町山智浩のレビュー一覧

  • 99%対1% アメリカ格差ウォーズ

    Posted by ブクログ

    アメリカの政治の勉強にはなったけど、似たような記事ばかりで、共和党は金持ちさえよければという、クレージーな政策でオバマが率いる民主党はまともだという論調に終始している。まあ普通にオバマの政策は正気には見えるけど、もうちょっと民主党のネガとかあればみたかったなあ。いずれにしろ、世の中の問題はいいか悪いかの二極で単純に割り切れない問題の方が多いはずなのに、政治が、もしくはメディアが二極化を促しているのかアメリカ民衆が単純な思考になっているのか、この本が分かりやすくそういった論調に整理したのか、なんだかアホっぽくみえる。

    0
    2014年07月20日
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)

    Posted by ブクログ

    ただの安っぽいゴシップ系かと、期待ゼロで読み始めたが、めちゃくちゃ面白かった。人選のチョイスや表現もしかり、彼女たちの下にも上にも振れる振れ幅がでかすぎる。 彼女たちのresilientな力、はい上がる力や勇気は同じ人間として見習いたいと素直に感じた。

    0
    2014年07月16日
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)

    Posted by ブクログ

    久々に小説以外の本を読んだ気が。
    失礼ながら全然存じ上げない人ばかりだったのですが、どの人もパワフル!
    一人当たりの情報量が少ない感じなので、気になった人の事は別途違う本とかで読んだ方がいいかも。
    女って強いね!!

    0
    2014年07月03日
  • 教科書に載ってないUSA語録

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代の俗語を通してアメリカの政治時事問題やゴシップまで色々を読み解くといった感じ。

    sagging= たるませる= 日本で言うところの腰パン あれはアメリカの囚人が自殺しないようにベルトを与えられずズボンが下がってる様子をチンピラがそのままやってるファッションらしい。これを伝えたら日本の若者もあの履き方止めるんじゃないだろうか。
    俗語なので覚えてもあまり英会話に使えないどころか、口にしちゃいけない語も入ってると筆者は言っています。
    が、やっぱり町山さんの文面白いし読みやすい。
    数年前の本なので少々情報が古い感じなので今年出た最新版が読みたいな!

    0
    2014年06月18日
  • 教科書に載ってないUSA語録

    Posted by ブクログ

    ボリュームたっぷり。TMIってまさにイマドキ。
    ウディ・アレンとミア・ファローの息子の件、ちょっと前に最新情報をラジオで話されてたような…新刊に載ってるかな。
    自分の米国情報は町山さんほぼ発信のもの。それでええのんか…とにかく異国の話はなんでもおもろい。

    0
    2014年06月04日
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)

    Posted by ブクログ

    ジョディ・フォスターやメリッサ・マイヤー、ホープ・ソロなど何人かは知っていたが、ほとんどは知らない助成ばかりだった。しかし、米国の女性のタフさはすごい!

    0
    2014年06月02日
  • 教科書に載ってないUSA語録

    Posted by ブクログ

    最近出た第2集を読む前にこちらを購入。
    ケッサク。
    英語の勉強というより、USAの社会勉強になる。
    2009~2012年に週刊文春に掲載されたものなので、時事ネタとしてはさすがに古くなっているけど、懐かし面白い。
    トホホな話がほとんどだけど、逆にこの大国に親しみを持つ。
    ちょっとお下品な話題もOKな人向け。
    電車の中で読んではいけません。(笑ってしまうから)

    0
    2014年05月24日
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

    Posted by ブクログ

    「世界の警察」と言われるアメリカ、内実はかなりヤバい国じゃないかこれ…と思わされる話がいっぱい。6歳の子に向かって「ハリー・ポッターは悪魔の手先だ!」と恫喝、キリスト教原理主義者へ洗脳するキャンプ、ゲイへのひどい差別やサブプライムローンのばかげた貸付の顛末など、もういろいろあります。基本的にはクスッと笑えるトーンで書いてあるけれど、ちょっと心の底がひんやりするような。しかし乳児向け番組の男キャラクターが紫色で女性用のバッグを持っているというだけで「ゲイのキャラクターを出して乳児をゲイに洗脳する陰謀だ!」と騒ぐ人に対し、著者の「お前はやおいの腐女子か?」というツッコミにはとっても笑いました。

    0
    2014年04月11日
  • 結婚失格

    Posted by ブクログ

    書評と言いながら書評をあまりしていない。

    離婚という場面に遭遇した男の苦痛の姿がリアルに描かれている。
    不条理さにもがく姿は、解説で、幼稚だと痛烈に批判されるてるけど、そういう風に考えてもがいてしまう時期はすごくあると思う。

