「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
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「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)

891円 (税込)

4pt

4.2

お待ちかね、「最前線の映画」シリーズ第3弾! 『天気の子』はなぜ雨を止めなかったのか? 『ジョーカー』はなぜ、チャーリー・チャップリンを観るのか? 『ノマドランド』の街はなぜ消えたのか? どうして『万引き家族』では「スイミー」が語られるのか?……近年のヒット映画の中に作り手たちが込めた「暗号」を町山智浩が鮮やかに解き明かす。

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「最前線の映画」を読む のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書)
    748円 (税込)
    映画を観れば「世界の今」が分かる! アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国の「最前線の映画」を当代一の評論家が鋭く解剖。なにげないシーンやしぐさに秘められた監督の意図、ちょっとした台詞の中に隠された過去の名作・傑作の引用などを次々に読み解いていく――。「町山映画塾」、ますます絶好調!
  • 映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2(インターナショナル新書)
    814円 (税込)
    「映画は、何も知らずに観ても面白い。でも、知ってから観ると100倍面白い。観てから知っても100倍面白い!」(町山智浩)お待たせしました! 大好評『「最前線の映画」を読む』第2弾がいよいよリリースです。 今回も、町山智浩氏ならではの「深掘り映画レビュー」が炸裂! 【本書で採り上げられている映画たち】『シェイプ・オブ・ウォーター』──「アザーズ」たちへの捧げ物/『スリー・ビルボード』──善人はなかなかいない/『パターソン』──芸術とは誰のためのものなのか?/『ファントム・スレッド』──「僕の映画はどれも自分自身の個人的な話だよ」/『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』──「これはメタファーなんだ」/『君の名前で僕を呼んで』──なぜ監督は、蠅が飛び回るシーンを撮ったのか/『ラブレス』──ズビャギンツェフの愛なきロシア/『アンダー・ザ・シルバーレイク』──ハリウッドへの扉を開く「鍵」とは/『ROMA/ローマ』──大いなる「贖罪」の物語/『マザー!』──アロノフスキーが映画を撮り続ける「動機」/『魂のゆくえ』──「絶望はうぬぼれだ」/『ツイン・ピークス シーズン3 The Return』──遅さ、夢、ノイズ、夜道、電気、機械、絶叫
  • 「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く(インターナショナル新書)
    891円 (税込)
    お待ちかね、「最前線の映画」シリーズ第3弾! 『天気の子』はなぜ雨を止めなかったのか? 『ジョーカー』はなぜ、チャーリー・チャップリンを観るのか? 『ノマドランド』の街はなぜ消えたのか? どうして『万引き家族』では「スイミー」が語られるのか?……近年のヒット映画の中に作り手たちが込めた「暗号」を町山智浩が鮮やかに解き明かす。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アカデミー受賞作品「パラサイト」「ジョー
    カー」、パルムドール受賞作品「万引き家族」

    これらの映画は製作された国は異なりますが、
    ある共通点があります。

    格差社会をリアルに描いているのです。

    日本でも最近問題になっている格差社会は、
    世界中で発生し、やはり問題となっています。

    「我々はみんな

    0
    2023年01月19日

    Posted by ブクログ

    今の御時世、フィクションに対し「何を描かんとしているか」ではなく「自分の善悪基準に則っているか」でモノ申す人間があふれている。そんな社会に対し、敢えて鋭く挑戦的な問いかけを行った映画たちを取り上げている。『パラサイト/半地下の家族』『ジョーカー』『万引き家族』『天気の子』などの話題作は、話題になるだ

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    シリーズの中で今作は今までにないほど激しい意志を感じる。リアルタイムの問題提起だからということもあるが、アカデミー賞をはじめとして全世界的な映画界の潮流が資本主義の矛盾について語りだしているということが、かなりの危機感を持って重く受け止めなければならないのだろう。
    「天気の子」で極まったまるで慟哭し

    0
    2021年12月08日

    Posted by ブクログ

    町山さんの本は時折垣間見える感情を抑えきれない文が好きなのですが、本作はそれが顕著だと思いました。それはやりきれない社会への思いの表れなのでしょう。中でも「天気の子」の章は、自分が感じていた印象と大分異なっていたので、改めて観たくなりました。

    0
    2023年05月02日

    Posted by ブクログ

    扱われる13作品中、10作は観たことがあった。
    どこの国でも格差が拡がっていて、ストライキなんて起きない日本は特に労働者が軽視されて資本家や経営者のやりたい放題なんだなと感じた。

    0
    2023年01月22日

    Posted by ブクログ

    このシリーズ、やっぱり面白い。観る前に読むような本ではなく(多くはしっかりネタバレしている)、観た後に読んだならば、さまざま発見と新しい視点を貰えるだろう。

    今回は13作品のうち9作品は公開時に鑑賞済み。私はそれなりに深読みしていたつもりだったのだが、映画のバックグラウンドの知識が全然不足していた

    0
    2022年08月21日

    Posted by ブクログ

    町山さんの解説は謎解きミステリーと同じだ。
    ジョーカーや万引き家族、パラサイト、ノマドランドといったアカデミー賞受賞作の謎を解いてくれる爽快感。
    ケンローチ監督の、ストレートな格差への怒りがどのように映画に結実されているか、よくわかる。
    この本で紹介されている映画でまだ見ていないものも、謎解きの謎を

    0
    2021年10月22日

    Posted by ブクログ

    『ジョーカー』『パラサイトー半地下の家族』『万引き家族』など観た映画もけっこう入っていた。それぞれの映画の話だけでなく、その映画をとった監督のデビュー作あたりから話を始めて、その作品が撮られる背景、監督の思想まで説いてくれるので、興味深く読めた。タイトルの映画だけでなく、この監督の別の作品も観てみた

    0
    2022年03月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつもマニアックすぎて未視聴の映画がおおいんだけど、今回は
    ・パラサイト半地下の家族
    ・ジョーカー
    ・ノマランド
    ・家族を想うとき
    ・万引き家族
    ・天気の子
    とこんなにあったので見応えもばっちし。
    この解説書を読んでからも一回観たくなるわ。
    「万引き家族」のあの浜辺のシーンの樹木希林の口の動きの”あ

    0
    2022年02月06日

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