町山智浩のレビュー一覧

  • 映画と本の意外な関係!(インターナショナル新書)
    おもしろかった。見たい映画と読みたい本がまたまた増えた。わたしは映画をいつもただ漫然と、おもしろいとかおもしろくないとか見ているだけだけど、町山氏のようにちゃんと調べたりすればもっとずっと深く見られるのだろうな、と。関係なさそうな映画も本でつながっていたりとか。
    けっこう英米詩の話が多かった印象で、...続きを読む
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    アメリカの根深い差別などの「闇」の部分が描かれた映画の紹介。まったく知らない古い映画がほとんどで、その映画自体についてはおもしろそうとは思わなかったし、ちょっと難しい部分もあったけど、アメリカの暗い歴史について興味深く読んだ。はじめて知るようなことばかり。とくに、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「...続きを読む
  • さらば白人国家アメリカ
    町山智浩のアメリカ政治コラム集の最新版。主役はもちろんトランプ氏。共和党の凋落は共和党支持者の9割にのぼる白人高齢者の人口減によるもので、共和党でもなんでもない外様トランプが、共和党の綱領に反する政策をぶちあげ、移民への怨嗟をあおって喝采をあび、共和党主流派の他の候補者を駆逐して大統領選の候補になる...続きを読む
  • 99%対1% アメリカ格差ウォーズ
    町山智浩さんによるコラム集。本書は2011年前後のオバマ再選あたりの話になります。

    2011年といえば日本では東日本大震災でてんやわんやだった時。その間アメリカでは大統領選でてんやわんやだったんですね。

    アメリカ=素晴らしい国という意識が強い我々日本人にとってこのコラム集は衝撃が強いと思います。...続きを読む
  • 99%対1% アメリカ格差ウォーズ
    2016/3/21 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2017/5/29〜6/1

    2009年のオバマ大統領の就任から2012年の夏までにアメリカの政界で起こった出来事を、町山さんらしい視点で語った本。クーリエ・ジャポンに連載されていたらしい。現在、トランプ大統領がトンデモナイ、と言われているが、...続きを読む
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
    トランプが本当に大統領になるやも知れない現在、俄然この本に書かれていることが誇張でも何でもなく思える。笑い事じゃない。
  • 結婚失格
    本当に率直で赤裸々。枡野さんは純粋だが、相手の気持ちを想像するのは下手なんだろう。
    解説は納得できる部分もあった(速水の送ったメールはありえない。あれは離婚もしたくなるだろう。)が、それでも香もかなりひどいように思った。あとフィクションみたいだけど、女性弁護士が腹立つ。
    収録された短歌は心の透明さが...続きを読む
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    アメリカも日本と同じく元々は女性は虐げられてたんだね。それがあっての今なんだけど、日本で女性が活躍するのはまだ先の話なんだろうね…
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    電子書籍で読みました。(なぜか電子書籍版が出てこない)
    ひとりにつき1、2ページなのでさくさくと読めておもしろかった。説明がとてもわかりやすいので、同時にアメリカの今のリアルな社会状況とか政治についてもおおまかに把握できる感じもしてよかった。
    1、2ページって本当にあっというまで、もっとこの人につい...続きを読む
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    さらっと読めて元気出て、コスパいい本だなぁ、笑。

    また頑張ってみようって思えるのは、筆者がスーパーウーマンたちの人間味をうまく伝えてくれてるからだと思う。それにしてもアメリカ社会ってタフだ。自由だけど、とても過酷。
  • アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
    アメリカの抱える国内外の問題を判り易く解説している本です。アメリカに住んだ経験がある人は、この本の内容について共感できるのではないかと思います。それ以外の人も、アメリカに対する誤った肯定的考えを見直せる本です。
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    面白くてすぐに読める。
    アメリカ社会の底辺から力強く立ち上がり、社会で注目されたり、活躍したりしている女性達の話が多くチョイスされている。ドラマチック。
    しかし、同時にアメリカ社会の過酷さも感じる。
    先進国ほど女性登用が進んでいるということを気にしてかどうか、安倍さんの改造内閣で女性閣僚が5人になっ...続きを読む
  • 教科書に載ってないUSA語録
    読むとちょっと頭がよくなった気がする。ほんとうにアメリカ人って自分勝手でだまされやすいの?って思ってしまう。
  • 99%対1% アメリカ格差ウォーズ
    わかってるつもりだったけど、全然わかってなかったアメリカのこと。
    安易にアメリカのマネをしていては、うすら寒い戦慄の現実がやってくることを教えてくれる。
  • 結婚失格
    「あるきかたがただしくない」と違って、離婚後のことが著者の心情も含め、小説という形を取ってはいるが詳細に書いてある。書評がとってつけた感があって白々しいが案外読んでみたくなった。裁判所によって身に覚えのないDV夫と見なされ、月一回という裁定が決められるところは詳細でよい。
  • 99%対1% アメリカ格差ウォーズ
    アメリカの政治の勉強にはなったけど、似たような記事ばかりで、共和党は金持ちさえよければという、クレージーな政策でオバマが率いる民主党はまともだという論調に終始している。まあ普通にオバマの政策は正気には見えるけど、もうちょっと民主党のネガとかあればみたかったなあ。いずれにしろ、世の中の問題はいいか悪い...続きを読む
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    ただの安っぽいゴシップ系かと、期待ゼロで読み始めたが、めちゃくちゃ面白かった。人選のチョイスや表現もしかり、彼女たちの下にも上にも振れる振れ幅がでかすぎる。 彼女たちのresilientな力、はい上がる力や勇気は同じ人間として見習いたいと素直に感じた。
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    久々に小説以外の本を読んだ気が。
    失礼ながら全然存じ上げない人ばかりだったのですが、どの人もパワフル!
    一人当たりの情報量が少ない感じなので、気になった人の事は別途違う本とかで読んだ方がいいかも。
    女って強いね!!
  • 教科書に載ってないUSA語録
    時代の俗語を通してアメリカの政治時事問題やゴシップまで色々を読み解くといった感じ。

    sagging= たるませる= 日本で言うところの腰パン あれはアメリカの囚人が自殺しないようにベルトを与えられずズボンが下がってる様子をチンピラがそのままやってるファッションらしい。これを伝えたら日本の若者...続きを読む
  • 教科書に載ってないUSA語録
    ボリュームたっぷり。TMIってまさにイマドキ。
    ウディ・アレンとミア・ファローの息子の件、ちょっと前に最新情報をラジオで話されてたような…新刊に載ってるかな。
    自分の米国情報は町山さんほぼ発信のもの。それでええのんか…とにかく異国の話はなんでもおもろい。