、佐野洋子さんの絵本風エッセイ。
    全カラーで絵があるから、子供も読めるかもしれない。
    サラッと読めるんだけど深くって、亡くなられたんだよなあ、と思うとなんかさみしかった。

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    2026年08月04日
  • 100万回生きたねこ

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    あるときねこは、、猫は〇〇なんか大嫌いでした
    でもある時初めて自分の猫になりました。自分が大好きでした。モテモテでした。でも自分が誰よりも好きでした。
    でも白猫は自分に見向きもしない。いつも「そう」しか言わない。俺は100万回も、、、と言いかけて
    そばにいてもいいかい?と。ええ。と返事。
    子供も生まれ、100万回もの口癖もなく、白猫と子猫たちが自分より好きに。
    ある日静かに隣で動かなくなった白猫。猫は100万回も泣き、そして静かに動かなくなった。
    猫はもう生き返らなかった

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    2026年08月01日
  • おじさんのかさ

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    佐野洋子といえば、『100万回生きたねこ』だろうが、私はこちらを推したい。
    このおじさんの気持ちは大人のほうが理解できるのではなかろうか。でも、子どものうちに知っておいたほうが、どうすることがほんとうにいいことなのかを感じられるのかな。
    とにかく人生の大事な一断面をみごとに物語化していると感じたな。

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    2026年07月19日
  • 100万回生きたねこ

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    NHK番組で取り上げられたのを見て初めて読んだ。さらっと涼やかな雰囲気がずっとあって不思議。はかない

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    2026年07月15日
  • 100万回生きたねこ

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    ネタバレ

    なんとなく知ってる気でいて
    でも一度もページをめくったことがなかった

    なんとなく100万回が続いて
    とくにストーリーもないのかな
    なんて手に取ったら

    愛の物語だった
    いいお話だった

    何回も読みたいな
    って思った

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    2026年06月13日
  • 友だちは無駄である

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    最近読んだ記事に、会社の人間関係に友情が必要か?友情が業務効率に影響するのか?といったものがあった。その記事を読んだこともあるが、最近ことに友人とはなんぞやと考える機会が増えた。自身の友人関係が短くても10年以上、長い場合は30年以上の付き合いになる人もいる。またこの長い友人については、自分本当にこの人のこと好きだなぁ、としみじみ思う感情を自身で確認できるような感覚を持つようになった時に、この本を手に取った。内容は共感の連続だった。友情は恋愛とほとんど同じ、女同士だから愛してるとかはないけど、友達になっていく過程と恋人になっていく過程は同じと言うところは、タイムリーに強く同感するものがあった。

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    2026年04月21日
  • 友だちは無駄である

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    友だちとは何か。
    いい影響を与えてくれる人、尊敬できる人を友達にしたがりがちだし、そういうことを勧める言葉も見かけるけど、駄目なお互いをそのまま曝け出せること、無駄だと思える時間を共に過ごすことが大切なこと、相手をお互いに評価せず、そこに居るってことが大事なのかなと思わされた。
    一緒にいるのが無駄と思っていたような友達が、実は自分にとってとても大切な存在だった、ということが書いてあった。長く付き合っていくとそういうこともあるのかもしれない。

    あとがきにこの本の大事なことが凝縮されてる。
    そして自分にはさらけだせる友だちがいないということにも気付かされた。友達ってなんなんだろ。

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    2026年03月30日
  • おじさんのかさ

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    大切にしすぎて、なかなか使えない「かさ」をめぐるおはなし。
    ぬらしたくなくて抱え込んでいたおじさんの気持ちが、どこか可笑しくて、でも少しわかる気もする。
    雨の音や子どもたちの言葉をきっかけに、少しずつ心が動いていく様子があたたかい。
    大事にすることと、思いきって使うこと。そのどちらも大切なんだと、やさしく教えてくれる一冊だった。

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    2026年02月11日
  • 100万回生きたねこ

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    100万回も飼い主を変え、誰のことも好きにならずに死ぬことを繰り返したねこ。彼が初めて「自分自身の生」を謳歌し、自らを誇らしく思う姿は、誰かの期待に応えるだけの人生に疲れた大人の胸に深く刺さります。

    高慢だったねこが白ねこを愛し、寄り添い、そして失う。その悲しみを知ることで初めて、彼は100万回のループから抜け出します。「愛する人を失うのは辛いけれど、誰も愛さない人生よりはずっといい」という、残酷で美しいメッセージが描かれています。

    最後、ねこはもう二度と生き返りません。それは絶望ではなく、「満足して命を全うした」という究極のハッピーエンドです。「どう死ぬかは、どう生きたかである」という哲

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    2026年02月08日
  • 100万回生きたねこ

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    可愛がっていたねこが死ぬとどんな悪人でも悲しい。自分が失う側になった時に始めて命の大切さが分かる。人生は一回だけ。人を嫌って生きる100万回の人生より、子供に繋いで愛する人がいる一回きりの人生の方がいい。考えさせられる一冊

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    2026年01月12日
  • あれも嫌い これも好き 新装版

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    ネタバレ

    「○子さま」から始まる一編4ページほどのエッセイが、時を超えて佐野洋子さんから「でさ、あの件なんだけど…」と話しかけてもらってるような気になる。

    例えば、「○子さま 〜の新ちゃんが」と始まると、あれ?私進ちゃん知ってるんだっけと思ってしまう。
    その距離感がとても心地よい

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    2026年01月10日
  • 100万回生きたねこ

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    4歳7ヶ月の息子が
    「あーかわいそうなお話だったー」と言っていた。

    もう少し大きくなってからまた読んで感想を聞いてみたい。

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    2026年01月03日
  • 100万回生きたねこ

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    どうだった?と聞いたら、うーーん…と微妙なお顔。
    ちょっと嫌だった
    どうして?
    んー、しんだとかいうから
    悲しかった?
    うん

    でもさ、最後に大好きなねこと出会えたから幸せだったんじゃないかな?
    うん、そうだね…

    と。「死んだ」ことへのショックが大きかったよう。

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    2025年12月27日
  • 100万回生きたねこ

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    ネタバレ

    昔から有名な絵本でしたが初めて読みました(笑)いい本ですね~(笑)白い猫を抱くネコの絵が悲しいですね。

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    2025年12月21日
  • ヨーコさんの“言葉” それが何ぼのことだ

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    人間年をとっても子どものころと何も変わらない自分がいる。感じるものは変わらないんだなぁ。不便なことへのノスタルジー、ブスは税金を安くするなどユーモアたっぷりでなるほどと感心。知人や猫の死への思いはしみじみと迫ってくる。

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    2025年07月13日