橋下徹のレビュー一覧
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全てとは言わなくても、
ここに書かれていることがうんうんてなるほどと頷けるかどうかは、
これから生き方に関わってくると思った。
時代の波に乗る、変化に対応するとは、ここに書かれていることなのだと思う。
このお二人が書いているという時点で
ただならぬ予感がする本でしたが、
読んでいて、納得。
ただし、好き嫌いはひょっとしたらわかれるかもです。
全てをここに書いてあることを受け入れる必要もないとは思いますが、
時代は変わってきている。
だから、今までの常識をアップデートさせよう!
というのが趣旨であると思いました。
個人、暮らし、働き方、お金、教育、学び、生き方など参考になることは -
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ご存じ元大阪府知事で、元大阪市長にも就任し、その活動たるや、今の大阪の基盤にもなっていることー成し遂げた人物である。
本書はいかに困難な大阪行政を立ち直らせたかを、交渉術という括りで捉えており、所謂知識人やインテリなどのように言葉遊びに終わらず、実践し結果を残しているだけに説得力が比べるまでもないほどであろう。
確かに多くのことは話し合い、交渉ごとで成り立っているのであり、それにはまず何を求め、何を離すべきかの整理と把握が必要であり、よくよく自身の持てるもの、カードを認識しないことには、相手のカードが見えるはずもないのであろう。
そこから譲歩ができ、仮想の利益を与え、合法的に脅せるので -
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この本の1番の特徴はあくまで橋下徹というベースを前提にしていることだ。ビジネス本にありがちなスーパーポジティブな思考や逆に嫌な核心をつくこともない。しかし世間一般の社会人は庶民だと考えられるので多くの人が共感できる、日々感じていることが書かれている本ではないだろうか。
橋本先生は自身のことを一般人と仮定している。またイチローや山中教授のようなズバ抜けた才能の持ち主と一般人には努力では埋まらない差があると述べられている。つまり多くの非凡な才能を持たない一般人は同じ分類の橋本先生と被る部分が多いはずである。
この本では「自分」という言葉がキーワードになる。自分の強み・弱みを知り、その -
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「こんなこと言ったら部下はついてこないんじゃないか」
「嫌われたくないから、やりたいことができない」
「部下の意見を聞くと対応しなきゃいけないし、聞かなきゃ聞かないで納得されない」
メンバーを引っ張っていかなければいけないこそ、悩みがあります。
そんなリーダーに読んでほしい一冊です。
部下が絶対出来ないことをやることが、リーダーとメンバーとの信頼関係の土台
別に、仲良しチームでなくていい。嫌われてもいい。どうせ異動したら会わなくてもいいんだし、と割り切っていいと言うのが、アドラーの課題の分離のようで、腹落ちしました。
・なぜ反対意見を聞くのか
・リーダーの新聞の読み方
・部外者だから -
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ロザンの楽屋で、宇治原さんがおすすめしてたので。
めっちゃおもしろい。
①憲法は極めて実務的で、国家権力をどう動かすのかを定めるものです。p35
⭐︎だから、家族は仲良くしなければならない、みたいなどうでもいいことは書いてはいけない。そういうことを書くと、家族が仲良く協力していないため、公的な補助は受けられません、のようなことが起こる。これがとてもわかりやすかった。
そこからの2人の深堀りもまた面白い。
そもそも憲法は、国が守る義務。国民に押し付けるものではない。納税の義務とか教わっているから、どうしてもそういうものだという思いがありがちだけれど、そうではないらしい。
②ですから立憲とい -
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リーダーの役割は「部下ができないこと」をやり遂げること
リーダーに必要なものは、
友人関係のような人間関係ではなく、「仕事をやり遂げた」ことへの信頼関係
リーダーは力を誇示する必要は無い
→持っているんだから
鄧小平
韜光養晦(とうこうようかい) 1990年代に最高指導者、トウ小平氏が強調した「才能を隠して、内に力を蓄える」という中国の外交・安保の方針。
教育行政は知事の権限がほとんど及ばない分野
→地方教育行政法で政治が教育に介入できないようにブロックされている
人材登用に失敗はつきもの、適材適所を見抜くのは難しい
→ダメなら交代してもらう
→年上の部下の場合も同じ、ぶつかり合わず -
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2021/08/14
行列時代からガラリと変わり、現在ではコメンテーターとして政治に対して意見を述べたりする立場になられた橋下さんのシリーズ作(…?)
何となーく一般人の立場からは「橋下徹さんは弁護士から政界に進出して大阪都構想を全面に出して、府知事、市長をやってて色々な人とバトルしてるなー」って印象しか持っていなかったのですが、この本を読んで印象が変わりました。
もともとマスコミ相手の会見の動画とかもたくさん見てて、元弁護士だからか分からないけど説明が分かりやすいし、主張も論理もはっきり明確で聞いていてすごいなーと思っていました。そんな橋下さんが書いた本の中には、タイトルの「実行力」に表れて