【感想・ネタバレ】決断力 誰もが納得する結論の導き方のレビュー

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Posted by ブクログ

賛否両論あるとは思うし、彼の考え方に納得できない人や苦手な人もいると思う。
それでもリーダーとして決断しないといけないときの軸や考え方は、学ぶべきところがあると思う。
特に日本は決断に時間をかけすぎるところがあるが
決断の軸をもっていれば
すぐに動けるという点は優れたリーダーや仕事が出来る人に一致して言えること。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

『実行力』『交渉力」に次ぐ、橋本さんの三部作です(まだ次のテーマで出版されるかもしれませんが)。本書は主にリーダーとしての決め方・意思決定の仕方について書かれています。

自治体トップの経験者として様々なことを決断してきた著書のノウハウはなかなか得難いもので、色々な示唆をもたらしてくれます。これらに法律家としてのリーガルマインド(ロジック)が重なり、決めることにおいて読み手を納得させるだけの力を持っている、と言えるでしょう。

特に、手続的正義を重視するという考え方や危機管理に関する考え方は、これから物事を決めていく立場に立つ人の役に立つのではないかと思います。

意思決定の類書としては、他に『早く正しく決める技術』『 平時の指揮官 有事の指揮官』『リーダーシップ』『決断の本質』などの名著がありますが、こちらもそれに劣らず良い本で、1年に1回は再読したいと思わせる内容でした。

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2022年12月31日

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筆者の新書は面白い。基本的には啓蒙ポイントはひとつ。それを繰り返し繰り返し実際に起こったことを例にとり説明するので、納得感ある。今回のポイントは手続的正義。そのことをこの本で初めて意識した。周りに理解してくれ人がいなければ、一般社会では厳しいだろうが、自分なりに納得出来るはず。

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2021年11月03日

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立場・役割が上に行くにつれ、難易度の高い判断を迫られる。
自分で判断しなければならないと思いがちだが、周りをうまく巻き込み、理解の得る方法が参考になる。
端折らず、すべき工程を乗り越え、難局を乗り越える方法を知ることができる。

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2021年07月14日

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コロナ過のような前例のない中で、リーダーの決断力は一番求められる能力かと思う。コロナ過の中ででは政治家だけにフォーカスされているが、政治家だけではなくビジネス、組織の中では一番重要な力だど思う。

その決断した結果、正しく導くことがでいなければ、できないリーダーだと思われる。その考えがリーダーの決断力を鈍らせる。

そんな中で『プロセス』が大切だと説く橋本さんは流石だ。
一番明確だしわかりやすい。組織に属する人が読むべき本だと思う。

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2021年07月11日

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将来の事や正解のわからない問題に対してどう決断すればいいのか、著者の経験を踏まえて書いてある。 組織のリーダーと言うのは責任をとって決断することが仕事であり、多くの場合どちらが正しいと決まっている事は無い。 大切な事は実体的な正解ではなく手続き的正義である。著者は裁判を例に挙げていたが、手続きが公平公正で納得できるということ確保することでその手続きで決まったことを正解とする。

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2023年02月28日

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ネタバレ

「リーダーに必要なスキルは決断力」


・正解が分からない問題に対して、組織やチームが納得できる結論を導く決断力
→手続的正義の考え方に基づき、適切な判断プロセスを踏む、正解とみなすルールや仕組みをつくる


・「その時」に正しいと「みなされる」判断
→この考えに基づく決断が、確たる自信となる


・リーダーが発するメッセージは、聞いている者のハートにズバッと情熱的に届くものでないといけない
→正確に説明するのでなく、メンバーのモチベーションを上げ、一定の目標、方向性に向けて組織を動かしていくことが使命

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2023年08月13日

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意思決定までの手順に則って行えば、後はやるべきことに集中できる。感情に振り回されることが、判断を遅らせ、好機を逃すことになる。

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2023年01月14日

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橋下さんは極めて論理的にモノを考える。情緒的なそれを嫌っていることがよくわかる。だから、情緒的な思考法しかできないひと(日本人には余りに多い)には嫌われる。
しかし、決断力は極めて高い。本書にも述べられている「強い意思決定」の仕組みは、日本社会にはあまり見られない。だから、日本はこれからも世界に敗れ続けてしまうのだろう。

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2022年11月06日

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「答えのない問題」を解決するには「実体的正義」ではなく、「手続的正義」を用いて決断に導く。
弁護士らしい発想だ。

