町山智浩のレビュー一覧

  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    【before】この本を読む前の私は、アメリカで活躍している女性たちの存在についてほとんど知りませんでした。

    【気づき】この本を読んで私は、女性だからといって遠慮する必要はないことに気づきました。

    【TODO】登場人物はどなたも興味深かったので、今後もっと深く検索していこうと思います。
  • 町山智浩のアメリカスーパーヒーロー映画 徹底解剖
    アメリカ在住の映画評論家である著者が近年のアメコミスーパーヒーロー映画を解説した一冊。作品それ自体の出来や価値を論ずる評論・批評というよりは「この映画には現実世界でのこういう時代背景・社会背景があって〜」という解説が中心。第1章と終章に分けて語られるジェームズ・ガン監督論は時期的にもタイムリー。個人...続きを読む
  • 「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
    町山さんの本は時折垣間見える感情を抑えきれない文が好きなのですが、本作はそれが顕著だと思いました。それはやりきれない社会への思いの表れなのでしょう。中でも「天気の子」の章は、自分が感じていた印象と大分異なっていたので、改めて観たくなりました。
  • 引き裂かれるアメリカ 銃、中絶、選挙、政教分離、最高裁の暴走
    ほんとに今のアメリカを知った気分。
    って大丈夫か、アメリカ。
    またトランプが返り咲いた日にゃあ、もっともっとひどいことになるんじゃないか。
    中絶禁止法案が通ったことも耳を疑ったけど、
    最高裁判事が9人中6人が厳格なカトリック信者だったっていうからね。共和党の大統領が指名したっていうからもうそっからこ...続きを読む
  • 引き裂かれるアメリカ 銃、中絶、選挙、政教分離、最高裁の暴走
    陰謀論やディープステート等の背景や、プロパガンダの実態等を、関連する映画の紹介も交えて楽しく学ぶ事ができました
  • 「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
    扱われる13作品中、10作は観たことがあった。
    どこの国でも格差が拡がっていて、ストライキなんて起きない日本は特に労働者が軽視されて資本家や経営者のやりたい放題なんだなと感じた。
  • 「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
    このシリーズ、やっぱり面白い。観る前に読むような本ではなく(多くはしっかりネタバレしている)、観た後に読んだならば、さまざま発見と新しい視点を貰えるだろう。

    今回は13作品のうち9作品は公開時に鑑賞済み。私はそれなりに深読みしていたつもりだったのだが、映画のバックグラウンドの知識が全然不足していた...続きを読む
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    一日で全部読み切った。町山さんのこういう観点での映画評論は歯切れが良過ぎて、ちょっと危うい感じもするんだけど、やっぱり面白い。
  • 「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
    いつもマニアックすぎて未視聴の映画がおおいんだけど、今回は
    ・パラサイト半地下の家族
    ・ジョーカー
    ・ノマランド
    ・家族を想うとき
    ・万引き家族
    ・天気の子
    とこんなにあったので見応えもばっちし。
    この解説書を読んでからも一回観たくなるわ。
    「万引き家族」のあの浜辺のシーンの樹木希林の口の動きの”あ...続きを読む
  • アメリカ人の4人に1人はトランプが大統領だと信じている
    トランプが最後の悪あがきで見せたドタバタ劇は
    バカすぎて、おもしろかった。
    でも、もし、奴が当選してたら
    今頃は、まったく、笑えていないよね。
  • 「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
    町山さんの解説は謎解きミステリーと同じだ。
    ジョーカーや万引き家族、パラサイト、ノマドランドといったアカデミー賞受賞作の謎を解いてくれる爽快感。
    ケンローチ監督の、ストレートな格差への怒りがどのように映画に結実されているか、よくわかる。
    この本で紹介されている映画でまだ見ていないものも、謎解きの謎を...続きを読む
  • トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告
     2020年9月刊行。トランプ大統領の再選が危惧されている。
     思い起こせば、2016年の大統領選で、著者はヒラリー・クリントンが勝つと断言していたものである。アメリカ通の町山智浩にして予測を外す。
     返す刀で日本の政界も筆誅されている。その点、澤井健のイラストも容赦ない。馬齢を加えてから、似顔絵を...続きを読む
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    「anan」に連載していた女性についてのエッセイを纏めた本。

    55人の日本ではあまり知られていない女性を紹介していて、TV司会者とかアメリカではすごく有名な人が多いよう。そのあたりはバークレーで暮らしている町山さんならではでしょう。

    さらっと面白い部分を凝縮して書いているので、軽く読めるし面白い...続きを読む
  • トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告
    大統領選、コロナ、BLACK LIVES MATTER。著者の最新底抜けアメリカレポートシリーズの新作。トランプ大統領のツィートの酷さは、日本では考えられないほどだが、反面で「物を言う」マスコミや芸能人も多いのが立派。アメリカの底抜けぶりよりも、かえって日本の言論文化の貧相ぶりに落胆する。
  • 映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2(インターナショナル新書)
    相変わらずわたしの映画の入り口に立ってくれる著者。
    映画に詳しくなく、そんなに興味もないひとでも楽しく読めると思うし、映画を見返したくなる。
  • 映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2(インターナショナル新書)

    『Twin Peaks』と『聖なる鹿殺し』のみ未視聴でしたが、楽しく読めました。いわゆるネタバレ的な内容に踏み込んだ形で書かれていることが大半ですが、映画の全てがオチや結末で語られるものでもないと思いますし、そこに隠された意図や意味を紐解く役割も持つ本書。

    現代はネットの記事も優れたものが多く、...続きを読む
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    最初は面白く、ぐんぐん読んでいたが後半ダレテきた。著者、内容というより題材の時代背景を知らないのでのめり込めなかったのかもしれない。しかし映像、メディアの恐ろしさを再度認識した。『バック トゥー ザ フューチャー』『フォレスト ガンプ』の解析には驚き! 「フォレスト ガンプ』を見た時の違和感の原因...続きを読む
  • 町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編
    時代劇というと、かなり昔の映画、というぼんやりしたイメージになりがちでした。しかし作った時期の時代背景、作り手のバックグラウンドを知ることで身近な存在になりました。
  • 最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで(集英社インターナショナル)
    アメリカという国は黎明期から深刻な問題を抱えているけれど、戦争はもちろんカルチャー面でも激動の歴史の連続だったのだなと知った。
    映画を手掛かりにアメリカ史が簡潔に書かれているのでわかりやすい。
    撮り手が語っているのを抜き出しての町山氏の考察も、こんな見方もあるんだなと新しい発見だった。
  • アメリカ炎上通信 言霊USA XXL
    ちゃんと読み込めば今のアメリカの現状が(政治も含めて)
    すごくわかるんだろな。きっと。
    この本の通りだとすると、ほんとトランプはめちゃくちゃ。
    自分に都合がわるい側近はどんどん解雇し、民間人を殺戮した軍人たちは特赦し、自分の発言には責任を持たず言い逃ればかり、セクハラ、ヘイトスピーチは日常茶飯事。
    ...続きを読む