町山智浩のレビュー一覧

  • 実況中継 トランプのアメリカ征服 言霊USA2017
    町山智浩のトランプが大統領になる直前から就任する頃の、アメリカからのレポート。まさかトランプにならないだろ、いやなっちゃったよ、という時間経過がリアルに分かって面白い。トランプに限らず、アメリカの今をレポートしている。●ツェッペリンがパクリの常習という話はけっこうショックだった。●指先の少量の血液で...続きを読む
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    映画の奥深さを感じさせる一冊。

    この方の知識は、映画界にとどまらない。
    味わい尽くしたいと思ったら、映画の世界だけに目を向けていても
    だめだろう。歴史、文化、言語など知っていれば深く感じ取ることができる。
    作品を知るよりも先に、自分をも知る必要があるだろう。

    何より映画を楽しみたいという希求する...続きを読む
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    映画と本、っていうよりも、映画の隠れた名セリフ、っていう感じかな。こういう小ネタ系、好きだよ。インディペンデンスデイの「我々は穏やかに夜の中に消えて行きはしない」の元ネタ、初めて知った。
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    様々な映画を引き合いに、差別と隠蔽に満ちたアメリカ史をさくっと解説する。
    「国民の創生」のような事実の塗替えによる隠蔽もあれば、告発もある。
    人種のサラダボールに保革、階層間の政治的な思惑が裏で揺らめく複雑な国アメリカへようこそ
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    思想的にアブナイ映画の紹介。
    アメリカの歴史的背景が判らないと理解出来ない話が多い。インディアンくらいなら判るけど。
    「國民の創生」は見たことも無いけど名作だとの認識は有る。「バックトゥザ・フューチャー」まで歴史を歪曲していると言う。
    難しいね。ところで私が若い頃は歴代映画の一位になっていた「天井桟...続きを読む
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
     きわめて若いメディアである「映画」は、第八芸術と呼ばれている。20世紀初頭から現代に至る米映画の歩みを振り返れば、期せずしてアメリカ精神史が見えてくる。
     明るく軽い映画が主流の米映画界にあって、伏流水のように暗く重い映画が製作され続けていた。
     教科書的名作「國民の創生」から最近作「バック・トゥ...続きを読む
  • 実況中継 トランプのアメリカ征服 言霊USA2017
    ゴシップネタだなあと思いつつもついつい読んでしまう。アメリカ絡みでちょいちょい知らなかったや裏事情に「へー、そうなんだー」とつぶやきながら読む。
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    必ずしも本と関係ある映画ばかりではなかったのだが(歌詞からの引用とか)、雑誌での連載時タイトル『映画と台詞』で納得。このタイトルのままで良いのでは。
  • 実況中継 トランプのアメリカ征服 言霊USA2017
    まさかのまさかが起きてしまったアメリカについて綴った作品。あれ?自由の国ってこんな自由なの?これからどうなるんだろうってゆう不安になります。
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    あの映画にはこんな意味が隠されていた。

    セリフや描写の背景を説明しながら
    作品に奥行きを与えていく。

    本棚を見れば、その人がわかる。
  • さらば白人国家アメリカ
    ノリツッコミが面白い。アメリカの近代政治史が分かりやすく書いてある。
    ★白人人口が減り続けている。1980年には人口の8割いたが2043年には全人口の半数を切る。
    ★上院議員より大きな力を持つ「ヘリテージ財団とハドソン研究所」
    ★最高裁判事は終身で大統領でも更迭することができない。誰かが死ぬか引退し...続きを読む
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    前日読んだ『お父さんがキモい理由を説明するね』で、自分の経験した"後悔"についてとことん話し合うことが、相手を愛している表現になっているってのは深いと感じたのだが、全く趣旨の違うこの本で、まさに言わんとすることが同じだ!と感じたのが下記↓

    (『國民の創生』における映画に優れた演出の確立とその内容へ...続きを読む
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く (岩波新書)を読んだばかりであり、映画の世界にも、いろいろな思い入れのもとに、熱狂的な支持を得た映画にも、直視できない問題をかかえていることがあるなあと思いました。
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    國民の創生。
    空軍力による勝利。
    バック・トゥ・ザ・フューチャー/フォレストガンプ。

    この3つの章だけ読めばいいかな。
    アメリカの黒人差別問題は根強く今も残っていると言うところが映画に出ていると言う視点が面白い。
    ただ、ちょっとその話が続くので食傷気味になったというのが正直なところ。

    でも。ディ...続きを読む
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    読み終わったあと必ず映画を観に行きたくなりますね。
    ダイジェスト版みたいな感じの文章でしたが興味を持つには充分でした。
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    毎度のことながら、知識・情報たっぷりの町山氏の映画関連本。早速、何本かピックアップしたので、見直してみたいと思っています。
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    エッセーかな?
    映画もその作品だけで鑑賞してもよいようにできてるし、そういう見方もあると思うけれども、知っているとより面白く見られる、ということが多々あると思います。そういうことを教えてもらえる。10代の少年が「学校の勉強なんて役に立たない」と受験前によく言いますが、知識にしろ知恵にしろ、持っている...続きを読む
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    コアな映画の評論が多い著者だが、この本は比較的最近の作品に焦点をあてていて、なおかつ本との意外な関係を軸に選ばれているので文学的な香りのする作品が多く読み易かった。
    パトリシシア・ハイスミス(同性愛者)も初めて知ったし。原作の映画”キャロル”観てみたい。
    アメリカが産んだ偉大な詩人”ホイットマン”も...続きを読む
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    アメリカが人種差別の国であることを知らない日本人は多い。いい加減に自由で平等な国だという幻想は捨てるべき。映画を通してアメリカの闇に光を当てた良書。
  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    2017/1/21 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2018/5/24〜5/25

    町山さんの映画と本を結びつけた評論。こういう背景を知って観ると映画の楽しみがもっと深まるんだろうなぁ。