あらすじ
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このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。――日本経済新聞「こどもの本」書評より
感情タグBEST3
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たくさんの飼い主に出会ったのに、利用されてばかり。飼い主なりには愛していたのだと思うけど。次の人生こそは…と本音では思っていたのかも。100万回も生き返っているんだから。
ねこが自ら関わろうとしたのが白ねこだけ。チープだけど、愛することでとらねこは変わったのかしら。そして、白ねこと過ごした時間こそ価値があり、いない時間は耐え難かった。でも、だからこそ生き抜いたということなのかしら。
そう。ええ。と、塩対応のようで、とらねこのことをそのまま受け止めている。
Posted by ブクログ
あまりにも有名な絵本
100分de名著で取り上げていたので
読んでみた
いままで読んだことがなかったのは
なぜかわからないが
表紙の絵はよく知っている
何回死んでもまた生き返る
同じねことして‥
生をまっとうすることがなかったねこが
やっとたどり着いたところは
自分自身のための生
人間もこの世に未練があると
死にきれず
また戻ってくるという
バカリズムのドラマで何回も人生やり直す
話しがあった
何回やり直せば納得のいく人生に
なるのか
悩ましい
生き返れば生き返るほどに欲も
増えていくようで怖いけど‥
Posted by ブクログ
『100万回生きたねこ』:自分は自分のもの
【書籍情報】
書名: 100万回生きたねこ
著者: 佐野 洋子
出版社: 講談社
初版発行日: 1977年10月24日
今朝はNHKプラスで『100分de名著』を視聴。リンツのチョコを添えた至福のひとときの中で、本作と深く向き合いました。
100万回死んでも「自分の人生」を生きていなかったとらねこが、野良ねこになり放った「自分は自分のもの」という誇り高い言葉。一匹の白いねこを愛し、初めて「生」を完結させた姿に、今この瞬間を愛する尊さを学びました。
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愛さなければ、喪失の痛みも感じ得ない。
悲しみの源泉は愛である。
その痛みは命をなめ取るように削り去っていく。
王さまも、船のりも、手品つかいも、どろぼうも、おばあさんも、子どもも、ねこを愛したがゆえに一日じゅうないた。
白いねこの死は、100万回生きたねこにとって初めての愛の喪失で、これまで1回もなかなかったねこが100万回もないて、ねこの「一生」ぶんをないて、涙が尽きてはじめて「命」も尽きたのだろうかと思う。
ねこにとって一番苦しかったのはこの生だったが、一番幸せだったのもこの生だった。
実りのある生というのは、何かを愛した生なんだろう。
愛するのは未来の傷を背負うこと。それでも何かを愛してみたいと思える、すてきな作品。
Posted by ブクログ
幼い頃に、読み聞かせられていた本。
あの頃は、どうして読み手の人が悲しそうに読むのか、よくわかってなかった。
時を越えて、改めて自分で読んでみて。
王さまも、船乗りも、どろぼうも、おばあちゃんも、こどもも大嫌いなとらねこ。
でも、みんなはねこがすき。
ねこが死ぬと、みんな悲しむ。
100万回目で、自分の人生を謳歌するねこ。
はじめて、自分以外のものを好きになったねこ。
生きる意味ってなんなのか、すごく考えられる作品なんだって、時を越えて感じました。
Posted by ブクログ
幸せな人生を歩めなければ生き返る。
心の底から幸せな人生をおくれた時に、生き返る事が出来なくなる。
多分、そう簡単には生き返ることは出来ないんだから、後悔しない幸せな人生を送ることの大切さを教える本なのかな?
Posted by ブクログ
100万回も生まれ変わり、無くなるたびに人々に悲しまれた……そんな色んな人生を生きた猫が野良猫に生まれ変わる。野良猫になってから自分の人生を生き、最愛のパートナーに出会う。そして、最愛のパートナーと満たされる日々を送る。しかし、その楽しい日々にも終わりが来る…最愛のパートナーを看取るという初めての悲しみ。彼は100万回も泣いた。そして、彼も眠りにつくんだった。
何故彼がこれ以上生き返らなかったのか、答えが具体的に書いてないため、考えさせられます。初めて自分の選んだ人生だからかな、最愛のパートナーと一緒にいたいと願ったからかな…真相は分からない。また、本を閉じた先にある裏表紙の最愛のパートナーと並ぶ絵にはグッときます。きっと2匹で天国に行けたのかな、、それとも彼の最後に思い浮かべたことかな、、、
子供の頃に読んだことがあって、話は覚えていないが、印象に残っていたから再び手をとった。小さい頃とは違った感じがして、とても良かった。また、いつか読み返したい
Posted by ブクログ
読み聞かせ(高学年)ゆっくり読んで10分。
死生観のある内容でもあるので、休み明けや朝時間にはちょっと重くておすすめしないかも。
佐野洋子さんが谷川俊太郎さんの奥さんだったと知ってビックリ。
大人になってから読むとまた違った受け取り方があり、名書と言われる訳がわかる。
Posted by ブクログ
生きていくことの、本質だと思います。この本をプロポーズで貰うことが夢だったけれど、叶わずじまいで二児の子育て中です。どんな冒険をするより、あなたと家庭を築き過ごす幸せを。
Posted by ブクログ
読み始めるまえ、表紙のしましま模様の猫からストーリーを予想。どうも囚人服みたいに見えるから、きっと何度生き返っても悪さをしてそのたびに罰せられるんだけど、最後の100万回目で改心するのかな?