    法律家たちの冷たい姿もおもしろい。
    たしかに法律家の対応って理不尽なところあるよなー
    そうなっちゃうのは、仕方ないとこもあるんだけど。


    「とにかくだれかに好かれるのは幸せなことだ、それだけはたしかだ」

    「そのことを忘れるために今はただ小さいことにくよくよしたい」

    0
    2014年02月03日
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判

    Posted by ブクログ

    映画に詳しいわけではないので、けっこう、有名どころしか見てないです。
    でも、知らなくても楽しめる。

    ものすごい知識のある人のおもしろい蘊蓄っていうのは、いいですね。
    多分、映画見てるよりもおもしろいかも。

    0
    2013年10月16日
  • 教科書に載ってないUSA語録

    Posted by ブクログ

    著者は米国在住のコラム二スト。現地で流行ってたり話題になったりしている単語や一文を題材に米国社会について語っています。日本では報道されないここ数年の向こうの空気みたいなものがわりと生々しく伝わってきます。一話数ページの短いコラム。電車で読むのに丁度良かった。

    0
    2013年09月06日
  • 結婚失格

    Posted by ブクログ

    一冊を通して、様々な視点から著者の人柄を見つけることの出来る本。
    そのことが本人は意図してなさそうに見えるのも面白い。

    辛辣な解説も見もの。個人的には全面的に感情移入して読んでいたので、なんだか覆されてしまったような読後感。著者を見る目が、ひいては自分自身を見る目が変わることにもなるような印象を受けた。
    それを踏まえてどちら側に立つか、これがこの本を味わうのに必要なことかも知れない。

    0
    2013年06月21日
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界最強最大の国家 みんなのリーダーアンクル・サム!そうアメリカってどんな国なんだろう?そこに暮らすアメリカ人ってどんな人達なんだろう?いや、結構みんなバカだよ?国もグダグダだよ?的な話をなんだかアメリカに住んでる日本人が説明している一冊。

    面白かった。多少話半分のところもあるんじゃねぇかなぁとか思いながら、でも概ねアメリカって、アメリカ人ってこんな感じなのかなぁとか思いながら読んだ。

    キリスト教原理主義ってホントにアメリカでこんな感じなのかよとか、共和党ってこえぇなぁとか、マケインってガッツのある男だぜとか、DCマダムの自殺とかもう完全にアレじゃん!とか、勉強になると言うよりは、アメリカ

    0
    2013年06月04日
  • オバマ・ショック

    Posted by ブクログ

    オバマ半分アメリカ史半分。むしろオバマに至るまでのアメリカ史の方が面白い。
    共和党民主党保守リベラルネオコン新左翼。WASPアングリカン福音派フェデラリストリパブリカン。レーガンルーズベルトニクソンブッシュ。
    自分の中でこのへんはどうもごっちゃになっていて、本書を読んでもそれが解決されることはないのだが、それぞれの陣営がどのように政治に影響してきたのか、各論は十分楽しめる。余論ではあるが、メディアが世論を形成した事象と動かせなかった事象の対比も面白い。ちゃんとアメリカ史を把握した後に再読したい一冊。

    0
    2018年10月20日
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

    Posted by ブクログ

    『ジーザス・キャンプ』の話はホントにひどいよ!宗教(キリスト教原理主義)が現代教育を否定し、洗脳しやすい人を作っている。すべての教育は洗脳だと思うんだけど、言葉の獲得が自分をどんどん客観化するんだけど、その言葉が何かによって意識的に取捨選択されてるなんてファシズムの一歩手前だよな・・・

    0
    2012年11月30日
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

    Posted by ブクログ

    アメリカ人には本気で日本と韓国と中国の区別がつかない人がいるんだろうな、と思わされます。「同じ言葉しゃべるんだよね」とアメリカ出張で聞かれたことあり

    0
    2012年11月28日
  • 教科書に載ってないUSA語録

    Posted by ブクログ

    確かにこういうことは日本にいるとあまり伝わってこない情報。
    町山氏のコラムは相変わらず面白い。絵も秀逸。

    0
    2012年10月24日
  • ベスト・オブ・映画欠席裁判

    Posted by ブクログ

    ある程度映画を知っていれば、おもしろいです。下ネタに耐性が必要ですけど。なんというか、テレビ東京 午後のロードショーで放映されるような作品まで言及するのは、すごいです。難を言えば、さくいんを入れて欲しかったです。メインだけじゃなくて、派生的に扱った作品もレファレンスとして引けると楽しめると思うので。

    0
    2012年10月08日
  • オバマ・ショック

    Posted by ブクログ

    オバマ大統領が誕生したばかりの頃の話。二ヶ月後に大統領選投票日を控え、オバマ大統領が何を成し得、有権者は彼をいかに評価したか、行方が気になる。

    0
    2012年10月01日
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

    Posted by ブクログ

    地獄アメリカその二。ブッシュ二期目の暗黒時代のレポ。ゴシップネタ以上に政治経済の話をバッチリ書き込んである。こんな国に追蹤している日本はマジでヤバイぞという気にさせられる。

    0
    2012年08月16日