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Posted by ブクログ
自分の中でぶれない軸を持ち、ルールを自分にも相手にも厳密に適用してものごとを判断していくと、正解に近づくことができる。著者がこの本で語り掛けたいことは、つきつめればこの一文に表されるのではないかと思います。
価値観が多様化し、自分の考えと異なる相手と交渉や仕事をしていくことが当たり前になる中で、この本で説明されている「フェアの思考」は、自分の主張を聞いてもらいそれを実行に移していくために非常に重要な概念であると思いました。
フェアであることに関し、著者は下記の4つを上げています。
○自分が主張することは、相手にも同じ主張を認める。
○自分がやってきたことは、相手にも同じことをすることを認める。
○相手を批判するなら、同じ理由で自分も批判されることを認める。
○自分が批判されたくないなら、相手を同じ理由で批判しない。
実際問題として「フェアの思考」を実践するのは簡単ではありません。これに照らして考えた場合、自分が何かしらの代償を払わざるを得ないケースが必ず出てくるからです。
それでも、相手と自分を公平・平等に扱うからこそ、人は自分の意見に耳を傾けてもらえるのだと思います。
また、他にも「相手の立場からものを見る」「自分の軸をしっかり持つ」「ダブルスタンダードに陥らない」など、結論を出し、それを実行する上で非常に大事なことが言語化されています。
著者のこういった「考え方」の本には、私も書籍を通して影響を受けてきました。特にPHP新書で「交渉力」「決断力」「実行力」の3部作が出ていますが、興味を持った方は併せて読んでみることをお勧めしたいと思います。
Posted by ブクログ
弁護士タレントとしてお茶の間の人気に成った後、大阪府知事、大阪市長を経て、最近はバラエティ番組のコメンテーターとしてマスメディアを通して様々な意見を発し、時にSNSを賑わしている橋下徹さん著の「思考法」について熱く語られている一冊。凄く簡単に解説すると、交渉に於いては「お前が言うな!」って反論されない様、ありとあらゆる方向に思考を巡らせて論理を組み立て、御互いの妥協点を探っていくって感じ。粗粗同意出来るんですが、所々、「ん?それは違うのでは?」って感じた箇所がありました。ただ、100%意見が合う事は無いのでそれはそれで全く問題無いです。兎に角、「フェア」に思考する事ですね♪
Posted by ブクログ
<本のタイトル>
最強の思考法 フェアに考えればあらゆる問題は解決する
<本の紹介>
橋下弁護士の本です。他にも姉妹本が数冊出ています。(交渉力/実行力/決断力等)
本書は物事をフェアに考えてこそ、交渉事でwin-winな結果を導けると述べており、
例えば最近のウクライナ問題、安倍元首相の国葬、コロナ対応をフェアに考えると
どうなるか、実例を交えて分かりやすく解説していく流れの構成となっています。
<感想・気づき>
実例として取り上げているテーマはそもそも難しいものが多いです。
上記で上げた以外にも、国際秩序問題/日韓の関係性問題/大阪市の政治の話.etcなどが出てきます。
時事問題として多少勉強にはなるものの、よくわからんのは多少読み飛ばしながら読んだ感じです。
ただ本書を通して言いたいことはおおむね一貫しており、下記のような内容が心に残りました。
・価値観の違いは埋められないから、価値観で対立してしまうと一生解決しない。相手の立場で考えること。
・相手のことを非難するなら、自分が同じことで非難されても文句を言ってはいけない
自分が正しいと正当化するなら、相手が正しいと正当化する主張についてもいったんは認めるべし
・全員賛成もしくは全員反対で一致することはあり得ないので、プロセスを踏んで「マシなほうを選ぶ」のがベター
・ルールは作るんなら強者も弱者も言い訳せずに守るべし。例外を作ってはいけない。
でも運用にそぐわないルールであれば、ルールが適切でないことを認め、ルールを見直すのがあるべき姿である。
そもそもそのルールはもともと何の目的で作られたのかを立ち返ることも重要。
・自分なりの思考や軸を持つことで、正解のない問いに対しても、自分なりの解決策を日々考えるよう心掛けるべし。
・何かを成し遂げたければ何かを失うことを覚悟すること(優先順位付けの話です)
橋下さんは弁護士業務やコメンテータや政治家だったり、我々とは仕事の種類は異なりますが、
本書で述べられていることは我々の普段の仕事にも通ずるものがあると感じました。
簡単ではないですが、自分にも相手にもフェアな関係性を保ち、お互いに協力しながら成長していきたいと思いました。
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