と当たりをつけていざ表紙をめくったら、ぜんぜん囚人(囚猫?)の話じゃなかった。いい意味で期待は裏切られ、絵も、日本語の語感もとても素敵な、絵本のお手本といえるような話。
自分がいま何回目なのかはわからないけど、そのつど「だいきらい」にうんざりするのではなく、どうせならたった1回の「だいすき」を見つけてみたいなぁと思った。
Posted by ブクログ
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ねこは100万回生まれ変わった
ねこは飼い主が大嫌いだった
飼い主はねこが死んでたくさん泣いた
ねこはいつも先に死ぬからそれを知らない
だから死ぬのなんかへっちゃら
誰かのために生きることなんてうんざり
やっと野良の自由なねこになって
自分のことが大好きになった
やがて自分よりも大切なネコと出会い
小ネコもたくさんできた
愛すべき存在ができた
大切なネコが死んだ
ねこは100万回泣いた
そしてねこは死んだ
二度と生き返らなかった
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愛を与える側になって
初めて
その愛を失った時の痛みを知る
大切なものができた時人は弱くなる?
悲しみを味わえるのは愛を知った人だけ?
そんなことを考えた
課題図書だそう
Posted by ブクログ
すごくすごく久しぶりの絵本。子ども達が幼い頃は毎夜読んでいたのに…絵本いいですね。
短いお話の中にたくさん詰まっていて。
100万回生きたねこ、最後に生ききれて本当によかった。お店なのに思わずホロリです。
Posted by ブクログ
内容はぐっときますが、3歳児にはまだ,早かったようで、最後まで読んだものの絵を見て怖いと言っていました。
大人は、ぐっとくるものがあります。夫とこよ内容を話し合ってるときも思い出すと涙が出てきます。
子どもにすすめられて読みました
美しくて悲しくて静かで、いつまでもこころの深いところをギュっとさせる物語です。
なぜかショックを受けて、涙が止まらなくなりますよw
子どもにすすめられたとおり、一度は読んでみるべき作品、でした。
よんでねヾ(*´(エ)`*)人@(*´●`*)@ノ
Posted by ブクログ
100万回も飼い主を変え、誰のことも好きにならずに死ぬことを繰り返したねこ。彼が初めて「自分自身の生」を謳歌し、自らを誇らしく思う姿は、誰かの期待に応えるだけの人生に疲れた大人の胸に深く刺さります。
高慢だったねこが白ねこを愛し、寄り添い、そして失う。その悲しみを知ることで初めて、彼は100万回のループから抜け出します。「愛する人を失うのは辛いけれど、誰も愛さない人生よりはずっといい」という、残酷で美しいメッセージが描かれています。
最後、ねこはもう二度と生き返りません。それは絶望ではなく、「満足して命を全うした」という究極のハッピーエンドです。「どう死ぬかは、どう生きたかである」という哲学的な問いを、私たちに投げかけてくれます。
読み終わった後、隣にいる大切な人をそっと抱きしめたくなるような、一生ものの感動をくれる一冊です。
Posted by ブクログ
可愛がっていたねこが死ぬとどんな悪人でも悲しい。自分が失う側になった時に始めて命の大切さが分かる。人生は一回だけ。人を嫌って生きる100万回の人生より、子供に繋いで愛する人がいる一回きりの人生の方がいい。考えさせられる一冊
Posted by ブクログ
どうだった?と聞いたら、うーーん…と微妙なお顔。
ちょっと嫌だった
どうして?
んー、しんだとかいうから
悲しかった?
うん
でもさ、最後に大好きなねこと出会えたから幸せだったんじゃないかな?
うん、そうだね…
と。「死んだ」ことへのショックが大きかったよう。
Posted by ブクログ
かなりのロングセラー作品。
とても愛情深い一冊です。
百万回人生を繰り返してきた猫が人生の大切なことに気づく。
多くの人に読んでもらいたい本です。
Posted by ブクログ
内容をうろ覚えになった頃、また読み返してみる本。
生意気そうで自慢する自分好きな猫、それでもほんとうにほんとうに大切な存在に出会えたときは、素の自分が顔を出し愛情を注ぐ。
大切な存在とのそばにいられる安心感ともう会うことの出来ない喪失感、温かさも受け応えも伝わらなくなる寂しさが動かなくなるまで涙した猫の様子がうかがえる。
大切なものを失って本当の自分、優しさ、愛…がわかってくる。
涙って正直だけど、悲しみに向き合うときはまだその現実を受け止めきれてなく、あとから後から実感してくる。
猫にとってこれまで何度も生と死を繰り返したのは、ほんとうに大切な存在に出逢うまでの試練の道のりだったのかな。。
簡単に扱えない生きることと死ぬこと。
やっぱり深いのかも…この物語。
メッセージを考えたくなる
深く考えずにストーリーを楽しむだけでも良いという紹介がされていましたが、それでも哲学的な物語のように感じられて、「作者はこういったことを伝えたいのかもしれない」という思考に飛ぶことがありました。
主人公のねこはゴールに辿り着くまでに、長い生を送ったなと思いました。
Posted by ブクログ
「100分de名著」を機に、何度目かわからない再読。
飼い主のエゴかもしれないけど、愛されて、泣いてもらっていた人生ばかりだったのにな、とは思ったが、やっぱり飼い主ひどいな。
愛されるより愛したいということか。
しろねことは、100万1回目のプロポーズだなと思った。
Posted by ブクログ
>号泣する人もいてはるというウワサも聞く怖ろしい絵本ゆえ、いつか読もうと思いつつ敬遠してきた一冊。なるほど、こういう話やったか。みずみずしい感性を失いすれっからしと成り果てている現在、さすがに泣いたりはせえへんかったゆえホッとしたけど。
>とらねこはじぶんいがいのぜーんぶがきらいでいつもきらいなまましんでいったけどはじめてすきなものができたとき…
>何を書いてもネタバレになりそう。