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2022年06月09日

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手続的正義。
決断力を養うというよりは、決断後の納得感を得て実行に導くためのHOWを示す内容。
そういう観点ではとても参考になる考え方。

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2022年01月02日

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決断力。最も自分に欠けた能力と思い購入。
橋本さんの著書はシンプルな考え方に基づくものが多い気がします。
大阪市長や知事時代の様にトップに立つものにやっくる課題は、決して簡単なものでなくて50対50で意見が分かれるような正解のない問題ばかりだという。そこで考えられるのが実態的正義と手続き的正義の考え方とのこと。2つの意見を直接戦わせることで決定のプロセスを示す手続き的正義が重要だと言います。確かに民主的なオープンな考え方かなと感じます。
ダラダラと何も決めないよりも、よりベターなやり方を選んだ方が良いのかなと思います。

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2021年09月27日

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論理的で腑に落ちる内容だった。

手続的正義は、企業では日常的に行われていること。しかし「議論」「公正な機会」が飛ばされて、決裁印による「納得(押し倒し)」が横行しているし、きっとそれは行政も政治も同じと思う。

計画性とスマートさが必須の手続的正義を避けてはいけない。急がば回れ、は真理なのよ、という話。

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2021年09月27日

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著者の本は的確に明確に物を申すため、わかりやすい。
トラブル対処の章は必読。特に日大アメフトの話は面白い。

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2021年08月30日

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個人生活の上で決断するのに手に取った本だったが、組織のリーダーが決める為の本だった。納得できるプロセスを踏む事が大事。反対意見をあえて入れる。これからの組織のリーダーの見方が変わる本であった。

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2021年08月29日

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橋下氏の、歯切れがよく、わかりやすいメッセージ

・正解がまったくわからない 問題に取り組むのがリーダ

・リーダは自分の意見にこだわらない。調整役に徹する。

・組織やチームが納得するプロセスを踏むこと 「手続的正義」を貫くこと

限られた時間に、できるだけ多くの人間が納得できるように手続をすすめることが 決断力といっています。

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2021年08月20日

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正解の分からない、判断の難しい(51:49)問題に対しどのように決断していくのかという内容。組織論的内容。
実体的正義のように簡単に結論は付けられない為、手続的正義に則り判断権者が判断を行わなければならない。
政治に限らず組織のトップに必要な考え方だが、担当レベルからこの考え方を身に付けることは大切

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2021年08月14日

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エビデンスや、確信が持てない状況において,リーダーはどう決断すべきか、というテーマにおける「手続的正義」についての方法論を述べている。

手続的正義とは、絶対的正義との対比で述べられ、
エビデンス等は限定的だが、その時点での最適解だと関係者/国民が理解できるような決断までのプロセスを重視することである。

この手法は自身もよくとる。
つまり、絶対的せいぎを全ての事象において適用して、どう考えても正解だということを探そうとすると膨大な時間がかかる。
かつその正解も時間と共に変わってしまったり、アクションに結びつかなかったりする。
なので、できるだけ、みんなのコンセンサスを取るということを重視し、絶対的な正義は重視しない。

この考え方はリーダーに非常に重要。

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2021年08月04日

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何かを決める時、最終決定者はどちらにも加担せず、両方の意見を聞けるだけ聞いて判断をくださないといけない。

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2023年11月14日

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手続き的正義の重要性について理解した。
現代社会をにリーダーとして生き抜いていくための心構え的なことが語られている。
元政治家かつ弁護士ならではの主張には腑に落ちるところが随所にあった。

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2021年11月12日

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ネタバレ

日本の国民は教育をきちんと教育を受けているから頭がいい。
だからこそ、物事を進めると『絶対的な正解がわからない問題』が必ず出てくる。
そんなときに決断を下さなければいけないのがリーダーという存在である。

特に決断をする時には「手続的正義」を大事にすると、決定事項への反対派の人にも納得してもらいやすい。正解かどうかではなく、プロセスを重視する。
例)賛成、反対どちらの意見も言わせるだけ言わせる。ただし、議論後に決定した事項については必ず従ってもらう。

決断の三原則には必ず従う
・立場、意見の異なる人に主張の機会を与える
・期限を決める
・判断権者はいずれの主張の当事者にも加わらない

上司の説得について
自分の意見の根拠をまとめた「実体的正義」だけを主張されると上司は決断をしにくい。逆に、反対意見派の人を連れてきて上司の目の前で論争をすると、お互いの主張のメリットとデメリットが分かりやすいので判断を下しやすい

案を出す時は3つ出す。両極端な案と中間案。

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2021年08月20日

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